生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

やはり世の中には!

2023年09月27日 04時55分32秒 | 読書
たまたま、光文社信書の「会社の中はジレンマだらけ」という本を読んでいたところ、p.204に以下のような記載がありました。

「本間さんは、四つの大学院に行って、修士論文を三本書いたんですよね」

本間さんとは、この本の著者の一人でヤフー株式会社の上級執行役員とされています。その本間氏に、もう一人の著者の中原淳氏が話しかけた一言。

本間氏の言葉で首肯できるのが「ドクターを取れば?って言う人もいるんですが、僕は学者になろうと思っているわけではなくて、ビジネスで生きているから、修士で十分なんです。」というコメント。私も、博士課程に行けばと何度も何度も言われましたが、仕事の片手間に学ぶのは修士が限界。よほど根性と高いマインドと強固な意志がなければ、博士の道は厳しいです。

一方、どうしても納得できないのが「実は修士号をもらったうちの二回は修了式も行っていないんですよ(笑)」という箇所。対談者の中原氏は「本間さんは修士号そのものには一ミリの興味も感じていないところがいいですよね」と言っているのですが、それと修了式不参加は全く無関係。学びは一人ではできません。恩師や同期とのコミュニケーションの積み重ねが修士論文であり、修士号となります。その背景をリスペクトするのであれば、恩師と同期、学長先生他、大学関係者への感謝を述べる修了式を外すことはありえない・・・と私は思うから。

とはいえ、修士号6つで日本一!って戯れ言を言っていると、上には上がいて鼻で笑われているかもしれません。それに、学びの軽重は学位の数ではないので、そんな数をどうこう言っている段階で学びに対して真摯な対応ができていません。数に驕らず、生涯学習に取り組んでいければ・・・と願っています。
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300冊

2022年04月26日 18時34分29秒 | 読書
東京に戻ってきてからは、通勤途上で本をよく読むようになった。

読んだ本はエクセルシートに入力しており、10月25日に単身赴任解除後の1冊目を読み終えて、4月25日に301冊目の本を読破した。半年で301冊。単身赴任をしていたときと比べ、格段に本を読む量が増えている。

というか、以前のペースに戻ったって感じ?多いときには年間1,000冊読んでいたので、今の状態だと年600冊となり、普通の年間読書量に追いついたイメージ。

本を多く読むのが素晴らしい訳じゃない。人によってはタイトルに目を通しただけで1冊読んだって人もいるし、私の読み方も特殊なので褒められたもんじゃない。同じ系統の本を読み進めることで読むスピードを上げていく。そんな感じ。なら、1冊をじっくり読めばいいじゃないっていわれそう。でも、一応、最初のページから最後のページまで必ず目を通しており、インチキカウントではない。

とはいえ、インチキであろうと、その本の内容を理解するのが一番大切。私は特に穿った見方をするし、読んだ尻から内容を忘れるので曲解、誤解が多いやもしれぬ。ちょっとタイトルを見ただけで、本の内容を自分のものにする人の方が凄い。

そう思いつつも、結局、読まないことには始まらない。読んだからこそわかるものもあれば、読んだからこそ導かれる知見もある。日本人の多くの人が本を読まない現実。手を伸ばせば、偉大な先達のアイデアや発見をわずかな時間で吸収できるのに、得てして、その小さな努力を惜しむ人が多いのだからやるせない。
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『キャリアの再チャレンジ ー働く人は、なぜ学ぶのかー』

2022年04月23日 13時39分52秒 | 読書
先般、中央職業能力開発機構から雇用問題研究会発行の『職業研究 2021No.2』という冊子を頂いたのですが、その冊子のp.23に「キャリアコンサルティングに多大な貢献をされてこられた元筑波大学教授・木村周先生が2021年3月14日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。」と書かれていました。

そうか・・・木村周先生、お亡くなりになっていたのですね。本棚をゴソゴソ探すと、編集代表木村周先生の表題の本が出てきました。

この本は筑波大学の夜間大学院に進学された方々の学修の履歴をまとめたものです。本当、皆さん、学修を必死に取り組み、その後のキャリアを切り拓いていった方々です。さすが、国立難関大学院に合格された院生です。

