千恵子@詠む...................

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中山の原作おぼろ思いつつ 「護られなかった者たちへ」映画

2021年11月04日 | 詠む

映画「護られなかった者たちへ」

おっとっとうと、中山七里の原作小説は、3年前に読む詠む。でも、すっかり忘れてたよ。

震災と生活保護が主題。

役所に放火した凶暴顔の佐藤健は、いい奴なんだ。

追いかける一匹狼の刑事は、被災者でもある阿部寛。

ミステリーなのだが、動機が破綻している。でも、瀬々敬久監督だから許されるらしい。

おおげさな演技が多いなかでの、倍賞美津子が素晴らしい、80歳の役。疑似家族か。

台本は月刊「シナリオ」に載っていて、嗚呼こういう意図なんだなあと復習した。

分析では「悪の凡庸」に言及している。おそらく、その意図で作られている作品だとは思うのだが...だからって殺すなよな。

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