一昨日の続きです。
“音無親水公園”の桜を覗き、
駅の方へ戻り“名主の滝公園”に向かいます。
オジサンは地べたに膝をつき、ベストショットを狙っています。写真を撮るのに夢中になっていると、肝心のレンズ越しではない、“生桜”を味わうことを忘れてしまいます。
奥に王子駅のホームが見えます。右手のビルに、あの“扇屋”が入っています。
ビルの入り口には屋台?
王子と云えば、“お稲荷さん”と“扇屋の玉子焼き”です。ここの玉子焼きは相当に甘いそうで、残念ですが“糖尿人”の私には食べられないのです。この日は何故か営業していませんでした。
“お稲荷さん・玉子焼き・扇屋”とくれば、これは、もう、落語“王子の狐”となる訳です。この話、珍しく人間の方が狐を瞞す、そんなストーリーとなっています。わたしが聞いたのは、志ん生の倅の10代目馬生でした。それにしても、志ん朝も馬生も短命でした。残念!
扇屋を調べたら、現在は料亭の方は店仕舞いして、この屋台だけの営業となっているそうで、この“雑居ビル”は“扇屋ビル”と云うそうです。これまで、ずっと、ずっと、このビルの何処かで、料亭扇屋は営業しているものと思っていました。
扇屋を後に、赤羽方面に向かって名主の滝公園を目指します。
5、6分歩くと、王子の狐の“お稲荷さん”です。
ミラーにわたしが映っています。
“王子稲荷神社”です。本日は二人連れです。神社への参拝は帰り道の予定となっています。
神社をちょっと過ぎた処に、お風呂屋さんです、大衆浴場です、銭湯です、湯屋です。懐かしいです。今は料金はいくらぐらい?
銭湯を通り過ぎ、名主の滝公園に到着。なかなかの門構え、なかなかの趣。
本日は、ここまで。
それでは、また。