(KATO製クモハ53007 と TOMYTEC鉄道コレクション流電クモハ52003)
KATO製の戦前型旧形国電・飯田線 クモハ53007を入手して、やはり考えたくなるのが、鉄コレへの動力流用である。
両車を比較しながら検討を始めてみた。
(クモハ53007 のボディを下回りから外す)
まず、クモハ53007 のボディを下回りから外した。
特に難しいことは無く、KATO製のほかの車両と同様にガラスパーツと下回りに掛かる爪部分のボディを少し広げながら抜けば外れた。
鉄コレ流電は前部の床下が流線形の車体に合わせて絞り込まれているので、干渉しそうな クモハ53007 の動力部からカプラー部を外しておいた。
鉄コレの クモハ52003 は上下が簡単に外れる。
(ボディの長さを比べる)
両車の長さや窓位置などを比較する。
客ドアの位置が若干ずれるが、ドア間の窓の大きさや位置に違和感は無い。
車体プラスティックの板厚はほぼ同じで、動力の流用は何とかなりそうに思える。
流電は窓ガラスパーツの窓下部分がKATO製動力に干渉するので、外しておく。
(流電クモハ52003 のボディから窓ガラスパーツを外す)
側面と前面の窓ガラスパーツが組み合わさっていて、外すのに難儀した。
慎重に外さないと爪部分を折ってしまったりする。
(流電のボディを クモハ53007 の動力に乗せてみる)
KATO製クモハ53007 の動力に流電クモハ52003 の車体を被せてみた。
正しい位置にすると、流電の前頭部にある仕切りに干渉してしまうので、少しずらした。
(赤丸部分が干渉するようだ)
前部仕切り以外にも天井に引っかかる所があるようで、ボディは最後まで収まらない。
車体幅には問題が無いので、ぶつかる箇所を調べながら削るなどの対処をすれば使えそうである。
KATO製クモハ53007 の動力部の鉄コレへの流用ができれば、ヘッドライト・室内灯の点灯化などが楽になる。
もっとも流電のテールライトを点灯するには相当の工夫が必要となりそうではあるが。
最後に、KATO製と鉄コレの飯田線旧国シリーズの一部を並べてみた。
(KATO製クハ47009 と TOMYTEC鉄道コレクション飯田線クハ47070)
クハ47 は、0番代と50番代の違いはあるが、並べてみてもスケール感やリベット表現に違和感は無い。
窓枠が車体側のKATO製とガラスパーツに表現される鉄コレとの差があるくらいだろうか。
塗装の色は両車の間で随分と違っている。
KATO製飯田線シリーズと鉄コレ飯田線シリーズを混用するには、色の問題がありそうだ。
(鉄コレとKATO製の飯田線旧形国電)
何十年も前に板状のキットから少し太めの車輌をいろいろと改造して車種を増やしていった時代を考えると、スケールに近いスッキリとした車体の戦前型旧形国電がこんなにも揃うなどとは、まさに隔世の感があると、感慨にふけるのであった。
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(夕闇迫る岩見沢に下り「スーパーカムイ」がやって来た)
〔 785系 : 2027M「スーパーカムイ27号」 函館本線 岩見沢 〕
2013年10月17日の撮影である。
陽が沈む頃、下り特急列車がやって来た。
1、2分ほど遅れが出ていたようだ。
そして、我々が待つホームには上りの特急列車が入線する。
(乗車する上り「スーパーカムイ」)
〔 785系 : 3032M「スーパーカムイ32号」 函館本線 岩見沢 〕
上り札幌行特急「スーパーカムイ32号」に乗車して、札幌に戻った。
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