暫くぶりの“女化道標問題”です。
前回取り上げたのは4月2日でした。
【4月2日の引用】
「ここで取り上げた問題点は、4月の文化財審議会で調査検討され、かなり、スッキリすると思います。
その文化財審議会ですが、公開が原則となっています。記録を見ると、過去の10回ほど開かれているのですが、一度も傍聴人は居ませんでした。
ここは、敢えて、時間のタップリある私が、始めての傍聴人に挑戦する決意を固め、その旨を教育委員会にメールで昨日送信しました」
それで、教育委員会から送られてきた返事のメールは、
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○○○○様
4月22日に予定しております文化財保護審議会委員による文化財保護検討委員会は、
非公開で行われている委員の活動です。
現在委員の方に○○様の傍聴について検討していただいておりますので、結果が分
かり次第ご連絡いたします。
牛久市教育委員会生涯学習課 ○○
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公開が原則である“文化財保護審議会”が開かれるのではなく、文化財保護審議会“委員”による、“非公開”の「文化財保護“検討”委員会」だったのです。
「文化財保護審議会」ではなく、「文化財保護検討委員会」何てものがあったのです、「牛久市文化財保護審議会条例」にも、「牛久市文化財保護審議会条例施行規則」にも有りませんでした。
でも、しかし、「委員の方に傍聴について検討していただいておりますので、結果が分かり次第ご連絡いたします」とあり、それなりに期待を抱き待ちました。
しかし、いつ来るか、いつ来るかと、首を長くして待っていたのですが、結局、4月22日、検討委員会開催の当日を過ぎても、連絡は有りませんでした。
傍聴を諦め、次は検討委員会の見解を待ちました。こちらも、1週間経っても、2週間経っても、3週間経っても有りません。
そして、1ヶ月を過ぎた5月22日、これは、もう、こちらから結果について問い合わせのメールを入れるしかない! と思って、“Outlook Express”を開いたら、届いていたのです。
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○○○○ 様
大変遅れて申し訳ございません。
文化財保護審議会による「文化財検討委員会」にかけましたところ、
別添ファイルのとおりの回答が審議会より回答がありましたのでご報告いたします。
なお、「文化財検討委員会」は、非公開となっておりますので、別添ファイルの無断使用(転用)はしないでください。
追伸:文化財保護審議会の方々が一度○○様との交流及び直接の意見公開(交換?筆者)をしたいとの意見がありましたので、良ければ連絡先をお教え願いたいと思います。
生涯学習課 ○○
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とのことでした。それで、“別添ファイル”ですが、「無断使用・転用」が止められていますので、残念ながら、ここに貼り付けることは出来ません。
それで、その内容ですが、「田宮」の地名の由来は、現在の「田宮山薬師寺」から来ていることが判明しました。
私も、地名の由来を、いろいろと、この間、図書館に通いなどして、調べていたのですが、判らなかったのです。考えてみれば、寺や神社の名称が地名になる、よくある話だったのです。
それで、薬師寺の「田宮山」の「田宮」は、「田美谷」又は、「田美夜」から、田宮になったようです。
これは、薬師寺に伝わる古文書に寄るもので、“現住職も力説”しているそうです。
これで、田宮の“読み”は「たみや」であり、現在、呼ばれている「たぐう・たくう」は、「茨城訛」が、正解だと思います。
これで、スッキリ!しました。
と、ここまで書いてきて、以前に撮った「田宮山薬師寺」の写真を確認したところ、
田宮山薬師寺の振り仮名をよく見ると、
“たくう”となっているのです。本家本元がコレですか? 「たみや」を力説する現住職は、この看板の「たくう」表記は知らないのでしょうか?
どうも、女化関連の問題は、最後の詰めで怪しくなるのです。やはり女狐の仕業でしょうか?
それにしても、近いうちに、文化財審議委員の方に、直接見解を聞くことができそうで、楽しみにしています。
その時の様子は、また、そのうちにアップしたいと思います。
それでは、また明日。