歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

築地川遊歩道 “時の移ろいに傾くベンチ”

2009年03月13日 | 土浦市の風景
昨日の続きです。

道路工事の直ぐ脇、小径を歩きます。

読経の声が聞こえてきます、朝のお務めにしては遅い時間です。


こんな処に、こんな小さなお寺がありました。“妙顕寺”と云えば、京都にある有名な日蓮宗のお寺です。


耳を澄ますと、女性の声です。参拝者の読経?住職の読経?


この小径は、最近整備されたのです。以前は、苔道、泥道、砂利道で他人の庭先に進入するようで、通りづらかったのです。

こんな風に整備されると、誰もが普通に歩きたくなります。


黒く塗られた波形トタン、錆び浮き出しています。木製の窓枠にガラス窓、窓には蔦が絡まり、長い年月開けられていない様子。補修のベニヤがとても痛いです。


この天狗の団扇のような葉っぱの木、何て云う名前だったか? 陽当たりの悪い便所の脇に植えてありました。

くねくね道です。


この道は、築地川だったのです。昭和30年代に埋められ、暗渠になっているようです。

地元「中川ヒューム管工業製」の“ヒューム管”に書かれています。一応、てっぺんはそれなりにモルタルで手を加えてあります。

暗渠と云いましたが、遊歩道の下はヒューム管が埋められているのでしょう。もしかして、この“遊歩道名表示管?”はその時の余りかも?

両側が開けてきました。陽当たりも良さそうです。駐車場脇の平屋の一軒家。懐かしい風景です。


カーテンが閉まっています、人は住んでないようです。この辺りが道路になるので、立ち退いたのでしょう。


こちらも、懐かしい。


家庭菜園?


棕櫚に、傾いたベンチに、セメント瓦にトタン外壁の民家。


このベンチ、横からの荷重をまったく考えていない構造です。


いゃ! これは、もしかして、時の移ろいとともに、ベンチも徐々に傾き、傾きで移ろいを表現した“アート”かも知れません。冗談です。

でも、しかし、周囲の風景と云い、しっかりアートになっています。

旧水戸街道が見えてきました。


前は浄真寺です。この辺りに新しい道路が出てくるようです。


測量をやっていました。間違いないです。


新しい道路が造られ、築地川遊歩道の風景は変わりそうです。


それでは、また来週。


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