千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

めをとじて「どんなかんじかなあ」やってみる 中山千夏・和田誠だよ

2017年03月16日 | 詠む

「どんなかんじかなあ」 中山千夏 和田誠  自由国民社

ひろくんと、ともだちの会話。

さいごがぐっとくる。

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やってくる「This is JAPAN」ブレイディみかこ講演3月20日

2017年03月15日 | 詠む

『This is JAPAN — 英国保育士が見た日本』を読む

日時:2017年3月20日(月・祝)14:00〜16:30 無料

場所:文京区民会議室4A(文京シビックセンター4F 東京都文京区春日1−16−21)交通:東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分

「This is JAPAN — 英国保育士が見た日本」(太田出版、1500円+税)

嬉しくないニュースばかりが続きますが、こんなときこそ元気を出して、流行り言葉で言えば「前を向く」しかありません。

そこで私たちは「てんでんこカフェ」を開くことにしました。ご存知のように、“てんでんこ”は東日本大震災のとき岩手県釜石市の多くの子どもたちのいのちを救った言葉です。津波が来たらそれぞれに逃げると教わったことを守り、途中、出会った人に呼びかけたり幼児の手を引いたりして逃げ、助かったのです。とかく「自分勝手」と誤解されがちですが、てんでんことは、個人個人が自分一人分のいのちは自分で引き受ける、という意味のことばではないでしょうか。

カフェの第2回目は英国に在住して20年を超えるブレイディみかこさんの『This is JAPAN—英国保育士が見た日本』(太田出版、1500円+税)を取り上げます。ブレイディさんは日本同様、経済格差が広がり貧困層が拡大する現代ヨーロッパの社会政治状況を伝える『ヨーロッパ・コーリング—地べたからのポリティカル・レポート』(岩波書店)が注目されました。今回は、彼女が指摘する、「外から見た日本の市民運動」の問題点をいくつか取り上げて話しあいます。

画像は「ヨーロッパ・コーリング」

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「お嬢さん」朝鮮日本そのさきへ 妖艶銀幕シスターフッド

2017年03月14日 | 詠む

韓国映画「お嬢さん」

原作は、サラ・ウオーターズの「荊の城」、19世紀ヴィクトリア朝ロンドンの貧民街から始まる。

映画は、いきなり日本陸軍の行進から始まる。1930年代の朝鮮の貧民街。日本統治下だ。嗚呼。

ああ、こう変換させたんだ。12億円を使った洋館やら日本庭園やら豪華絢爛な衣装。

どきどきはらはらの詐欺ものがたり。官能場面も、たくさん。

日本人の発音と着物の着方が違うけど、世界標準で言ったら許せるかも。

そしてなにしろ最後の場面が最高。

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いよいよだ福沢諭吉・天皇制 池田浩士の連続講座

2017年03月13日 | 詠む

おっとと、いよいよ本命の回。天皇制の作り方から壊し方まで------------- 以下転載。

第3回 福澤諭吉の天皇制論―象徴天皇制と戦争翼賛


福澤諭吉の思想と実践を解く最大の鍵は彼の天皇制論にあると言えるでしょう。

しかし、戦後民主主義と現行の日本国憲法を擁護し称揚する立場からは、福澤の天皇制論と、ひいてはまた彼の思想と実践の総体を、真に批判することはできません。

それどころか、彼の天皇制論と向き合うとき、私たちは、現実の天皇制に包摂されて生きる私たち自身を深刻に問いなおさなければならないのです。

福澤の天皇制を攻撃し否定することは容易ですが、それを内在的に克服するためには、いわば私たち自身が変わらなければならない。

――この重い課題に立ち向かううえで、福澤の天皇制との対決は私たちの楽しい課題です。

2017年3月19日(日) 14:00~17:00

立川ホール地図参照 立川南口HMビル5F/4F 三幸駐車場隣り、ひまわり薬局の奥のビル)
 定員 40人
 受講料 1回 1200円、会員・学生・経済的困窮者1回 1000円(全回前納者4300円・会員3500円)
 お問い合わせ/お申込み シビル1階事務室
(午後1~7時 メール申し込みも可)
                      Tal:042-524-9014 Fax:042-595-9431 Mail:civiltachikawa@yahoo.co.jp

 


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絵本だよ「くもはいく」んだ儂もいく 中山千夏・矢吹申彦

2017年03月12日 | 詠む

「くもはいく」 中山千夏  矢吹申彦  河出書房新社

雲をみるのが、楽しくなる本。

アンリ・ルソーマグリット風神雷神も、わしの味方だ。けけっ。

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「311」あれから6年たつんだなあ 価値観だいぶ変容すると

2017年03月11日 | 詠む

大震災「311」、もう6年が経つんだ。

埼玉大学卒業後ほとんど正社員で働き続けたのに、(10年来のブログ読者には分かると思うが)その後に生活保護を2回経るという厳しい生活じょうたいに追い詰められる。

これから日本は世界は、どうなっていくんだろう。

当時のブログの末尾。「これからの社会を、どう作っていくのか。まさに正念場だ。」

 

