歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

NHK 「世界ふれあい街歩き」いいです 

2007年01月11日 | テレビの話し
知ってました? この番組? NHKBSで2005年の3月から放送してたんです。地上波の総合では、1年10ヶ月遅れで放送されていたんです。

我が家は「地上波」しか受信できません。最初に見たのは11月2日の「モロッコ」の「マラケシュ」でした。


  

たまたま、夜中の「0時過ぎ」にチャンネルを合わせたら「面白そう」なので最後まで見てしまいました。始まって5分位したところからです。(45分番組)

見ているうちに、「面白そう」から「すっごく面白い」に変わりました。自分が「マラケシュの街」を「ぶらぶら」歩いている、そんな気分にさせてくれるのです。

手持ちカメラで、小人数での取材の様で、街を歩く人、商売をしている人、ものを作る職人、佇む老人、遊んでいる子供、みんなが気楽に、質問に受け答えをしてくれたり、話しかけてくるのです。

脚本もなく、事前の取材、打ち合わせのない「ぶっつけ本番」らしいのです。見ている途中で気が付いたのです、これって海外版「鶴瓶の家族に乾杯」でした。

この時の語りが「大地康雄」で、興味の示し方が私の波長に合っていましたし、語りも自然で、「何となく、ぶらぶら」している感じが出ていました。

実際には、「大地康雄」が「現地」を歩いた訳ではなく、取材の映像に合わせた脚本がある訳ですが、細かな言葉の使い方については、語り手に任されている様に思えます。

語り手の映像に対しての受け取り方、表現する言葉の使い方の「自由度」が高いほど、番組は生き生きして「臨場感」は増してくると思います。

語り手は、知識と経験と、自分なりの生活感があり、自分の言葉を持ち、「余計なもの」を連想させない、邪魔にならない、そんな声の人がいい。この時も、後で調べて「大地康雄」と知りました。


この「おじさん」は生年月日を調べたら「ほぼ同級生」でした。やっぱり歳が近いと波長も合います。

その後、「桂文珍」の「麗江」と「タブリン」。「矢崎滋」の「杭州」。それに「山本太郎」の「チェコのチェスキー・クルムロ?」を録画しておいて見たのです。

どれも、「大地康雄のマラケシュ」ほど面白くなかった。
「文珍」の「声」は、これまでに「色」が付いていて、声から「顔」が連想され、邪魔になる。「麗江」はまあまあであったが、「関西弁」での「ダブリン」は頂けない。

「矢崎」は全ての条件をクリアーしているが、「杭州」という場所が私の好みでなかったので、番組としては「いまいち」でした。

「山本」は、もう「まるっきりダメ」、語り手としては「役不足」です。ロケ地は面白いところであったが、語りで失敗です。

ロケ地は「遠く感」のある国の街がいい。アジアは人の「顔かたち」、街の「景観」に「遠く感」がありません。しかし、「北アメリカ」は「歴史的」にも新しいのでダメです。

好みは、ヨーロッパそれも「外れの方」がいいです。それと「北アフリカ・中東」が、文化的にも人種的にも「遠く感」があり、面白いですね。次は「南アメリカ」ですかね。


この番組の面白さは『こんな遠くの、こんなところで、こんな顔をした、こんな人達が、こんなことをして毎日くらしている、そんな不思議感・・・・・・』です。


この番組は、深夜0時から、明け方の3時頃の間に見るといいのです。この時間帯は、日常から切り離された時間です。

録画して見るのが最高です。それと、録画時間なんですが、毎週水曜日の「深夜0時」放送となっていますが、水曜日の深夜0時は木曜日ですよね? 録画の設定で「アレ」何か変? これでいいのか? と思ったりして、不安なので水曜日の11時59分に開始設定をしました。私って変?

我が家のビデオは古い手入力です、時々、失敗します。今回はすべて成功しました。正月には午前11時から何日間か毎日放送していたのですが、見落としてしまい、2本しか録画できませんでした。

語りは手は、「大地康雄」と「矢崎滋」が良さそうです。

今日は、南米ペルーの「クスコ」が放送されます。語り手が何処の番組表にも出ていません。怪しいぞ!これは。語り手が「視聴率」に影響する事を察知したNHKが、隠している可能性が・・・・・・。

しかし、この手の番組は「NHK」しかできませんね。

録画予約して寝ます。。。。。。。。。




コメント
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