生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

修士レベルの教員養成

2012年08月30日 05時10分12秒 | ちょっと立ち止まって・・・
昨日の日経新聞朝刊38面にあった記事である。

中央教育審議会(中教審)は、現在、大学4年間で教職課程を履修すれば取得できる教員免許を将来的に大学院修了レベルの資格にするよう、平野文部科学相に答申したそうだ。

いじめや不登校など生徒指導上の問題や学力向上など学校の課題が複雑化する中、大学院での実質的な訓練をつんだ教員を増やすことが不可欠とし、答申において、学部卒で取得できる「基礎免許状」、大学院1~2年の課程を終えた教員に与える「一般免許状」、学校経営など特定分野で専門性を身につけた教員に与える「専門免許状」の3段階にするとしている。

答申には、現在、教職大学院は25校あるが、全都道府県に設置することもあげられている。

既に、独自に大学院を修了された教職の方もいる一方、学部卒の新人教員も存在する。「大学院での実質的な訓練をつんだ教員」に当たる生徒もいれば、そういう訓練をつんでいない教員に当たる生徒もいるわけだ・・・これは、生徒にとって、平等な教育機会を与えられているといえるのだろうか?

公務員でない銀行員ですら、スキル向上のため、ファイナンシャルプランナー等国家資格を「自主的」に取得している。あるいは、証券外務員等、取得しないとセールスができない資格も多数ある。これは金融商品が複雑化し、専門性を構築しないと、お客さまに不利益を与える恐れがあるためである。

子どもの人生を預かる教員についても、更なる訓練が必要というのも首肯できる話であろう。
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科目申請変更。

2012年08月26日 23時10分49秒 | 放送大学大学院
平成24年度第2期の大学院の科目申請について、3科目申し込んでいたのだが、2科目に変更した。

ついでに、申請する科目も変更した。内容は以下の通りである。

・経済政策
・教育行政と学校経営

「生涯学習の理論と実践」と「産業立地と地域経済」を取消して、「教育行政と学校経営」を追加した。「経済政策」については、そのまま履修する予定である。

「生涯学習の理論と実践」は、合格間違いない科目である。その科目を履修するより「教育行政と学校経営」を履修するほうが、自分の未知の分野だからためになるという判断からである。

とはいえ、この科目、試験は少々厳しそうである。持込不可で択一8問に加え、記述400字を2問答えることとなる。まあ、がんばるしかない。


さて・・・この大幅な変更は、実は、学部の科目の変更に起因する。

学部のほうも、科目申請を変更した。

・文化人類学
・グローバル化時代の人文地理学
・行政法
・近年の教育政策と学校改革(面接授業)

そう、学部の放送授業を1科目増やしたので、MAX5科目という自分ルールに抵触したため、大学院の科目を1科目減らしたのだった。そして、面接授業の先生が、大学院の「教育行政と学校経営」の先生でもある。

しかも、この先生は、私が大学院を受験する際に、面接試験をしていただいた2人の先生のうちの1人でもある。結構、厳しく面接してくださったので、ご恩返しもかねて、先生の授業を履修してみた。

その前段階として、本日、先生の著書を2冊ばかり発注した。

本来は、この面接授業の日に資格試験があるので、見送っていたのだが、この連休期間中、よくよく考え、資格より、教育研究者として、不足している知識を増やすことを選択した。資格試験を見送ったことで、2次試験の日程とバッティングしていた「行政法」の試験が受験できることとなったため、行政法を履修した次第である。

教育学の修士を保有しているにもかかわらず、教育学に疎すぎる自分が恥ずかしいと、常々思っていた。放送大学大学院も、学部も、教育関連なのだから、少しでも教育学を学ぶべきと決断し、このような変更となった。

少しは、生涯学習バカからの脱却を図っていきたいと思っている。
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本日の機構!

2012年08月26日 16時04分14秒 | 大学評価・学位授与機構
放送大学多摩学習センターから入口あたりから見た機構。

受験資格がなくなると、こうも疎遠になってしまうのか・・・と思うくらい、機構へのかかわりがなくなってしまった。やはり、年に1回はレポートを書いて、闘争心をあおらないとダメですね。自分がどんどん怠惰になっていくのがわかります。

6年で機構の学位を10取得したのですが、その戦いは、短期間にもかかわらず、非常に充実していました。そもそも、尻を叩かれないと学習しない「ぐうたらおやじ」なので、概ね半年に1回訪れた機構との戦いは、自分の能力を試す上で限界ギリギリのものでした。ゆえに、厳しい中にも、意味のあるもので、継続することができたのだと思います。

その場は苦しくても、振り返ると「良き思い出」というのが、私の学習の特徴。それがいいのか、悪いのか・・・よくわかりません。

学士ばかりたくさん取得しても意味はないという考え方もあるのですが、学士が増えるにしたがって、修士も増えていっています。それは、従来、学士レベルでも、なかなか順応できていなかった自分が、どんどん耐性を得ることで、学び方のスタイルが構築されてきたといえるのかもしれません。

学位は単なる学びの履歴証明。学位記も、成績証明書も紙切れ以上の価値はなく、その本質は己の中に、無形財として存在しています。ただ、学び続けないと、その宝物も、すぐに錆付き、時価評価は「ガラクタ程度」のものになってしまうため、私は継続して学習しているだけのこと。

何十年も前の学位を引っ張りだして、骨董品としての価値を示すより、できれば最新の学びを反映した証明書をいつでも提示できるようにしておきたい。そして、実践の場でも、最新の知識を備え付けておきたい。

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多摩学習センターへ!

