チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

台風19号ー母わが家へ避難

2019年10月14日 | チエの玉手箱
台風19号(ハギビスでしたっけ?)の被害が酷い。
報道されている以外でも身近な所で、崖崩れや倒木、道路の冠水、住宅の浸水などこれまでの私の経験の中では一番すごい台風の被害です。
幸いなことにわが家の被害は無く、道路の側溝があふれてゴミが残っていたことくらいでした。
話は10月12日(土)に遡ります。
テレビで「もの凄い勢力の台風だから、すぐに命を守る行動をしてください。」と呼びかけるものだから、母を一人にしておくのが不安になり「うちに来るか?」と電話すると予想(気を使うから嫌だという)に反して「行く!」というので、彼女自身も相当不安だったらしい。
それに実家に避難指示が出たら、隣近所の方々に世話になるので迷惑をかけると考えたらしい。
迎えに行くと、カップ麺やお菓子をレジ袋に詰めているところだった。
うちにもあるから置いていったらというと、この家は台風で潰れてしまって住めなくなるから持っていくと言ってきかない。
それなのに届いたばかりの新米30㎏には見向きもしない。(慌てているときはこんなものだね)
わが家に避難してきた母は、夜になって雨が強くなるとテレビで福島市でも避難指示が出ていると言ってるから避難しなくてよいのかとしつこく聞いてくる。
ここは大丈夫だからと言っても、不安げな表情だ。
近くの川が危険レベルの情報はあるが、それほど近いというのでもないので息子たちとも相談し、わが家は避難しないことにした。
それに避難所では、母が耐えられないと思ったから。
台風が去った翌13日、実家の様子を見に行こうと途中まで出かけたが、国道が通行止めで引き返すことに。
そして、今日行ってみると、実家は被害もなく存在していました。
先日紹介したお寺の芭蕉が崖崩れで無残な姿になっていたのが、ショック!
 
母はこの3日間で、娘の家とはいえ慣れない場所での生活に疲れ果て、立ち上がるあがることも歩くこともやっとの状態になり、トイレに行くのも一苦労です。
このまま実家に戻って、元の暮らしができるのか?とても心配です。
母が避難して何かと忙しく、ブログを更新する余裕がありませんでした。