歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

救急車を呼びました!

2007年04月05日 | 健康
待ちに待った「お花見シーズン」!

今年は「ここに」にも行こう、「あそこ」にも行こうと「いろいろ」と計画していたのですが、御近所の「桜」で我慢しています。

実はです。先月の21日夜9時過ぎに「救急車」を呼びました。人生始めての体験です。

救急車で運ばれたのは「85歳」になる「母」です。
2~3日前より、「下痢」の症状があり、ほとんど「食事」を摂っていませんでした。お茶にビスケットを食べる程度でした。

いままでも、時々そのような「症状」はあったので、あまり気にせず、当日の夕方は「普段」どおり、「風呂掃除」もしていたのです。

容態が変わり始めたのは8時を過ぎてからです。トイレに行くのが「頻繁」になり、9時頃になると、「出たら、直ぐに、入る」状態になってしまいました。

体力を消耗し「脱水状態」となり、「呼吸」も荒くなり、

『このまま、死んでしまうかも・・・・・・』と言い出しました。

私は慌てて、『救急車呼ぶ?』と聞きました。母は頷きました。

急いで「119番」に電話をすると、

『ハイ。消防署です。消防車ですか?救急車ですか?』

『救急車です。母が「下痢」で「脱水状態」になり、呼吸が荒いんです』

『住所と電話番号をお願いします』

『○○○です』

『お名前は?』

『○○です』

『おかあさんのお歳は?』

『85歳です』

『近くの救急車が出払っているので、別の所から出ます。15分・・・、う~ん。12~13分で着くと思いますから』

『はい。待ってます』

電話が終わると、母が

『直ぐ来る?』

『うん。10分ぐらいだって』

症状は先ほどより、少し落ちついた様に見えます。しかし、呼吸も荒く、顔色は悪く、タオルを握り、額を押さえています。

私は母の様子を見ながら、「直ぐ来るから大丈夫」を何回も繰り返していました。そうこうしているうちに「ピィーボー・ピィーポー」が遠くから聞こえてきました。

直ぐに外に飛び出し、救急車に向かって「手」を振りました。4人の隊員が降りて来ました。

直ぐに部屋に案内し、母は、寝ていた「枕とシーツ」ごと運び出されました。隊員は作業をしながら、

『何処か「近くに」掛かり付けの病院はありますか?』

『はい、直ぐそこの○○診療所に「肋間神経痛」で通院しています』

『いや。そうじゃなくてェー。現在のような症状で治療を受けた病院はありますか?』

『あー、えーと・・・、あッ。ハイ!○○病院があります。以前に同じような症状で治療を受けました』

『判りました。そこと連絡を取ります』

母を救急車に運び込み、1名の隊員が車の外で、携帯で病院と連絡を取っています。了解がとれたようです。

『それでは○○病院に搬送します。後ろから着いてくる時に、救急車は赤信号でも止まりません。しかし、そちらは必ず停車して下さい。いいですか!信号は絶対にに守って下さい。危険ですから』

『ハイ!』と返事をして、私は自分の車に乗り込みました。通りに出るまでは「サイレン」は鳴らさず、「赤色燈」だけでした。

救急車の速度は60㎞程度、2回ほど赤信号の交差点を通過し、私は信号が青になるのを待って発進しても、直ぐ救急車に追いつきました。救急車の速度は遅い。

10分ほどで、病院にほぼ同時に到着。赤色燈が点灯した「救急入り口」の「ドア」が開け放たれていました。母はストレッチャーに乗せられ中に入りました。

看護婦が2名いるだけ、医師の姿はみえません。隊員が看護婦に、移動中に測定した「血圧」「脈拍」「体温」を伝えていました。

2~3分して当直の医師が現れ、隊員と看護婦から状況を確認し、「点滴」を指示しました。母はストレッチャーで2階の病室へ「エレベーター」で運ばれ、私と医師は階段で上がり、先に病室で待ちました。

その間に、医師から『特に危険な症状はないので安心して下さい。腸炎でしょう。今晩は点滴をして様子をみて、明日、落ち着いたら検査をします』と告げられました。

病室のベットに移され、母の症状も「落ち着いて」きました。11時を過ぎた頃、看護婦から、『今晩、病室に泊まりますか?』と聞かれ、私が迷っていると、母が『大丈夫だから、帰っていいよ』と云ってくれました。

私としては、病室の「ソファーベット」で寝るのは気が進まなかったので『うん。そうする、明日の朝すぐに来るからね』と云って家に帰りました。

ホントに「大変」な「夜」でした。家に戻り、いつもより「多目」に「焼酎」のお湯割りを飲んで床に入りました。


翌日の朝、血液、心電図、レントゲンの検査を行い、結果は特に異常なしでした。
21日に入院して、23日迄は「点滴」のみで、「下痢」の症状は「完全」には止まりませんが、少しずつ「回数」は減って来ました。食べなくても「出て」くるのです。

24日頃から「下痢」も治まり、26日の夕食から「重湯」と「実のないみそ汁」が出ました。

26日の朝「重湯」「実のないみそ汁」と「ジュース」を摂った後に、また「下痢」の症状が出て、「点滴」のみに戻り、27日の午後、「腸」の内視鏡検査」をおこない、夕方「検査結果」の説明に立ち会いました。


長くなってきました。続きは明日に ・・・・・・ 


コメント
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