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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

毒入り餃子“事件”は何だったの?五感を鍛えて自己防衛!時間を買って健康を売る?

2008年02月07日 | 世間話し

今日は雑談です。

餃子は好きです、月に2回は餃子を食べます。勿論、時間はタップリあるので手作りです、市販の冷凍餃子では有りません。

先日の「毒入り餃子事件」が発覚した時、前の晩は餃子でした。この「毒餃子」は「過失事故」ではなく、“犯罪”の可能性が相当に高いと巷で噂されています。



最初に発生したのが去年の12月28日で、この日は、「あの福田総理」が北京に居た時だとか。

販売元が、国が50%の株を保有する「ほぼ国営企業」の「JT」であること、経営陣には元高級官僚が並んでいる。

そのことから、事件発生日と、事件公表までの時間的なズレは、国営企業として「政治的」な配慮をしていたとか。

JTの品質関係者は、中国で農薬の「事件・事故」の多発は充分に認識していた筈で、単純に薬品分析を怠ったとは思えないことだとか。

公表2日前に「JT株」が急落したのは、組織的犯罪の匂いがすることだとか。

いゃ。これは発生から発表までの期間が長かった為に、どこからか情報が漏れて起きた二次的現象だとか。

この事件で日本人の「中国製食品」に対する不安感は確実に増大し、食品の不安感は、中国への嫌悪感に繋がる可能性があることだとか。

そこで、「日中関係の“進展を望まない勢力”が、総理の訪中時期を狙って起こした、組織的謀略事件である・・・」との噂が囁かれています。


それで、私の意見としては、その噂とは異なり、この「事件」の「直接的な動機」は、単純なものだと思うのです。

たぶん、製造会社の経営に不満を抱く工場関係者の仕業ではないかと思うのです。

この“国営食品会社”では、中高年の労働者が人件費の削減対策として、解雇されたそうです。その時期と毒餃子の製造時期が一致するそうです。

あの労働力が無尽蔵と思われていた中国も、いつまでも「超低賃金」で働く時代ではなくなったそうです。賃上げの動きが高まっているそうなのです。

それで、そうであれば、明らかに「首を切られた労働者」の中に、犯人が居る可能性が相当高くなります。

事故であれば、「品質管理面」での「発生原因・流出原因」の対策が立てられます。

「事件」であり、その「発生原因」に、中国のおかれている複雑な社会的背景があるとなれば、発生原因の対策にはかなり時間がかかる事になります。

そうなると、製造後の「流出原因」対策になりますが、日本側、中国側ともに「莫大な費用」がかかります。

何十万個、何百万個の中から、1個を見つけ出すのは大変なことです。

“一番安上がりな対策”は何と云っても、食べる人の五感を鍛えることです。今回の事件で、被害者が、“変な臭い”、“変な味”がしたと証言しています。

変な臭い、変な味がした餃子を食べた人は、かなり“変な人達”です。

「昔は」、と云っても、数十年ほど前の事ですが、食品に「消費期限」や「賞味期限」などいちいち記載されていませんでした。

食べる人が、鼻で臭いを嗅ぎ、舌で味見をして、食べても大丈夫か確認していたのです。

自分で調理する時間が無く、加工食品に頼らなければならない人達は、覚悟と訓練が必要です。

“大企業の商品”だからとか、“大手”スーパー、“生協”で売っていたからとか、“消費・賞味期限内”だからとか、そんな事は信じてはいけないのです。

自分が口に含んで「変!」と思ったら、直ぐに「吐き出し」ましょう。子供に食べさせる前に、親が先に確認しましょう。

異常を察知する能力を鍛える必要が有ります。たぶん、今回の餃子を犬や猫にあげても食べなかったと思います。

そのぐらいの「覚悟」で、加工食品は食べるべきです。

“時間を買って”大事な家族の“健康を売って”しまうのは「かなり変」です。

五歳の女の子は、意識が戻ったようなので安心しました。後遺症が残らない事を祈っています。

それでは、また明日。

コメント (1)
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