1年前のブログの記事でも、同じ時期に請求しているので、本当、もう、毎年の恒例行事となっております。
私が取得した機構の学位は12学位。12と言っても、学士(文学)なんて「歴史学分野」と「心理学分野」が重複しているし、学士(学芸)も「国際関係分野」と「科学技術研究分野」の2分野が重複しています。とはいえ、作成した最終成果物は全く別物なので、それぞれに違った思い出が詰まっております。
私の専門が生涯学習であり、その中でも学位研究の実践者として、日本トップ水準の24学位を取得。その半分が機構の学位となっております。研究する以上、その実践により研究の質を担保すべきというのが私のスタイル。また、極めることこそが、言葉の重みを高めます。担保のない言葉の軽さは、「それはあなたの空虚な想像でしょ!」と言われた際に抗弁することを困難にします。
とはいえ、実践がなければ発言できないというのなら、「研究」は意味をなさないわけで、研究+実践のさじ加減を、自分自身のポリシーとして確立するのが重要。無論、実践ゼロでも、十分な研究成果があるなら、それはそれで研究者としての質を保証するのですが。
ただ、やはり、例えば受験生と同じ苦労をしないことには、その苦しみを相談された時、同じ目線で言葉を掛けることはムリです。それこそ、研究者、あるいは専門家としてのコメントであり、共感することはできないと思います。
同じ苦しみを共有する「同志」だからこそ分かり合えることもあるわけで。そんな苦しみを、ブログでつぶやくことで、誰かの一助になれば嬉しく思うのですが。