「涙のあとは乾く」 キャサリン.ジェーン・フィッシャー 新潮社
2009年の「自由の扉」に続く記録。
オーストラリア出身で、日本に住むキャサリン・ジェーン・フィッシャーさん。2002年、神奈川県横須賀市内で、米兵に強姦された。
日本の警察にセカンドレイプされた。犯人を逃がす米軍、被害に対応しない日本政府と闘った。
沖縄の女たちとの連帯。
------------ 備忘メモ ----------------------
19 警官たちから屈辱的な扱いを受ける。何時間もトイレに行かず証拠を取っておこうとしたのに。
78 強姦男の上司は、部下の強盗、暴行、麻薬の密輸、強姦でキティホーク艦長を除隊。
80 民事裁判の証人になる前日に加害者被告は逃げだした。
92 神奈川県警を訴える。
104 金城実
113 帽子とサングラスは、「安心毛布」
118 男性記者の質問。「レイプの後は男を全員憎むようになったか」 男嫌いの烙印。
148 ホームレスの日本人のそばを素通りできない、心優しいジェーン。
161 オーストラリア首相からの返事。
165 ほかにも強姦を重ねている犯人。
169 赤嶺政賢衆議院議員、さすが沖縄。
183 米国の裁判にオーストラリア大使館の書記官も来る。さすが自国民を守る国。
187 元・米軍大佐もジェーンの支援。
199 裁判所のなかに強姦被害者支援室。