市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

夕されば調べほのかにかき鳴らすsarabandeこゑは心に余らむ

2016-01-09 16:27:33 | Weblog

夕べに



近くではわからなかった、見えなかったものが、距離を置いて眺めると、くきやかに見える。


音も。


心も。


ちょっと休んで、これからまた三味線を弾く。


バッハのsarabandeの出だしを、柔らかい蜘蛛の巣の糸がふわりと風に響くように鳴らしたい。

少女の頬に揺れる後れ毛のような音で。




今日に感謝






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アルファポリス