ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

若者くんの体験受け入れ

2010-07-20 20:02:39 | Weblog
 ムシ暑い日が続いている最北。
明日からは再び雨の予報。土曜日まで続きそうで、今日から2番草の刈り取りを始める予定だったがしばらくのびそうである。

 今日は、かねてから予定されていた学生2名の体験の受け入れを行った。清浄国宣言が出されていない中で、受け入れに当たっては消毒を徹底した。進入道路への石灰散布、車から下車してからの2重の踏み込みそう、手洗い消毒して体験場へ。学生や引率者にも理解をいただき協力してくれた。

 今回の学生さんは、○川○科大学看護学科の学生で、僻地医療実習の為に町の国保病院が受け入れていたもので、滞在プログラムの中に私の牧場での搾乳体験等が組み込まれていた。以前にも何度か受け入れていて、若者に酪農を理解していただく上で最良の機会にもなっていた。

 私は、最初の酪農の話の中で、数年後に「命を守る最前線」で働こうとする若者を前に、「命の大切さ、食べ物の大切さ」を酪農を通して語った。命をいただいて生きている人間が、その大切さを知る事の意義は大きいと思えた。若者くんにどう写ったであろうか。

 私どもも、酪農実習生等を受け入れているが、受け入れた病院関係者の皆さんのご苦労も大変なものがあるだろうが、丁重に扱っていることや体験プログラムの中に福祉関係だけではなく地域の産業、観光の理解などが多く組み込まれている事に感銘を受けた。

 若者くんには、関係者の皆さんの懸命なるお世話に感謝する気持ちを心一杯に持っていただき、自分の目標に向かって進んで頂きたいものだ。

 来月にも同じところからの来訪が予定されている。一層、弁をみがいて酪農の理解者や酪農体験からの食や命の大切さを伝えられるように頑張ろう。
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川を越えて

2010-07-19 15:47:04 | Weblog
 昨日に続き今日も雨の1日。随分と降りましたが雨で涼しさで喜んでいるのは、放牧された牛ちゃん達でしようか。
川向かいの放牧地に行ってしまい帰路は川を越えてになりました。川の中のゴロゴロした石に足をかばい一歩一歩の歩行。その歩き方は川を汚さないように気遣いしているようにも思えました。
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「スイカ」その後

2010-07-18 16:23:22 | Weblog
 今年で2回目のスイカ栽培。昨年の失敗から少しだけ学んで今年も挑戦。ハウスの中ですくすく育っています。ようやく直径6㎝ほどになりました。
牛を育てるのは得意中の得意ですが・・・作物は・・やっぱり・・・・トマトも、ナスも・・この先どうなることか・・。日々、自分も成長しながら野菜の成長を楽しみにしていきます。
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美しく咲いてと・・・・

2010-07-17 19:33:17 | Weblog
 3日連続の真夏日の我が家周辺。今夜からは雨の予報。
暑さの中、我が家周辺に咲く花により美しく咲いて欲しいとの願いを込め、日々時間を見つけては、咲き終えた花をつまんでいる妻の姿があった。暑さに弱いパンジーや雨に弱いペチニヤの管理に余念がない。
何もない山奥が、美しく咲きほこる花で賑わいを感じさせてくれている感じである。
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私達が見ているものは・・。

2010-07-16 20:23:00 | Weblog
 夏らしい晴天続きの最北。明日からは天気も下り坂。日照時間が少なかった最近であったが水分も適当に補給されていたためか2番草の伸びは順調で、のんびりムードもおしまいで、そろそろ刈り取り時期を迎える。

 のんびりムードを生かして先日ある小さな町の、民間の経営する温泉宿に宿泊する機会があった。当然のことかも知れないが、そこではサービスにとみ、丁重なお出迎えを受けた。いろいろな工夫をされてお客をもてなしている感がうかがえたが、その中の一つにDVDの上映があった。

 事前に紹介はいただいていたが、酔いと満腹でロビーに行くと天井近くの大スクリーンに町の産業などを紹介したDVDが流されていた。見ている人は数組であったが、その町の様子や畑作などの産業の発展や苦労した様子が人々の生の声を通して伝わってきた。

 民間宿がどのようなねらいで放映しているのかは分からなかったが、参入したと思われる民間宿が工夫をして、町の様子を伝えていることに暖かみを感じた。

 酔いが回り最後まで見れなかったことを反省して床についた。
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農休日

2010-07-15 19:26:11 | Weblog
 2番草の始まる前のわずかな時間の農休日。
牛ちゃん達をしっかり守ってもらい、89才さんはショートスティにお世話になり、生き物相手の酪農家はみんなで理解しあわないと農休日はとれません。

