『This is JAPAN — 英国保育士が見た日本』を読む
日時:2017年3月20日(月・祝)14:00〜16:30 無料
場所:文京区民会議室4A(文京シビックセンター4F 東京都文京区春日1−16−21)交通:東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
「This is JAPAN — 英国保育士が見た日本」(太田出版、1500円+税)
嬉しくないニュースばかりが続きますが、こんなときこそ元気を出して、流行り言葉で言えば「前を向く」しかありません。
そこで私たちは「てんでんこカフェ」を開くことにしました。ご存知のように、“てんでんこ”は東日本大震災のとき岩手県釜石市の多くの子どもたちのいのちを救った言葉です。津波が来たらそれぞれに逃げると教わったことを守り、途中、出会った人に呼びかけたり幼児の手を引いたりして逃げ、助かったのです。とかく「自分勝手」と誤解されがちですが、てんでんことは、個人個人が自分一人分のいのちは自分で引き受ける、という意味のことばではないでしょうか。
カフェの第2回目は英国に在住して20年を超えるブレイディみかこさんの『This is JAPAN—英国保育士が見た日本』(太田出版、1500円+税)を取り上げます。ブレイディさんは日本同様、経済格差が広がり貧困層が拡大する現代ヨーロッパの社会政治状況を伝える『ヨーロッパ・コーリング—地べたからのポリティカル・レポート』(岩波書店)が注目されました。今回は、彼女が指摘する、「外から見た日本の市民運動」の問題点をいくつか取り上げて話しあいます。
韓国映画「お嬢さん」
原作は、サラ・ウオーターズの「荊の城」、19世紀ヴィクトリア朝ロンドンの貧民街から始まる。
映画は、いきなり日本陸軍の行進から始まる。1930年代の朝鮮の貧民街。日本統治下だ。嗚呼。
ああ、こう変換させたんだ。12億円を使った洋館やら日本庭園やら豪華絢爛な衣装。
どきどきはらはらの詐欺ものがたり。官能場面も、たくさん。
日本人の発音と着物の着方が違うけど、世界標準で言ったら許せるかも。
そしてなにしろ最後の場面が最高。
おっとと、いよいよ本命の回。天皇制の作り方から壊し方まで------------- 以下転載。
福澤諭吉の思想と実践を解く最大の鍵は彼の天皇制論にあると言えるでしょう。
しかし、戦後民主主義と現行の日本国憲法を擁護し称揚する立場からは、福澤の天皇制論と、ひいてはまた彼の思想と実践の総体を、真に批判することはできません。
それどころか、彼の天皇制論と向き合うとき、私たちは、現実の天皇制に包摂されて生きる私たち自身を深刻に問いなおさなければならないのです。
福澤の天皇制を攻撃し否定することは容易ですが、それを内在的に克服するためには、いわば私たち自身が変わらなければならない。
――この重い課題に立ち向かううえで、福澤の天皇制との対決は私たちの楽しい課題です。
立川ホール(地図参照 立川南口HMビル5F/4F 三幸駐車場隣り、ひまわり薬局の奥のビル)
定員 40人
受講料 1回 1200円、会員・学生・経済的困窮者1回 1000円(全回前納者4300円・会員3500円)
お問い合わせ/お申込み シビル1階事務室(午後1~7時 メール申し込みも可)
Tal:042-524-9014 Fax:042-595-9431 Mail:civiltachikawa@yahoo.co.jp
大震災「311」、もう6年が経つんだ。
埼玉大学卒業後ほとんど正社員で働き続けたのに、(10年来のブログ読者には分かると思うが)その後に生活保護を2回経るという厳しい生活じょうたいに追い詰められる。
これから日本は世界は、どうなっていくんだろう。
当時のブログの末尾。「これからの社会を、どう作っていくのか。まさに正念場だ。」
画像は水戸巖・本
池田浩士おっかけ隊だもんね。「ナチスのキッチン」、読んどこう。
池田浩士「ドイツの戦後70年―その現実と歴史認識」
第6回「エコロジー、ネオ・ナチ、反原発 alternativeの軌跡」
周知のとおり、東日本大震災による原発破局ののちドイツは逸早く原発の全廃を決定し、実行に移した。
それ以前からすでに、日本でもドイツは「エコロジー大国」というイメージで思い描かれることが少なくなかった。いわゆる「緑の党」、文字通りには「緑の人びと」と名乗る政党は、日本でもよく知られている。だが、ドイツにおける「緑」、すなわち「エコロジスト」と「エコロジー」の歴史を遡及すると、問題は簡単ではないことが見えてくるだろう。
