机の上に多数並び置かれている資格の本を見て思う。
「資格は我が人生の役に立ったか?」
まあ、資格については、いろいろなカテゴリーにおいて、日本トップクラス、あるいは首位であり、語ることのできるポジションにあると思っている。
取得数についてもそうだし、資格で修士論文を書いた人間もそうそういないであろう。また、学士(文学)や、学士(経営学)、学士(社会学)についても資格関連のレポート2万時を提出して学位を取得している。
とはいえ、取得した資格で一番活躍しているのは「運転免許」であり、時に、セルフのガソリンスタンドで給油するときに「危険物取扱者」の知識が役立つぐらいかもしれぬ。
無論、銀行においては、各種金融関連の資格が活躍するのだが、勤め人なら誰でもがんばればとれる程度のものである。
研究の一環であるが、「仕事のカタログ1600種」という本を調べたところ、資格が必須とされる職業は223職種であることがわかった。また、公務員試験合格も資格の一部と考えた場合には、更に52の職種が追加される。
ということは、資格が不要な職種は1325職種となり、全体の82.8%となる。しかし、職種の数だけでなく人数の割合からすれば、事務職や営業職のような1職種でも多くの社会人を抱える職種が資格不要となっており、職種の数の割合より更に多くの割合で資格は必要とされないと考えられる。
なら「資格」なんていらないじゃん!
ましてや、仕事上必要とされるような資格(=概ね国家資格)ですらこの状況である。民間のわけのわからぬ資格なんて、履歴書に書くだけ無駄というかマイナス評価となる。
キャリア・コンサルタントの立場として言えば、希望職種と関係のない資格や、程度の低い資格を書くことは逆効果となる。英語が必須の職種で「英検2級」と書くのがご法度であるのは、キャリア・コンサルタントの講習でも教えていただいた。
加えて、国家資格まがいの民間資格は、注意しないと書類選考の段階でアウトとなる。容易に取れる民間資格は、容易に取れた程度の評価しかされないし、それを履歴書に書いて勝負資格にするのは、人間性を疑われる。最低限、人事の人がわかる資格で、その難易度がわかるものでないと意味がない。
そう考えると、「資格」ってあまり効果がない。
闇雲に、たくさん資格を取得しても、それ自体には意味がない。要は、「何のために取得するか?」ということである。仕事に活かしたいなら、取得対象の資格は限定される。訳のわからぬ民間資格は対象外となるはずである。
私のように資格を生涯学習の一環と考えているなら、その目指すところの資格を取得するだけであり、特に、それを使ってどうこうしようとは思っていないから、豆知識修得や教養のために何でも手をだすのはありかもしれない。(まあ、時間の無駄なのだが・・・)
逆に就職狙いなら履歴書に書く資格について、どうしてその資格を取得したか(≒なぜ、履歴書に書いたか?)を第三者に納得できるように証明する必要がある。その点があいまいだと、「プレゼン能力」「状況判断能力」「説得力」等、多くの点でマイナス評価となる。
最後に、履歴書の資格欄について、キャリア・コンサルタントの講習で教えていただいたことを書いておく。「持っている資格を全部書いちゃダメよ!」とS先生は言っていた。必要に応じて取捨選択する。その判断能力というか、バランス感覚がないと、資格はあっても採用には逆効果となるのだ。
まあ、真夜中に書くことだから、ちょっとは割り引いて読んでくだされ・・・
「資格は我が人生の役に立ったか?」
まあ、資格については、いろいろなカテゴリーにおいて、日本トップクラス、あるいは首位であり、語ることのできるポジションにあると思っている。
取得数についてもそうだし、資格で修士論文を書いた人間もそうそういないであろう。また、学士(文学)や、学士(経営学)、学士(社会学)についても資格関連のレポート2万時を提出して学位を取得している。
とはいえ、取得した資格で一番活躍しているのは「運転免許」であり、時に、セルフのガソリンスタンドで給油するときに「危険物取扱者」の知識が役立つぐらいかもしれぬ。
無論、銀行においては、各種金融関連の資格が活躍するのだが、勤め人なら誰でもがんばればとれる程度のものである。
研究の一環であるが、「仕事のカタログ1600種」という本を調べたところ、資格が必須とされる職業は223職種であることがわかった。また、公務員試験合格も資格の一部と考えた場合には、更に52の職種が追加される。
ということは、資格が不要な職種は1325職種となり、全体の82.8%となる。しかし、職種の数だけでなく人数の割合からすれば、事務職や営業職のような1職種でも多くの社会人を抱える職種が資格不要となっており、職種の数の割合より更に多くの割合で資格は必要とされないと考えられる。
なら「資格」なんていらないじゃん!
ましてや、仕事上必要とされるような資格(=概ね国家資格)ですらこの状況である。民間のわけのわからぬ資格なんて、履歴書に書くだけ無駄というかマイナス評価となる。
キャリア・コンサルタントの立場として言えば、希望職種と関係のない資格や、程度の低い資格を書くことは逆効果となる。英語が必須の職種で「英検2級」と書くのがご法度であるのは、キャリア・コンサルタントの講習でも教えていただいた。
加えて、国家資格まがいの民間資格は、注意しないと書類選考の段階でアウトとなる。容易に取れる民間資格は、容易に取れた程度の評価しかされないし、それを履歴書に書いて勝負資格にするのは、人間性を疑われる。最低限、人事の人がわかる資格で、その難易度がわかるものでないと意味がない。
そう考えると、「資格」ってあまり効果がない。
闇雲に、たくさん資格を取得しても、それ自体には意味がない。要は、「何のために取得するか?」ということである。仕事に活かしたいなら、取得対象の資格は限定される。訳のわからぬ民間資格は対象外となるはずである。
私のように資格を生涯学習の一環と考えているなら、その目指すところの資格を取得するだけであり、特に、それを使ってどうこうしようとは思っていないから、豆知識修得や教養のために何でも手をだすのはありかもしれない。(まあ、時間の無駄なのだが・・・)
逆に就職狙いなら履歴書に書く資格について、どうしてその資格を取得したか(≒なぜ、履歴書に書いたか?)を第三者に納得できるように証明する必要がある。その点があいまいだと、「プレゼン能力」「状況判断能力」「説得力」等、多くの点でマイナス評価となる。
最後に、履歴書の資格欄について、キャリア・コンサルタントの講習で教えていただいたことを書いておく。「持っている資格を全部書いちゃダメよ!」とS先生は言っていた。必要に応じて取捨選択する。その判断能力というか、バランス感覚がないと、資格はあっても採用には逆効果となるのだ。
まあ、真夜中に書くことだから、ちょっとは割り引いて読んでくだされ・・・
