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市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

木漏れ陽のまつ毛に向かひ声透(とほ)る少女の春は光そのまま

2025-03-09 16:04:00 | Weblog

 少女に。


 



 愛と感謝。

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冬を脱ぐ樹々の吐息が雨に混じる明日は身軽く新芽ひらけよ

2025-03-08 21:17:00 | Weblog

 冷たい雨に。

 明日からは気温があがり、春へ向かう予想。

 



 愛と感謝。



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雛しまひ薄紅の春送りたり逢瀬の桜はまなかひに納め

2025-03-06 21:22:00 | Weblog

 雛人形をしまって。


 









 

 先日、塩見のオステリア・ベッカフィーコで、主人と橋本先生との3人で、ひなまつりディナーを。

 美しく丁寧な、しゃれたイタリアン。

 美味しい料理をいただき、幸せな時間だった。

 愛と感謝。


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雨冷えは家の隙間に忍び入り歌はれぬ言葉も羽根も濡らしぬ

2025-03-05 17:01:00 | Weblog

 雨に。


 



 愛と感謝。

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春渇き火の声聞こゆ日本に生(あ)るる子減りつ米は激騰

2025-02-27 20:56:00 | Weblog

 不穏な時勢に。

 



 暖かくなってきた。

 愛と感謝。

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目の前の時間を生きて窓拭きつうらおもて見し風景も春へ

2025-02-24 21:36:00 | Weblog

 時の流れに

 


 明日から少しずつ暖かくなりそう。

 静かな一日だった。


 愛と感謝。

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たひらかに春空を見る人恋ふる心羨(とも)しも青透きて見ゆ

2025-02-22 21:12:00 | Weblog

 春に。

 



 静かな一日だった。

 夜明けに、金魚のポンタがついに死んでしまった。彼も私も生きるために頑張ったこの半年だった。いっときは回復したのだが、たびたびの塩浴薬浴のために、しだいに衰弱してゆき。
 

 ありがとうね、ポンタ。


 愛と感謝。
 

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ますらをもたわやめも消え渺々と我がうつそみは荒野となりぬ

2025-02-20 20:50:00 | Weblog

 ふと。

 



 ありし日の愛猫アクアと、ミイ。

 ミイは彼女を目の敵にしていたアクア亡き後、気が緩んだのか、太ってしまった。

 このツーショットは最初から最後まで仲悪のふたりが、何故か向かい合っている貴重な写真。

 年齢を重ねると懐かしいものが増えてゆく。


 愛と感謝。
 

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はなびらは魚のかたちに風を容れ光を映し空を泳ぐよ

2025-02-19 20:44:00 | Weblog

 すべてのはなびらと魚の姿の相似に。

 どちらも流線型。


 



 穏やかな一日に愛と感謝。






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如月の海なめらかに陽を弾く皮膚の会話に風を挟んで

2025-02-18 21:29:00 | Weblog

 海に。

 今日は用事で鴨川へ出かけた。
 寒かったが、房総の海岸に打ち寄せる波は透明なエメラルドグリーンで、おだやかに凪いでいた。海面に照りつける陽射しは、きめ細かな波襞をくっきりと掘り上げる。

 感傷を忘れてしまうのが加齢というものかもしれない、とまばゆい海、銀の魚子細工の波を眺めながら思った。センチメンタルは贅沢な感情かもしれない、と。
 歳を重ねて鈍感になるわけではないけれど、心の疾走を制限する習慣になってしまったようだ。

 春浅い、美しい海だった。


 


 愛と感謝。
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