 今回の短い農休日は、オホーツクの遺跡巡りを行った。あまり興味の無い文化であったがどういう訳か、縄文、続縄文、擦文時代の生活に触れてみたかった。
目梨泊遺跡、オムサロ遺跡、そして常呂遺跡へと・・・。こんな時代に生きる時だからこそ古代人の知恵や生活習慣を知ってみることも大切なことかも知れない。

 世間一般的には休みなどごくごく当たり前のこと。みんなのお世話になって初めて休める私達。次もお世話になって・・・。世間ではあたり前の事を私達は一つの楽しみとして
明日からの労働に汗をながそう。
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久しぶりの晴天

2010-07-13 21:12:57 | Weblog
 最北の地は久しぶりの晴天に恵まれた今日。
牛ちゃん達ものんびりと放牧地で会話を楽しんでいるようでした。
半月の曇りや霧雨、雨の日続き。2週間の体験実習を今夜で終えた23才東京ちゃんは、待望の満点に輝く星空を見ることなく帰宅しなければならない。
 明日も晴れの予報。しかし長続きすることなく週末は再び雨予報。路地栽培のナスの成育が心配だ。そんな心配もよそに、明日からは都合で僅か1泊しか予定できなかったが妻とともに、農休日の温泉だ。適当に楽しんでこよう!!
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豊寒別川

2010-07-12 20:01:57 | Weblog
 豊寒別川は我が家の庭先200㍍前を流れる川である。
密林への入植者の多くは、大小問わず川のそばに住居を建てたようで飲用水の為に当然かもしれないが、今も残る住宅のそばには常に川が流れている。

 その豊寒別川の今日は、今年の雪解け水以来の増水になっていた。あさから降り続いたあめのためである。全国的には多雨で多くの被害も出ているようでお見舞い申し上げるところですが、私どもの所は今回が今年の多雨量である。

 この豊寒別川は、私の所から国道などを横断して5㌔先のオホーツク海に直接に流れ込んでいる。
豊寒別川には2つの大きな特徴を持っていたと私は思っている。
その1つは、昔は沢山のヤマメが釣れたと言うこと。知る人知るよい釣り場だった事は私の幼き思い出でもあるが、今では解禁中でも1~2度の釣り人の姿を見る程度である。
2つは、豊寒別川は町民の水瓶であったと言うこと。私の家より上流に市街地の水道の上水道があった。昭和31年に起工し35年に竣工している。市街地に初めて水道が通ったのが豊寒別川からだった。後に渇水などによって水不足がおき、昭和52年から新たな川に水源を求め工事にかかっている(浜頓別町史参考に)

 開拓の為にも多くの役割を果たしたと聞いているし、河川整備の整っていないときは、大雨や雪解け水の増水で、住民の強敵に変身することもあったという。

 秋の増水の時には、年によっては多くの樺太マスで賑わうこともある。そんな豊寒別川を久しぶりの増水で、記憶を思い起こしながらじっと眺めていて、シヤッターをきった。
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キツネ

2010-07-11 20:22:28 | Weblog
 子育てが終わったばかりなのか、やせこけた北キツネがエサを求めてか我が家の庭先にショッコリ現れた。別に珍しい事では無いがシヤッターをきってみた。どこで見かけても今のキツネの姿は苦労の後がうかがえる。

 親キツネを見かけた少し後に、丸々したかわいい子キツネを近くの道ばたで見かけた。「怖いおじさんが近くにいるから気おつけなさい」とでも親に言われていたのか、体を丸くして逃げ去った。その姿も愛らしい。
 
 子どもの為に骨身を削る事は生きもの世界では同じことなんだね~~。
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スイカらしく・・。

2010-07-10 20:41:19 | Weblog
 相変わらず天気が悪く肌寒い。もう10日以上も太陽の顔を見ていない。2週間の酪農体験実習生の東京ちゃんは「星空をみたい」と来たときから言っていて、てるてる坊主を作っているがまだ実現していない。残りの日数はわずかだ。

 この天気は自家野菜にも影響がでそうだ。ハウスの中では、ようやくスイカの形が分かるように実をつけスイカらしくなった。いつの日からか、朝一番に小さなハウスをのぞくことが日課になっていた。米粒ほどのスイカの実を見つけると受粉してあげたりするのも楽しい。

 昨年失敗しただけに今年の成長がとても楽しみだ。果たしてどれだけの大きさに・・・。気の早い話だが秋が・・・・。
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