テレビ東京では、孤独のグルメが何時間も放送されていた。
更に、大みそかの特番もある。孤独のグルメなんて、家族と一緒に暮らしていた時には全く気が付かず、名古屋に単身赴任してから、かなり経って知ったと記憶している。
まあ、名古屋では、自分自身が井之頭五郎みたいな生活を送っていましたから。名古屋で外食した99%以上が孤食。基本、人付き合いが苦手、気兼ねなく食べる方が楽だし、落とそうが、跳ねようが、油まみれになろうが、勝手気ままでいいわけで。相手に気を使うこともなければ、お会計で気をもむこともない。
孤食と言っても、店の人や、相席や、隣に来た方とはよく話す。待合の行列なんかでは、蘊蓄を語ったり、逆に、相手から聞き出すのが楽しみでもある。というか、店の人も、こんな素人同然の一般人が話すことをよくもまあ、面白そうに聴くものだ。でも、そのおかげで、比較的短時間で「常連さん」として扱ってくれる。ただし、凝り性の私は、語るために、結構な数のお店を、それこそ、井之頭五郎にも勝るとも劣らないほど、巡っているのであるが。
あっ、NHKで放送されている第九も、合唱の終わりに入りました。一緒に歌っていますが、やはり、息が続かない・・・第九が終われば風呂でも入ろうか。