2014年の前半を大きく騒がせたPC遠隔操作事件は、片山祐輔氏のあっけない自白によって真犯人が判明しましたが、実際の警察検察の捜査実態は、ネットを知らないがゆえの問題点の多いものであり、ある意味では、ネットユーザーは誰でも犯人にされうるようなものでした。
そこで、今回、「デジタル犯罪における『証拠』の意味」とマスコミが犯人に利用されていたという前例のない事例を前半のテーマに、そして、後半は、そもそも被害者が他殺でないことが明らかになったことによって、再審になろうとしている「本庄トリカブト事件」で、マスコミが果たした役割と、目撃証言だけで有罪死刑を宣告された事件において、その目撃者の記憶が「捏造」される恐ろしさをテーマに語り合うシンポジウムです。
日程: 11月26日(水)18時30分
会場: 明治大学 リバティタワー 1F リバティホール
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
駿河台(最寄り駅:お茶の水または神保町)となります
主催: 明治大学大学院情報コミュニケーション研究科
協力: 健全な法治国家のために声をあげる市民の会
司会: 八木啓代 (作家・「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
パネリスト: 野間英樹 (PC遠隔操作事件特別弁護人)
生越昌己 (ITエンジニア、元Linux協会会長)
高野 隆 (本庄トリカブト保険金殺人事件弁護人)
森 達也 (映画作家・明治大学特任教授)
神保哲生(ジャーナリスト)
入場無料
一般公開ですので、どなたでもご入場いただけます。途中入場も可能です