とはいえ、私も私立の夜間大学院を修了しております。それなりにハードな院生生活でした。体重も10キロやせたし。

仕事を抱えて、家族もあって、色々としがらみのある立場に置いて、さらに学生という役割を加えるのですから、普通に考えれば容易なものではないはずです。厳しいと言えば本当に厳しい・・・

大学院生を6回もやっていると手を抜くことも覚えるのですが、普通はやっても1回こっきりのはずなので、真剣に学修に取り組む方は限界近くまで学びを究めてゆくのです!その結果「これが修士の研究成果なのか!」ってくらいの最終成果物を仕上げる人もおられるわけで。

私の学びは中庸って感じ。もっと頑張ればいいのに、なかなか限界にチャレンジってところには届きません。所詮、その程度の学びが精いっぱです。
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宅急便で・・・

2022年04月23日 13時27分53秒 | 読書
本が21冊送られてきました!

思いがけず、新しい本を21冊頂くことができ大変うれしく思っております。やはり、頂けるものとしては本が一番うれしいかも。食べ物も嬉しいですが、食べればなくなるし。本はなくならない上に、もし興味のある人を見つければ差し上げることもできますから。

段ボールの中に、紙切れが入っていて「部数合計21、合計41,600」と書かれています。あぁ、41,600円分も本を送ってくれたのね。ありがたいことです。
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浄土宗系の本に・・・

2022年02月07日 21時42分39秒 | 読書
「菩薩道の実践」について書かれていた部分があって、浄土教の立場から述べられていた。

1.自分以外のすべての人びと(すべてのもの)に支えられて生かされて生きていることに目ざめる
2.すべての人びとの「いのち」を大切にする
3.お互いに信じ合い愛し合って助け合ってゆく
4.どんなときでも将来に希望と喜びをもって生きぬいてゆく

難しいな、、、

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『研究不正』

2021年05月15日 09時06分57秒 | 読書
図書館で借りた本の一冊が、黒木登志夫著『研究不正』(中公新書)というもので、科学者の捏造、改竄、登用について書かれている。

基本、ほとんどの研究者は不正をしないはずなのだが、本に書かれたのは研究不正のオンパレード!

ショックだったのが、2000年に発覚した「旧石器発掘ねつ造」について。記憶にあるか・・・どうでしょう?例の、ゴッドハンドといわれたSF(何故か、この本はイニシャルで書かれている)が自分で石器を埋めた事件。で、事件発覚後、この本のpp.60-61には「入院中、彼は右手の指二本を、「神の手」と賞賛されたその指を、自らなたで切り落とした」そうだ・・・調べてみると、WIKIにも記載されている。本当、猟奇的な結末を迎えていたんだな。。。そういえば、STAP細胞の際も自殺者がいたし。

不正恐るべし・・・と思うのだが、p.218の論文の撤回率(2004~2014年)の上位5か国は、1位:インド、2位:イラン、3位:韓国、4位:中国、そして5位が日本となっている。本当、日本もある意味不正天国?

p.243にあるように、「不正研究をしても、何もよいことはない」のだ。というか、なぜ、不正研究をせねばならないのか?まあ、私の場合、修士レベルの「趣味」(個人的知的欲求の達成)程度の研究だから、こんな素朴な疑問を感じるに過ぎない。これが、業績の範疇や、博士レベルの高度な「仕事」としての研究なら、実績を積み上げるために、魔が差して、捏造、改竄、盗用に手を染めてしまうこともあるのやもしれぬ。

そう、必要以上に成果を求められることが引き金となって、不正が行われてしまうのではと思っている。成果がなければ仕事をもらうこともできないし、研究者にもなれないし、クビになってしまうかもしれないし・・・そういう不安が、不正に手を染める背景にあるのではないか?

