石岡は、常磐線の土浦から二駅先の町です。
石岡駅は、ローカル線の「鹿島鉄道」の起点でもあります。霞ヶ浦の北側の湖岸を通り、海岸部の「鉾田」まで27.2kmを走っています。この線も、赤字路線で来年3月31日で廃止されることが決定しています。
1924年に開業していますから、83年で幕を閉じます。廃線前に一度は乗ってみたいですね。
鉾田まで「のんびり」ローカル線の旅です。自転車の車内乗り入れができるそうなので、車に「折り畳み自転車」を積んで行ってこよう。暖かくなる3月になってからですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a5/e9a86855fcbc4c22bfba275e0a9c8901.jpg)
鹿島鉄道の操車場です。左から2番目の車両は「レトロ感」満点です。これぞローカル線。
町のメインストリートには、「昭和ロマン」の匂いが漂う商店が幾つか残っています。昭和初期に流行した「商業建築」らしいのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/06/51e300849281af448b4a3e250b07d68b.jpg)
履き物を商っている店です。色使いがなかなか渋く、重厚感がありいい建物なのですが、店先に並んだ商品の、「サンダル」、「運動靴」は「建物」に対して恥ずかしそうにしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b5/5944f3c899dbf618f086312fae72c2a3.jpg)
「赤」の「巻き上げ式天幕」。商店の軒先よくあるやつですが正式に何て名称なんでしょうかね? その「赤天」が建物の外壁と調和しています。
窓枠のアルミサッシの影響で、最近よくある、「古く見せかけた」建物の様にも見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/6d/a2bffe6f8b9aedcd06be737bb3ae972d.jpg)
これは、「寂れ感」「くたびれ感」があって、「お疲れさま」と声を掛けたくなります。
これは、メインストリートから少し入った路地にある喫茶店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/35/169c29b8dffc3996bb4d8dd125f410f5.jpg)
柱は「ギリシャの神殿」を思わせる「エンタシス」の様式を取り入れ、安定感と重厚さを表現したようです。
しかし、隣の和風建築と比較しても、階高があまりにも低く、2階の「エンタシス」は途中で切れています。
隣の「餃子・ラーメン」の看板と、背の低い「エンタシス」が、「侘びしさ・哀れさ」に加えて、「何か」「怪しさ感」が漂っています。
そうなんです。この「ちびっ子エンタシス」が象徴するように、今までの建物のすべてに「怪しさ感」があったのです。
建築当時、町並みの景観に対して「浮いて」いたと思われます。田舎町の相当に「怪しい建築」です。
すべての建物が、「木造建築」で。表面を「モルタル塗り」で「石造り」に「見せかけ」ているのです。
表面だけでも、「西洋建築」を取り入れる。これこそが、まさしく「日本的」なのかも知れません。この「怪しい建物」こそ、日本文化の伝統を表現している?
「怪しさ感」「危うさ感」の漂う田舎町です。そこが「面白い」のです。よかったですよ石岡。
※更新が遅れてしまった。年の瀬ですからしょうがないね。
石岡駅は、ローカル線の「鹿島鉄道」の起点でもあります。霞ヶ浦の北側の湖岸を通り、海岸部の「鉾田」まで27.2kmを走っています。この線も、赤字路線で来年3月31日で廃止されることが決定しています。
1924年に開業していますから、83年で幕を閉じます。廃線前に一度は乗ってみたいですね。
鉾田まで「のんびり」ローカル線の旅です。自転車の車内乗り入れができるそうなので、車に「折り畳み自転車」を積んで行ってこよう。暖かくなる3月になってからですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a5/e9a86855fcbc4c22bfba275e0a9c8901.jpg)
鹿島鉄道の操車場です。左から2番目の車両は「レトロ感」満点です。これぞローカル線。
町のメインストリートには、「昭和ロマン」の匂いが漂う商店が幾つか残っています。昭和初期に流行した「商業建築」らしいのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/06/51e300849281af448b4a3e250b07d68b.jpg)
履き物を商っている店です。色使いがなかなか渋く、重厚感がありいい建物なのですが、店先に並んだ商品の、「サンダル」、「運動靴」は「建物」に対して恥ずかしそうにしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b5/5944f3c899dbf618f086312fae72c2a3.jpg)
「赤」の「巻き上げ式天幕」。商店の軒先よくあるやつですが正式に何て名称なんでしょうかね? その「赤天」が建物の外壁と調和しています。
窓枠のアルミサッシの影響で、最近よくある、「古く見せかけた」建物の様にも見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/6d/a2bffe6f8b9aedcd06be737bb3ae972d.jpg)
これは、「寂れ感」「くたびれ感」があって、「お疲れさま」と声を掛けたくなります。
これは、メインストリートから少し入った路地にある喫茶店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/35/169c29b8dffc3996bb4d8dd125f410f5.jpg)
柱は「ギリシャの神殿」を思わせる「エンタシス」の様式を取り入れ、安定感と重厚さを表現したようです。
しかし、隣の和風建築と比較しても、階高があまりにも低く、2階の「エンタシス」は途中で切れています。
隣の「餃子・ラーメン」の看板と、背の低い「エンタシス」が、「侘びしさ・哀れさ」に加えて、「何か」「怪しさ感」が漂っています。
そうなんです。この「ちびっ子エンタシス」が象徴するように、今までの建物のすべてに「怪しさ感」があったのです。
建築当時、町並みの景観に対して「浮いて」いたと思われます。田舎町の相当に「怪しい建築」です。
すべての建物が、「木造建築」で。表面を「モルタル塗り」で「石造り」に「見せかけ」ているのです。
表面だけでも、「西洋建築」を取り入れる。これこそが、まさしく「日本的」なのかも知れません。この「怪しい建物」こそ、日本文化の伝統を表現している?
「怪しさ感」「危うさ感」の漂う田舎町です。そこが「面白い」のです。よかったですよ石岡。
※更新が遅れてしまった。年の瀬ですからしょうがないね。