画像は水戸巖・本

 

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ドイツ 「エコロジー、ネオ・ナチ、反原発 alternativeの軌跡」 池田浩士

2017年03月10日 | 企画

池田浩士おっかけ隊だもんね。「ナチスのキッチン」、読んどこう。

池田浩士「ドイツの戦後70年―その現実と歴史認識」

第6回「エコロジー、ネオ・ナチ、反原発   alternativeの軌跡」

周知のとおり、東日本大震災による原発破局ののちドイツは逸早く原発の全廃を決定し、実行に移した。

それ以前からすでに、日本でもドイツは「エコロジー大国」というイメージで思い描かれることが少なくなかった。いわゆる「緑の党」、文字通りには「緑の人びと」と名乗る政党は、日本でもよく知られている。だが、ドイツにおける「緑」、すなわち「エコロジスト」と「エコロジー」の歴史を遡及すると、問題は簡単ではないことが見えてくるだろう。

ドイツのある批判的な新聞は、現在のエコロジストたちの動向を、ナチス時代のある潮流と関連付けて、繰り返し批判的な記事を掲載している。

安倍政権の安保法制に反対する大学研究者たちのアピールの名文を起草して一躍名声を響き渡らせた藤原辰史は、彼の最初の著書『ナチス・ドイツの有機農業』(2005年2月、柏書房)で、つとにエコロジー主義とナチズムとの有機的な関係を明らかにしている。

いったい何が問題なのか? 事実と資料に即して、一緒に考えよう。

■講師:池田浩士さん(ドイツ文学研究)
■日時:2017年3月17日(金)18時30分開場、19時〜
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室 「江戸川橋駅」1-b出口徒歩5分
■参加費 1500円(PP研会員1200円)

池田浩士の本

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ミュージカル「ラ・ラ・ランド」とは おとぎの国?チャゼル監督いまいちだなあ

2017年03月09日 | 詠む

映画「ラ・ラ・ランド」 原題:おとぎの国

ジャズを描いたデイミアン・チャゼル監督の前作「セッション」は、予告編が怖くて見られなかった。

今回はミュージカルだし踊りなので観た。どちらも好きな方だし。土曜日に券を買おうとしたら満席、なんて人気なんだろうと期待していった。

でも、なんだか波長が合わない。なんでだろう、よい曲ばかりなんだろうに。

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NSA政府は部下を切り捨てる 「トリプルエックス 再起動」なり

2017年03月08日 | 詠む

映画「トリプルエックス 再起動」 原題:xXx: Return of Xander Cage

アクション映画、B級映画。シリーズ第3作。

ヴィン・ディーゼルが米国政府NSAの極秘エージェントとなり、「パンドラの箱」と呼ばれる制御不能な軍事兵器を悪の力から奪回しようと、最強の敵ドニー・イェンと対決。

NSA、なっとあ・さっち・えーじぇんしー。秘密めいた組織だったが、最近はCIAの次くらいに名が知られてきたか。

気に入らない奴はテロリスト扱いして抹消しようとするとこに、苦笑。

 

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川口は1分2分1分と 駅近便利らららんらんと

2017年03月07日 | 詠む

「キューポラのある街」って映画があったけど、川口駅から1分キュポ・ラという愛称のビルが駅そばにある。5階が図書館、在住在勤でなくても可という太っ腹。7階はメディアセブン、無料の映画上映会あり、100円でパソコンを使え10円で印刷もできる便利な施設。

1月からの職場は、駅から2分。利便性ばつぐん。

そして帰りは駅から1分の川口鋳物工業協同組合のビル、キャステイ最上階10階は,わたしが毎日いってるプールがある。

そんなこんなで、どんどんと「川口度」が高くなっている春るんるん。

知人が参加するので、こんなのもいってみよう。

盛人ハッピーライフフェアー

50歳以上の盛人世代を対象に、これからの人生を考えるためのヒントや情報を一堂に集め、この世代のより良い生き方を提案します

3月11日(土) 10時~16時30分

川口「リリア」 1階 展示ホール ←川口駅西口正面

入場無料

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グリシャムの25作め青年の 成長譚だ「巨大訴訟」と

2017年03月06日 | 詠む

「巨大訴訟」 ジョン・グリシャム 新潮文庫

グリシャムの「路上の弁護士」、法律事務所の試験問題の最後の、印象に残った本の感想で使った。そのせいで素敵な事務所に入って、がんばりすぎて過労死すんぜんになったのが十数年前。

ちょうどいま読んだのは、街弁ふたりの弁護士&女性秘書。なんだか、1月からの私の環境と似てるぞ。らららんらん。

とはいえ飼ってる犬はAC。アンビュアランス・チェイサー(爆笑)、そのうえ病院に手術着&聴診器で患者に営業かけて懲戒されちゃう貧困弁護士たち。

そこに突然に加わる青年弁護士。、はてさて、どうなる?

