千恵子@詠む...................

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「アナキズム」一丸なりしバラバラだ!栗原康 岩波新書

2018年12月23日 | 詠む

アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ」 栗原康 岩波新書

冒頭。パリのメーデー、動画にハイテンション。マクドナルド炎上。うー、わかりやすい。でも、これ評判の悪いブラックブロックじゃん。マクロンふざけんなよ、司法攻撃マックって、端的なのだけどさー。

途中で80年代ベルリンのアウトノーメが紹介されてる。うん、あのときの女たちのセックスショップ石投げ攻撃は、大賛成なんだけどね。

日本人歴62年、正社員歴40年だから頭が硬くなってるのかなあ。奴隷の脳になってる? 千恵子。

アナキズムを熱く語った新書。栗原節が炸裂してる。

-------- 目次 ------------------

序 章 アナキズムってなんですか?
 手に負えない/やることなすこと根拠なし はじまりのない生をいきていきたい/ビラをまいたら,クソしてねやがれ/この酔い心地だけは

第1章 自然とは暴動である――エコ・アナキズムの巻
 風がかたりかける,うまい,うますぎる/野蛮人は気まぐれだついでに,おいらはおっちょこちょい/われわれの任務は,「人間化された自然」をぶちこわすことなのでございます/アントロポセン時代の統治プリウスにのれば,温暖化は解決できる?/エコ,エコってうるせえんだよ/プリウスか,それとも暴動か

第2章 ファック・ザ・ワールド――アナルコ・キャピタリズムの巻
 権力の暴走はアナーキー?/おまえはおまえの踊りをおどっているか?――ブラックブロックの精神/あなたもわたしもロケットボーイ サイバネティクスはファシズムの土台である/クリエイティブはぶちこわせなのでございます/棍棒の哲学――ベトナム反戦直接行動委員会の思想

第3章 やられなくてもやりかえせ――アナルコ・サンディカリズムの巻
 人間のもっともたいせつな自由は,自分の自由すらぶちこわすことができる自由である/はたらかないで,たらふく食べたい/自分をなめるな,人間をなめるな信じてくれとことばをはなつまえに,信じきれる自分を愛してやれ/はたらいたら,鉄拳制裁!?/労働運動は気分である/一丸となってバラバラに生きろ/ようこそ,ファイトクラブへ

第4章 われわれは圧倒的にまちがえる――アナルコ・フェミニズムの巻
 弱者は死ぬんだよォーーーッ!!!/だまってトイレをつまらせろ/結婚制度なんていらねえんだよ! あんちくしょうけっとばし,トンズラしようか/エマ・ゴールドマン,モストをムチうつ/戦争をするというならば,子どもはうまない,ゼロ子ども宣言!/ダンスもできない革命ならば,そんな革命はいらない/不逞じゃねえよ,太えだよ/ひとつになっても,ひとつになれないよ

第5章 あらゆる相互扶助は犯罪である――アナルコ・コミュニズムの巻
 東京のバカヤロー!/きみのゲロを食べたい/無政府は事実だ/コミュニズムを暴走させろ/ここが新天地じゃなかったら,どこにも新天地なんてないんだよ/アナーキーをまきちらせコミュニズムを生きてゆきたい

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