週刊金曜日の「買ってはいけない」の著者の本。
この新書は、買ってもよいものを例示してるのが味噌かな。
(1)発色剤の亜硝酸Na(ナトリウム)
→主に明太子やたらこ、ハム、ウインナーソーセージなどの色が黒ずむのを防ぐ目的で使用されている。
(2)カラメル色素(カラメルⅢ、カラメルⅣ)
→ソース、清涼飲料水、洋酒、菓子類、スープ、しょうゆなどに褐色をつけるために使用されている。
カラメルⅠ、カラメルⅡには問題がないが、どれが使用されているか分からない。
(3)合成甘味料3品目(アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK(カリウム))
→カロリーオフ飲料、ガム、飴、ゼリー、ダイエット甘味料などに使用されている。
(4)パン生地改良剤の臭素酸カリウム
→ふわふわのパンをつくるために使用。
大手製パン会社では山崎製パンのみが「添加する臭素酸カリウムは微量であり、パンが焼成される過程で分解されてしまうので、安全性に問題はない」といって使用されている。
(5)合成着色料のタール色素
→福神漬けや紅ショウガなどに使用されている。
(6)防カビ剤のOPPとTBZ
→輸入されるレモン、オレンジ、グレープフルーツなどに使用されている。
(7)殺菌剤の次亜塩素酸ナトリウム
→チェーン店居酒屋のつまみ(キスの天ぷら)、カット野菜、野菜サラダなどに使用されている。
消毒剤のカビキラーやハイターの主成分でもある。
(8)酸化防止剤、漂白剤の亜硫酸塩
→酸化防止剤としてはワインに多く使用されている。
漂白剤はドライフルーツに使用されている。
(9)合成保存料の安息香酸Na
→栄養ドリンクなどに使用されている。
(10)合成甘味料のサッカリンNa
→スーパーの握り寿司や添加されているショウガの漬物、酢だこ、歯磨き粉などに使用されている。