あ、題名の巨大訴訟についても冷静な分析に基づいた物語だ。拍手。

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「マリアンヌ」マリオン・ブラビ戦時下の カサブランカとスパイ処刑と

2017年03月05日 | 詠む

映画「マリアンヌ」

「007」は好きなんだけど、スパイは矢張り苦手。ダブル・エージェントなんて、単純な私には想像がつかない。

1940年代、フランス占領下のモロッコ。第三帝国の旗が巨大だ。あー、戦争。

ケベック出身の秘密工作員ブラッド・ピット、レジンスンスの美女マリオン・コティヤール。カサブランカ。豪華な映画だ。

ブラビは間抜けな善人役が似合うなあ。

美しい、愛の物語。

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凶暴なトランプ 米大統領に就任

2017年03月04日 | 
凶暴なトランプ 米大統領に就任
 
ドナルド・トランプ米国大統領、この人は人種差別、女性差別の塊のような人物だ。しかも彼の経歴には行政実務に関わったことは一度もない。大統領選挙の半ばあたりまで「これはきっとヒラリーが勝つだろう」と思っていた。共和元高官五十人は「米史上最も無謀な大統領に」と主張した。
 
状況が変わったのは初秋ごろ、トランプ支持率が急激に下げた頃から情勢が変化を始める。昨年の10月12日のロイター通信が「『トランプ劣勢』が裏目に、クリントン氏に新たな悩み」と題した記事には「世論調査からは、クリントン氏を支持する有権者の多くは第一義的にはトランプ氏の当選阻止が目的であり、トランプ氏勝利の可能性が遠のいたと考えれば、もはや選挙に行く動機は失われる」「選挙スローガンに目を向けると、『強い米国を取り戻す』というトランプ氏に比べて、『みんなで強くなろう』と呼びかけているクリントン氏は訴えかける力が弱い」と。
 
11月8日にトランプは大統領選で勝利した。その翌日には全米各地で抗議集会が起き、「トランプ氏は私の大統領ではない!」「人種差別主義者を許してはいけない!」「希望を失わない!」と口々に叫ぶ。ローリングストーン紙は「トランプ政権は、女性にとって苦難の四年間となる」と指摘。
 
11月、まだ就任してもいないトランプは300万人の不法移民を公約通りに米国外へ強制送還する方針を強調、同時にメキシコ国境に壁を建設する方針も確認。
 
一方、安倍晋三首相は大統領に就任してもいないトランプと会談(11月17日)。
 
12月には「人を殺すのは、すんげー楽しい」と放言するジェームズ「狂犬」マティス氏を国防長官に指名。要職に米軍元高官3人を指名した。
 
元日には「私の多くの敵、私に戦いを挑み惨敗してどうしていいのか分からない人を含め、皆さん、新年おめでとう」と短文「ツイート」に投稿。
 
マドンナは就任式(1月21日)翌日に「やるしかない」「百万人のデモ!参加して!」と訴え、全米で「女性の権利」を訴えるデモを呼びかけた。
 
就任後トランプは「テロ容疑者の尋問に水責めの拷問手法を復活させるべきだ」と主張。メキシコとの国境沿いに壁の建設を決定。メキシコとの関係は険悪に。さらに中東7カ国に対し入国禁止令を発し、烈しい抗議を呼び起こした。
 
このようなトランプ米大統領に、露骨にすり寄る安倍首相の姿勢には呆れるしかない。
 
ロイター: 焦点:「トランプ劣勢」が裏目に、クリントン氏に新たな悩み (2016年10月12日)
 
 
 
 
 
 
 
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死刑囚じつは冤罪ものがたり 「7番房の奇跡」映画と

2017年03月03日 | 詠む

「7番房の奇跡」

死刑映画週間で見た。重い主題だが、映像はコミカルな部分もある2時間。

韓国では歴代3位の記録となる、2015年、1200万人以上の観客動員だって。

知的年齢が6才のイ・ヨング(リュスンリョン)。しっかり者の6才の娘イェスン(カル・ソウォン)と暮らしていた。

道に倒れた少女を助けようとしたのが、殺人、強姦、さらに誘拐、ごろごろどやどや罪が増えて行く。監獄での暮らし、しだいに彼の良さが分かってくる。愛しい娘が監獄に潜り込む。みんなで彼の冤罪を晴らそうとする。わお。

しかし当時は死刑執行があったから、無実なのに殺されてしまう。最後の彼の言葉、字幕では「助けてくれ」と叫んでいるが 朴慶南によると「生きたい」なんだ。滂沱の涙、なみだが止まらない。

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松代の大本営の地下壕に 「キムの十字架」和田登と

2017年03月02日 | 詠む

「キムの十字架 松代大本営地下壕のかげに」 和田登 明石書店

関屋泉さんフェイスブックで言ってた本。

長野県松代で秘密に作られた大本営。天皇のための場所。

強制連行された朝鮮人が機密保持のために殺された(134)。

天皇が死んでも三種の神器は守らなければならなくて、だいじなんだってさ。そこだけ日本人少年たちが作業。銀シャリを与えられながら(138)。

何冊か読んだが、ずいぶん前なので記憶が朧だ。この小さな本は、子供向けなので分かりやすい。

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