歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

次の総選挙は、度胸と根性と勇気と知恵と決断で投票します!

2009年05月27日 | 世間話し
桝添大臣は、ホントにご活躍で、ご苦労様です。

ホントは、嬉しくて、嬉しくて、たまらないのでしょうね、見ていてもホントによく判ります。

きっと、彼には、大学生の頃より、周囲に公言していた、“いつか、きっと、総理大臣に”が、ボンヤリと見えている筈です。

ついこの間までは、年金の行方不明の捜索で、次は日雇い派遣の雇い止め派遣村騒ぎで、今度は豚インフルエンザです。

本人にとっては、計算以上にラッキーでした。年金問題で誰もなり手が居なかった厚生労働大臣、初めて入閣するにはチャンスだったのです。

そして、世の中、話題の中心は、いつも、厚生労働大臣関連でした。閣僚ではマスコミ露出度№1です。

名前が売れ、顔が売れ、知名度が上がると、次期総理大臣の世論調査にも、顔を出すようになりました。私の周囲でも、“良くやっている、頑張っている”声を耳にします。

ここにきて、麻生首相が「安心社会実現会議」で、厚生労働省を医療・年金などを担当する「社会保障省」と、雇用・少子化などを所管する「国民生活省」へ分割する考えを明らかにしました。

舛添大臣としては、それほど乗り気ではない様子で、やるならば、2つではなく年金、医療、雇用の問題に3分割に、何て発言しています。

何で分けなきゃいけないの? 理由がハッキリしません。

あの“優秀・有能・頭脳明晰”な桝添さんでも、分野が広くて全体を把握するのはムズカシイとの発言をしていました。

あるテレビ局のインタービューで「国会での野党質問に対して、それなりの答弁をするには、それなりの準備が必要で、守備範囲の広い厚生労働大臣は“大変だ”と」そんな様な事を云ってました。

彼が“大変”と云ったのは、他の大臣との比較からです、確かに予算委員会でまったく質問を受けない大臣が、眠たそうに、他の大臣の答弁を聞いている風景は、とてもよく、見かけます。

守備範囲が広いとか、国会答弁が大変とか、そんなことは分割する理由にはなりません。大臣の下には副大臣が居ます、政務官がいます、事務次官が居ます。

国会答弁も、彼らに分担させるべきです、野党も何でもかんでも大臣に答弁させるのはお止めなさい。内容によっては、局長でも、課長でもよいのです。

まぁ、厚生労働省の分割案は、当然、麻生サンが考えたことではなく、当然、官僚の考えです。省庁を増やしても、仕事の内容は変わりません。ポストが増えるだけです。

官僚の思惑で、くっつけたり、離したり、しているのです。あの財務省もそうです。

金融と財政には、相反する機能があり分離すべきとして、大蔵省を財務省と金融庁に分離したのに、あの“酔っぱらい昭ちゃん”の時、二つを一人の大臣に兼務させ、実質的には統合されています。

今では、財務、金融、そして、経済財政政策、規制改革担当の特命大臣まで、与謝野さん一人でやっています。こちらは分割から統合に動き、厚労省は統合から分割に動いているのです。

政策とか、理念とか、国家目標とか、未来に向かってとか、そう言う事とは関係なく目先の省益とか、官僚の思惑とか、そんな事で、省庁の再編などされたら、国民は、怒り狂う・・・・・・・筈なのですが・・・・・・。

でも、そうならないと、彼らは読んでいるのでしょう。でも、たぶん、残念ながら、その予測は当たりでしょう。国民はそんな事を考えている余裕が無いのです。

もしかすると、厚労省を分割すると、省庁が増えるから、財務省と金融庁を再統合して、省庁の数合わせをしましょう。何て事をヌケヌケと、麻生サンに云わせるかも知れません。

プラスマイナスがゼロならば、思いの外、スンナリ、いけちゃいそうです。でも、自公政権から、民主党政権に変われば、そうは行かない筈です。

何たって、一応、官僚支配と闘うと云っていますから、たぶん、そうは、ならない筈です。

兎に角、いろいろ、意見がありますが、民主党政権を見てみましょう、兎に角、政治の“風景”は変わります。

その後は、ホントに、何と云っても、すべて、国民次第ですからね。どうなろうとも、結果には責任を持ちましょう。

と、云うことで、9月迄に行われる総選挙には、それなりの度胸と、根性と、勇気と、知恵と、決断と、そして責任を持って投票しましょうねェ、皆さん。

うん。最後は、かなり、力んでしまった。


それでは、また明日。







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