その昔、何度か、先生に、大学で働かないかと打診を受けたことがあった。でも、断ったのだが、その理由が、今の自由な立場ではなく、仕事として研究を強制されたら、きっと、学問を嫌いになってしまうかもしれないと思ったから。

好きなことを仕事にできれば最高!っていう人もいるが、逆に、好きなことを失いかねないわけである。旅好きが旅行業界に就職して、観光客の我儘に疲弊し、旅行が嫌いになるのと一緒。あるいは子どもが好きだからといって、学校の先生になって、モンスターペアレントに虐められ、子どもが嫌いになるのと同じ。そういうリスクもあるわけで。

そう考えると、特殊な事情で大学院に行く人は不幸なのかもしれない。アカデミックな学問としてではなく、職場のプロとして事例に精通しているだけでいいのに、ムリして、大学院に行って、先生のバッシングでメンタル不全になったり、文章が書けないと泣いてまで研究しなければならない人は不幸かもしれない。そこまでひどい状況なら、私は大学院をやめることができる。なんせ、「趣味」(個人的知的欲求の達成)レベルの研究だから。そうやって追い詰められると、結局、正しい判断ができなくなって、捏造、改竄、盗用してしまうんだろうな。。。
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『読む薬』

2021年04月21日 21時32分47秒 | 読書
鶴舞中央図書館で借りてきた本。

たった171ページの薄い本。pp.1-2に「読書には驚くべき健康効果がある」としている。

1 IQを高める
2 情緒を発達させる
3 認知機能の低下を防ぐ
4 うつの予防になる
5 寿命を延ばす
6 ストレスを軽減する
7 リラックスして眠りがよくなる
8 人生の幸福度を上げる
9 お金持ちになる

以上には、すべて科学的研究の裏付けがあるそうだ。それ以前に驚くべきことは「アメリカの成人1000人を対象とした世論調査によれば、この1年間に本を1冊も読まなかった人の割合は28%に達している」とのこと。10人いれば3人ほどあ、本を1冊も読まない・・・IQを高めない人というのなら、アホってことだろうか?

あるいはp.71に「本を読まない人に比べると、週に最長で3.5時間本を読む人のほうが寿命が17%長いことがわかった。さらに長時間本を読む人の寿命は23%長い。本を読む人の寿命はまったく本を読まない人の寿命よりも平均で約2年長かった」そうだ。

私は本を読むほうだと思うが、うつ寸前だし、ストレス増大中だし、リラックスできず眠りが欠落傾向だし、人生幸不幸あいまっている状況だし、お金が貯まらない。寿命もそんなに長くないのでは・・・と思っている。偏食だし、睡眠時間が短いし。

とはいえ、本を読むことは、薬になるとうより、本は、生きていくうえで必要不可欠なビタミンみたいな感じかな?本なしでも生きていけるかもしれないが、ビタミン不足と一緒で、生きていてもなんだか不健康って感じ。

過去の人々が、人生と等価交換して生み出した成果物を、一気にかっさらうって感じ。よりよく生きていく生活の知恵を、エッセンスのみ、本を読むことで吸収することができる。手短に、短時間に、低コストで。願ったり叶ったり。

本なしで文明は存続できるだろうか?人が人として生きていくために、本は必要じゃなかろうか?まずはなんでもいいから読んでみる。ただそれだけで、人生は輝き始めると、私は思っている。

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『日本人は、なぜ富士山が好きなのか』

2021年01月05日 21時40分09秒 | 読書

昨日6冊返却したので、鶴舞中央図書館で借りている本は残り4冊。

その1冊が『日本人は、なぜ富士山が好きなのか』という本。私も富士山大好きですから。小平宅からは富士山見えますし。で、この本の第1章は「富士山は、両性具有の山である」というもの。そう、以前、このブログでも述べた富士山は「男神」なのか「女神」なのかという問題に、初っ端から切り込んでいるのだ!

