「ミスター・メルセデス」 スティーヴン・キング 文春文庫
やっぱり白石朗の訳だと、嬉しいんだよね。あれこれ50冊超えかなあ。んでもって、キングは10冊超えか。
御大はじめてのミステリー。嗚呼、言われてみれば、そうなんだ。いずれにしても心理描写が丹念というか、機微の繊細さに感動。
退職して、ぶくぶく太った刑事(米国あるある貧民層でなくても)。黒人の高校生。おんな、ネタばれなので秘密。そーゆー社会的弱者かたまりが、智慧を働かせて&果敢に対峙する。そーゆー展開、好きだなあ。
2作3作、出てるなんて知らなかった。