2012年08月26日 15時49分28秒 | 放送大学
夏休み最終日。

借りていた本を2冊返すため、そして新しい本を5冊借りるために放送大学多摩学習センターへ行ってきました。本部で予約した5冊の本。『大学史』という本は、上巻、下巻あわせて1,198ページという大作!いや、目の前で確認して、こんな「枕みたいな本」ということを知りました。

1Fの入口には、まだ、募集要項を配布しておりました。3Fの受付前でも配布しています。期限は8月31日ですので、これが最後のチャンスかもしれません。


あと、3Fの掲示板に、「足立学習センター特別講演会」の案内がありました。ラムちゃんの平野文さんが講師だそうです。


それにしても、雲が多いものの、空はとても青いですね。


あと、校門から一橋学園駅方面を望む風景です。


この道をまっすぐ突き当りまで行って、左に曲がると西武多摩湖線の一橋学園駅です。休みの日の昼間は20分に1本しか電車はきません。都心の人なら「なんと少ない・・・」と思うでしょうが、地方の人なら「結構、電車あるじゃないの!」と言ってもらえるかもしれません。

でも、単線です・・・

東京都内では複線、複々線が当然なので、単線はちょっと悲しいものがあります。そもそも、多摩湖線は桜の花見のために開通した「お花見列車」ですから、まあ、いたし方ないのかもしれません。その昔は、一橋学園駅を使っていたのですが、今では、滅多に乗車することはなくなってしまいました。
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史跡 観音山古墳

2012年08月26日 09時35分38秒 | 古墳
観音山古墳で頂戴した資料。




そう、この古墳、石室に「巨大な岩」を使っており、その岩が崩れてしまったため、盗掘にあわなかったそうなのです。何トンもある岩が崩れ落ちるとひとたまりもないのですが、それが、墓を守ったのですね。

文化的にも貴重な遺物があったそうなのですが、残念ながら、見に行く時間がありませんでした。
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岩宿博物館にて・・・

2012年08月26日 09時30分13秒 | 歴史
ちょっと驚いたことがある。

まあ、驚く必要もないのかもしれないが、旧石器の文化圏を示すような展示があって、そこに、なんと、我が小平の鈴木遺跡がリストアップされていたのである。東京の遺跡は鈴木遺跡だけ。よくも、まあ、東京代表になったものである。

といか、全国でも、そんなにたくさんの遺跡がリストアップされたいたわけではないのに・・・北から、南から移住してきた日本人の祖先は、ちょうど、鈴木遺跡ぐらいで交錯する。

弥生期になると、ばったり消え去った遺跡。というか、石神井川の源泉が干上がってしまい、鈴木遺跡の「水」が枯渇したのが、その消えた原因と思われる。

そんなことも、確か、レポートに書いたよな・・・
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岩宿博物館!

2012年08月26日 09時19分50秒 | 歴史
一歩間違えれば『国分寺博物館』となっていたかもしれない・・・

明治大学の発掘チームは、旧石器時代の遺跡として、まず、岩宿を調査し、そこで顕著な発見がなければ、国分寺市の上ノ郷遺跡を発掘することを考えていたのだ。しかし、岩宿での発掘で成果があったため、国分寺は岩宿の位置を得ることができなかった・・・

それどころか、国分寺の上ノ郷遺跡はどこに遺跡があるのかすらわからない現状にも関わらず、岩宿は、博物館まで完成し、駐車場完備で観光客が訪れる。これが「ナンバーワン」と「ナンバーツー」の違いである。

それはともかく・・・博物館でいただいた資料をチェックして見た。

まずは、岩宿博物館周辺マップ!


そして、岩宿博物館のパンフレット!




夏休み子ども向け展示の「岩宿人のくらしをさぐる」のパンフレット!




最後に、岩宿ドームでもらったパンフレット!




資料がありすぎて、ちょっと、大変な状況である。
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玉づくりセット!

2012年08月26日 09時07分18秒 | 歴史
子どもが岩宿博物館で「岩宿人検定2012」を受け、全問正解の記念品としていただいたのが、この勾玉をつくるセット!

中学生以下が対象となるので、大人が行ってももらえません。それに、ゲットするには難しい問題を答える必要があります。

問題は10問。真剣にやらないと、大人でも、あるいは旧石器をテーマとしたレポートで歴史学の学位を取得した私でも、全問正解は困難です。

一例を挙げると・・・

Q2.石器の完成品が見つかると思われている場所はどこかな?
 ①川
 ②ゴミ捨て場
 ③住まい

Q3.石を目的の形にするには、どこを叩けばいいかな?
 ①ふち
 ②真ん中
 ③好きなところ

って感じ。よくよく『夏休み子ども向け展示「岩宿人のくらしをさぐる」(平成24年7月29日~9月17日)』を見ないと答えられないようになっています。 
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今日の富士山!

2012年08月26日 08時33分08秒 | 富士の高嶺
今朝も富士山がはっきり見えます。

夏休みも本日まで。明日から仕事です。
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岩宿遺跡!

2012年08月25日 21時46分20秒 | 歴史
さて、せっかく高崎まで行ったのだから、足を伸ばして岩宿遺跡!

やはり、国分寺の上ノ郷遺跡と違って、「岩宿」のネームバリューは大きく、観光客がたくさんおりました。しかも、遺跡にもこんな表示もあるし・・・


タッチの差で、日本最初の旧石器遺跡の称号を得るのと得ないのでは大違いですね。

で、相沢忠洋先生の胸像も!


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