歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

土浦 寂しく ”あれこれ”

2008年10月03日 | 土浦市の風景
本日も、土浦を漂います。

こちら、亀城公園脇の通りにある欄干です、川はありません。橋の名前は何故か、ふつう漢字表記と平仮名表記で一対になっています。


ここでは、平仮名と漢字で“お志ろはし”とあります。平仮名の“し”は“死”をイメージするからでしょうか。


昭和30年代のモダン建築と云った趣、懐かしさを誘うモダンな医院です。棕櫚が良く似合います。


“大先生”に“若先生”なんて呼ばれる、親子二代の先生が居るような・・・・・・そんな気がしてきました。


こちらは、目一杯ど派手な看板です。店名よりメニューです。お腹を空かしている時は、店の名前など見る人は居ません。


ラーメン、チャーハン、餃子、ニラレバ、肉野菜炒め、このデカ文字に引き寄せられます。腹に直接訴えかける看板です。

でも、しかし、腹が空いていない時に見る、この看板の色使いとデカ文字は、相当に、煩くて、不快いで、鬱陶しいです。


こちらは、通りを少し入った路地に面して、ひっそり佇む“削り節店”です。


鰹は堅い魚です。その堅い魚を乾燥してより堅くしたの削っています。それを商うのですから堅い商売です。その堅さが店の佇まいに現れています。

しかし、削り節一本で商売が成立するのが不思議です。世の中、インスタントの“風味調味料”の時代、他人事ながら心配してしまいます。

料亭とか昔からの“しっかりした”お得意さんが、沢山付いているのでしょう。質素に、堅実に、真面目に、一筋に、そう言うお店です。

“削り節”ですから、鰹節だけではなく、さば節、いわし節、あご節、何てものも扱っているのでしょう。用途により削り方もいろいろあるようです。

一度この店で、削り節を買ってみようと思います。


窓ガラスに貼られた、白いテープ? 紙? 年代を感じるモルタル外壁。空襲警報のサイレンが聞こえてきそうです。


狭い路地、低い軒、この先に“お肉屋さん”があり、いつも前を通り過ぎると、夫婦でコロッケの仕込みをしているのです。


形はかなり大雑把、二人で黙々と造るコロッケ、どんな味がするのでしょうか。そのうちいつか・・・・・・と、思いつつ、未だに味は確かめていません。

繁華街から外れて、“うらぶれた”雰囲気のお肉屋さん。風景として眺めるには良いのですが、何か、味も“うらぶれて”いるいるような、そんな気がして・・・・・・。

何か、何故か、寂しい操車場。


岸壁に係留されている浚渫船。寂しい風景です。


港は、何故か、やっぱり寂しいところなのでした。


これで、土浦の“あれこれ”を、寂しく終わります。


それでは、また来週。




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