最初にツイッター見たとき、弁護士だと思ったんだよね。フォローする。これは法曹だ、ぜったい検事なわけないし、よもや判事でもないだろうと。そうすると引き算して弁護士だろうと類推。そしたら裁判官と知って嬉しい驚き、何年前だったかなあ。それから注目。
フェイスブックでも、ともだち申請しちゃった。ファンなんだもん。そしたら「分限裁判」にびっくり。
前著「裁判官は劣化しているのか」で、ああこういう生き方をしているんだと深く感動した岡口基一判事。
こんどは極めつけ、なんたって「最高裁に告ぐ」んだもんね。
どうだ最高裁、参ったか。と言いたいところだが...分析された実態を知ると、とんでもないことになってる。ううむ、6年前の「法服の王国」の衝撃を思い出す。
----------------- 目次 緑字は千恵子メモ ----------------
プロローグ
第Ⅰ部 前史――私はいかにしてSNSを始めたのか
1 法律情報ポータルサイトを立ち上げる
2 SNS雑感――自分を「落とす」仕掛け
3 白ブリーフ判事と呼ばれるまで
4 二度目の厳重注意処分
5 ツイッターをやめるか,それとも,裁判官を辞めるか
6 ひとつの背景――裁判官訴追委員会の動き 37 野党議員が国会で質問してた前史があったんだ
第Ⅱ部 「分限裁判」とは何だったのか
1 そして,裁判が始まった
2 当事者となって知った手続保障の現実
一 漠然とした申立て 56短いリードで柵に繋がれ、口輪で体温調節できず泥まみれって「捨てた」というより「虐待」だぞ
二 役割を放棄した最高裁
3 弁護団とともに審問期日へ
4 記者会見に臨む――「不意打ち」のあとで
5 全員一致の決定
6 分限決定を見る
一 不可思議な事実認定
二 ツイッターの特性に対する無理解
三 スルーされた「表現の自由」と「裁判官の独立」
四 「ちゃぶ台返し」の補足意見
7 非公開で行われた裁判
第Ⅲ部 変貌する最高裁,揺らぐ裁判所
1 続出していた不可思議な判決
2 静かに進行する最高裁判事の「王様」化 135 そうか「王様」か
3 「王様」化をもたらす内部的要因
一 最高裁における憲法判断の手法
二 多忙ゆえの省略?
4 最高裁判事はどのように選ばれているか 150 安倍政権化で任命された判事は、加計学園の幹事してたって うへー
5 「裁判官ピラミッド」で起きていること
6 監視・批判勢力はいま
第Ⅳ部 「司法の民主的コントロール」は可能か?
1 裁判所の組織防衛術
2 裁判官の「真の信頼」のために
エピローグ