「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」 堀江貴文 ダイヤモンド社
特捜部に逮捕され、無罪を争ったが2年6月の判決を受けたひと。それに関しては、ほとんど書かれていない。出所後初の書き下ろし。
父から殴られ、母から包丁を突きつけられる小学生だったんだ。刑務所で重松清の「とんび」に号泣するひと。
なんか処世訓ばかり。「はい、そうなんですか」ってかんじ。
赤裸々な「刑務所なう」のほうが面白かったな。
------------ 目 次 ------------------
第0章 それでも僕は働きたい
すべてを失って残ったもの
嗚咽号泣した孤独な夜
いまこそ「働くこと」を考えたい
カッコ悪さもすべて語ろう
第1章 働きなさい、と母は言った ── 仕事との出会い
父と母のいない風景
胸元に包丁を突きつけられた日
たった1度の家族旅行
情報は自らつかみ取るもの
「あなたの居場所はここじゃない」
刺激と仲間を求めて
コンピュータとの運命的な出会い
働くことの意味を実感した日
気づいたときには落ちこぼれ
ここから抜け出すには東大しかない
勉強とは大人を説得するツールだ
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ ── 迷い、そして選択
大学生活のすべてを決めた駒場寮
どうして東大に幻滅したのか
僕はまったくモテなかった
あなたが仕事や人生に怖じ気づく理由
「小さな成功体験」を積み重ねよう
挑戦を支える「ノリのよさ」
「このままではこのまま」の自分に気づくこと
インターネットとの出会いから起業へ
激動の10年間をくぐり抜けて
第3章 カネのために働くのか? ──「もらう」から「稼ぐ」へ
あなたは何のために働くのか
お金から自由になる働き方
どんな仕事にも「やりがい」はある
仕事を好きになるたったひとつの方法
「やりたいことがない」は真っ赤な噓だ
あなたも必ず起業できる
会社は潰れても人は潰れない
通帳ではなく自分に貯金する
お金よりも大切なものとは?
ゼロの自分にイチを足す
積み重ねた「イチ」の先に見えてくるもの
やりたいことは全部やれ!
第4章 自立の先にあるつながり ── 孤独と向き合う強さ
苦しいからこそシンプルに考える
あなたはほんとうに「自立」できているか
父から届いた1枚の手紙
孤独と向き合う強さを持とう
仲間の意味を教えてくれた社員たち
ゼロを貫く「諸行無常」の原則
成長のサイクルに突入しよう
僕は世の中の「空気」を変えていきたい
第5章 僕が働くほんとうの理由 ── 未来には希望しかない
塀の中にいても、僕は自由だった
働くことは自由へのパスポート
消えることのなかった死への恐怖
有限の時間をどう生きるのか
人生には「いま」しか存在しない
飽きっぽさは最大の長所になる
テクノロジーが世界を変える
僕が宇宙をめざすわけ
ゼロからイチへの試金石はどこにある?
絶望しているヒマなどない
おわりに