「前夜」 リー・チャイルド 講談社文庫
退役軍人のリーチャーシリーズの番外編。憲兵だったころの物語。
ベルリンの壁が崩壊した1989年暮れ、少将の死から始まる数々の殺人。
いつも女主人公に魅せられるのだが、今回は母さん。
世界の警官を気取ったり、医療で無理やり長生きさせる米国人と違って...フランス人は誇り高い。
下巻で顕れる母さんの過去も、とても感慨深い。
これで翻訳された5作、上下10巻を完了。次は原書だ。
--------------------- 備忘メモ --------------------------
上47 娼婦は大きなバッグを持ち歩く クレジットカード決済用の機械も
上147 パナマ侵攻 ジャスト・コーズ作戦
下231 第二次大戦時レジスタンス 80人を逃した少女 13歳の秘められた過去
下318 チェイニーが国防長官だったんだ 父ブッシュ時代