p.28から、まさに「富士山の祭神は、男神か?女神か?」という項目になっている。もちろん、富士山は「木花開耶姫命(このはなさくやびめのみこと)」を主神としているというのは定説なのですが、資料による初見は『集雲和尚遺稿』らしく、慶長19年(1614年)とのこと。で、それ以前と言うと・・・なんと、「赫夜姫」とのこと。ひらがなで読むと「かぐやひめ」だ。マジかよ!って感じ。鎌倉後期から江戸時代初期まで祭神は「赫夜姫」としている。

で、それ以前が浅間神で、仁寿3年7月13日以前に浅間神は浅間大神に昇格したらしい。そして、浅間大神は浅間大菩薩に変わるそうだが、浅間大菩薩は金剛毘盧遮那仏の本地仏であるので男体であるべきなのに、女体として現れているので不審感をいだく衆生が多かったそうである。その後、富士山形の水晶が見つかり、富士山そのものを「御神体」とする古来の思想が再確認され、「富士山の祭神は、男神でも女神でもなく、中性の富士山本体である」と見なされ、浅間大菩薩が男神か女神かという論争に終止符が打たれたとしている。

・・・結局、よくわからない。どっちでもいいということなのか、あるいは、基本、女神ってことなのか??まあ、富士山は綺麗だから、女性の方がうれしいのですが、雄大な富士山を目の当たりにすると、やっぱ、男前だな~と思ってしまうわけでして。

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『看護師ならば働きながら1年くらいでほぼ医師みたいな特定看護師になれる本』

2020年12月01日 06時07分24秒 | 読書

昨日、ポストにちょっと大きな郵便物が入っていました。

それが表題の本。著者の松本先生に頂きました。本好きの私が一番うれしいこと・・・それは本を頂くこと。松本先生には10冊ぐらい頂いているかな。ありがたいことです。松本先生以外にも、時々、著者から本を頂くことがありますが、すべて手元に残っています。そりゃ、常識的にも頂いた本を処分できないわな。

それにしても、長~いタイトル・・・

長すぎる(笑)。看護師向けの本ですが、ちょっと、まだ未読なので、コメントすることはできません。

それにしても、看護師に絡む本が手元に多数あります。松本先生の書いた本や、通教の先輩、宮子先生の書かれた本やら。私自身、知人にナースが多いし。産能のゼミもナース多数、産能の院もナースがいたし、明星の院でもナースが多いし。そういう意味では、普通のサラリーマンと比べて、ナースの知人は10倍以上いるのでは・・・と思います。名刺ホルダーには何枚も「××病院看護師長」とか複数ありますから(笑)というか、そもそも、普通のサラリーマンでナースと飲み会に行った人間は何人いるやら。私が産能時代の飲み会の多くは誰かしらナースがいたし、ゼミの総会も周囲は看護師だらけだし。

通教やっていると、かなりの確率でナースと遭遇します。なんせ、看護師の方々は努力家で研究熱心で向上心が高いですから。加えて、通教で単位を積み上げて、機構で学士(看護学)を目指す方もいますので、お話を伺うことが多いわけで。

本当、本業が忙しい上に、本業以外にも研究成果発表とか課題も抱えているのに、更に、上を目指して大学や大学院に進学されるナースを私は尊敬してしまいます。飲み会で話をしても、ちゃらちゃらした話題ではなく、それなりにまっとうな内容で攻めてくるし。生半可な感覚でかわしていると、足元をすくわれます。

ですので、このタイトルの長~い本も、前向きに学習に取り組む看護師に福音になるものと思っています。

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『川越の書生さん』

2020年06月28日 14時02分49秒 | 読書

川越に行った際、「埼玉県民、うっかりハマり中。」と書かれた本のポスターを見つけました。

「笑える川越恋物語」が書籍名かと思ったら「川越の書生さん」が正解のようで。どうせ漫画だし、買おうか迷ったのですが、家内の「タイトルからして、川越じゃないと売ってないかもよ」との一言で購入決定。しかも1巻と2巻両方とも。

思ったより普通。埼玉県民のあるある満載かと思ったところ、それほどでもなく、川越恋物語って一面の方がウエイト大きい。

せっかく行田市が出てくるのなら、さきたま古墳群も出て欲しかったなぁ・・・

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