ドイツのある批判的な新聞は、現在のエコロジストたちの動向を、ナチス時代のある潮流と関連付けて、繰り返し批判的な記事を掲載している。
安倍政権の安保法制に反対する大学研究者たちのアピールの名文を起草して一躍名声を響き渡らせた藤原辰史は、彼の最初の著書『ナチス・ドイツの有機農業』(2005年2月、柏書房)で、つとにエコロジー主義とナチズムとの有機的な関係を明らかにしている。
いったい何が問題なのか? 事実と資料に即して、一緒に考えよう。
■講師:池田浩士さん(ドイツ文学研究)
■日時:2017年3月17日(金)18時30分開場、19時〜
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室 「江戸川橋駅」1-b出口徒歩5分
■参加費 1500円(PP研会員1200円)
池田浩士の本
ジャズを描いたデイミアン・チャゼル監督の前作「セッション」は、予告編が怖くて見られなかった。
今回はミュージカルだし踊りなので観た。どちらも好きな方だし。土曜日に券を買おうとしたら満席、なんて人気なんだろうと期待していった。
でも、なんだか波長が合わない。なんでだろう、よい曲ばかりなんだろうに。
映画「トリプルエックス 再起動」 原題:xXx: Return of Xander Cage
アクション映画、B級映画。シリーズ第3作。
ヴィン・ディーゼルが米国政府NSAの極秘エージェントとなり、「パンドラの箱」と呼ばれる制御不能な軍事兵器を悪の力から奪回しようと、最強の敵ドニー・イェンと対決。
NSA、なっとあ・さっち・えーじぇんしー。秘密めいた組織だったが、最近はCIAの次くらいに名が知られてきたか。
気に入らない奴はテロリスト扱いして抹消しようとするとこに、苦笑。
「キューポラのある街」って映画があったけど、川口駅から1分でキュポ・ラという愛称のビルが駅そばにある。5階が図書館、在住在勤でなくても可という太っ腹。7階はメディアセブン、無料の映画上映会あり、100円でパソコンを使え10円で印刷もできる便利な施設。
1月からの職場は、駅から2分。利便性ばつぐん。
そして帰りは駅から1分の川口鋳物工業協同組合のビル、キャステイ最上階10階は,わたしが毎日いってるプールがある。
そんなこんなで、どんどんと「川口度」が高くなっている春るんるん。
知人が参加するので、こんなのもいってみよう。
50歳以上の盛人世代を対象に、これからの人生を考えるためのヒントや情報を一堂に集め、この世代のより良い生き方を提案します
3月11日(土) 10時~16時30分
川口「リリア」 1階 展示ホール ←川口駅西口正面
入場無料
映画「マリアンヌ」
「007」は好きなんだけど、スパイは矢張り苦手。ダブル・エージェントなんて、単純な私には想像がつかない。
1940年代、フランス占領下のモロッコ。第三帝国の旗が巨大だ。あー、戦争。
ケベック出身の秘密工作員ブラッド・ピット、レジンスンスの美女マリオン・コティヤール。カサブランカ。豪華な映画だ。
ブラビは間抜けな善人役が似合うなあ。
美しい、愛の物語。
死刑映画週間で見た。重い主題だが、映像はコミカルな部分もある2時間。
韓国では歴代3位の記録となる、2015年、1200万人以上の観客動員だって。
知的年齢が6才のイ・ヨング(リュスンリョン)。しっかり者の6才の娘イェスン(カル・ソウォン)と暮らしていた。
道に倒れた少女を助けようとしたのが、殺人、強姦、さらに誘拐、ごろごろどやどや罪が増えて行く。監獄での暮らし、しだいに彼の良さが分かってくる。愛しい娘が監獄に潜り込む。みんなで彼の冤罪を晴らそうとする。わお。
しかし当時は死刑執行があったから、無実なのに殺されてしまう。最後の彼の言葉、字幕では「助けてくれ」と叫んでいるが 朴慶南によると「生きたい」なんだ。滂沱の涙、なみだが止まらない。
「キムの十字架 松代大本営地下壕のかげに」 和田登 明石書店
関屋泉さんフェイスブックで言ってた本。
長野県松代で秘密に作られた大本営。天皇のための場所。
強制連行された朝鮮人が機密保持のために殺された(134)。
天皇が死んでも三種の神器は守らなければならなくて、だいじなんだってさ。そこだけ日本人少年たちが作業。銀シャリを与えられながら(138)。
何冊か読んだが、ずいぶん前なので記憶が朧だ。この小さな本は、子供向けなので分かりやすい。