千恵子@詠む...................

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きわめつけ「最高裁に告ぐ」どーん岡口基一 岩波書店

2019年04月29日 | 詠む

「最高裁に告ぐ」 岡口基一 岩波書店

最初にツイッター見たとき、弁護士だと思ったんだよね。フォローする。これは法曹だ、ぜったい検事なわけないし、よもや判事でもないだろうと。そうすると引き算して弁護士だろうと類推。そしたら裁判官と知って嬉しい驚き、何年前だったかなあ。それから注目。

フェイスブックでも、ともだち申請しちゃった。ファンなんだもん。そしたら「分限裁判」にびっくり。

前著「裁判官は劣化しているのか」で、ああこういう生き方をしているんだと深く感動した岡口基一判事。

こんどは極めつけ、なんたって「最高裁に告ぐ」んだもんね。

どうだ最高裁、参ったか。と言いたいところだが...分析された実態を知ると、とんでもないことになってる。ううむ、6年前の「法服の王国」の衝撃を思い出す。

 ----------------- 目次 緑字は千恵子メモ ----------------

プロローグ

第Ⅰ部 前史――私はいかにしてSNSを始めたのか
 1 法律情報ポータルサイトを立ち上げる
 2 SNS雑感――自分を「落とす」仕掛け
 3 白ブリーフ判事と呼ばれるまで
 4 二度目の厳重注意処分
 5 ツイッターをやめるか,それとも,裁判官を辞めるか
 6 ひとつの背景――裁判官訴追委員会の動き 37 野党議員が国会で質問してた前史があったんだ

第Ⅱ部 「分限裁判」とは何だったのか
 1 そして,裁判が始まった
 2 当事者となって知った手続保障の現実
  一 漠然とした申立て 56短いリードで柵に繋がれ、口輪で体温調節できず泥まみれって「捨てた」というより「虐待」だぞ
  二 役割を放棄した最高裁
 3 弁護団とともに審問期日へ
 4 記者会見に臨む――「不意打ち」のあとで
 5 全員一致の決定
 6 分限決定を見る
  一 不可思議な事実認定
  二 ツイッターの特性に対する無理解
  三 スルーされた「表現の自由」と「裁判官の独立」
  四 「ちゃぶ台返し」の補足意見
 7 非公開で行われた裁判

第Ⅲ部 変貌する最高裁,揺らぐ裁判所
 1 続出していた不可思議な判決
 2 静かに進行する最高裁判事の「王様」化 135 そうか「王様」か
 3 「王様」化をもたらす内部的要因
  一 最高裁における憲法判断の手法
  二 多忙ゆえの省略?
 4 最高裁判事はどのように選ばれているか 150 安倍政権化で任命された判事は、加計学園の幹事してたって うへー
 5 「裁判官ピラミッド」で起きていること
 6 監視・批判勢力はいま

第Ⅳ部 「司法の民主的コントロール」は可能か?
 1 裁判所の組織防衛術
 2 裁判官の「真の信頼」のために

エピローグ

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