3月25日に日本福祉大学同窓会からの「卒業を祝う会のお知らせ」について記事を書きました。
「卒業を祝う会㏌関東」が3月28日(土)に開催と記載されており、小池都知事の今週末の不要不急の外出自粛を都民に要請しているにもかかわらず、開催するはずはないと思って次の通りの文章をしたためました。
>これで、もし開催して、新型コロナのクラスター感染源となったら、「知事の意向を無視して」
>「集団感染した愚かな大学」の卒業生の集団となってしまいます。そんな卒業生の集団の一員に
>なるのはイヤです。まあ、郵送した時は開催予定だったけど、差し替えが間に合わなかったと
>信じています。
しかし・・・京都産業大学で「ゼミの卒業祝賀会」においてクラスターが発生しました。京都産業大学だけで、30日の夕方現在、13人が陽性とのこと。結局、卒業式が自粛されている中で、卒業祝賀会をやってコロナが蔓延したことにより、ネットではコテンパンに叩かれています。引用するのも気が引けるくらいの罵詈雑言。京都産業大学の学生を揶揄するものが大半です。
感染源はたった一人の海外旅行者かもしれません。しかし、この時期海外旅行、しかもヨーロッパに行ってしまった愚鈍さ、そして、卒業祝賀会を開催してしまったことに対する危機リスクの欠如が叩かれる理由です。それが、個人ではなく、京都産業大学の学生に向っているので辛すぎる・・・ほとんどの学生は無関係なのにもかかわらずです。
京都産業大学は、私も大学院を志したほどの大学。通信制で修士(経済学)が取得できるのは本学だけ。しかも、少人数で手厚い体制にもかかわらず、非常に廉価。奨学金も充実していて、関西にいたなら、絶対に出願していたはず!
そんなマニアックなカリキュラムを出す必要もなく、ノーベル賞の益川教授が在籍していたのが本学というだけで、大学の格を感じてしまいます。
にもかかわらず・・・リスクを読めない一部の学生が、本学の積み上げてきた実績を一気に棄損してしまいました。「バカなことすんなよ!」と思ってしまうのは私だけでしょうか。本当、京都産業大学のことを思うと無念さがにじみ出てしまいます。なんせ、私は、2月の私立大学通信教育協会の合同説明会で、本学大学院の願書(参考資料)を頂いてきたくらい、本学が気になって仕方がないのですから。本当、今は残念で仕方ありません。