ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

スイカの苗を植えました

2009-06-13 19:43:16 | Weblog
 3日目の雨の最北。10度の気温で風も冷たく肌寒さを感じました。
そんな肌寒さを和らいでくれるのがビニールハウスの中。花の苗を定植したために、ハウスの中には次なる苗を植えました。

 今日、久しぶりの遊びに来た5歳と7歳の孫達とスイカの苗を2本植えました。

今までは家庭菜園の担当は母が行っていました。その母も88歳になり足腰が弱り家庭菜園づくりが出来なくなったために、今年は私たちが手がけました。
小さなビニールハウスの中に、興味本位でトマト、ナス、ピーマン、サツマイモ、ミニトマト、ブドウ、トウキビなどを3~4本ずつ植えていたところに、今日スイカ2本植えました。

 何事にも興味を示す孫達とのスイカの苗植えは、良き思い出になったようです。
果たして秋まで忘れないでいてくれるだろうか。それより、育てられるかどうか心配です。小さくても実をつけさせて孫達を喜ばせてあげたいものです。
これから遊び似来るたびに、ハウスに連れて行き、成長を見せてあげたいものです。少し孫バカですが・・・。

 家庭菜園づくりなど初めての経験ですが、「水さえ与えていれば何とかなるか」との軽い気持ちを捨てて、母が果たしてきた役割をひきついでいきたいものです。

 興味本位の世界といえども、妻共々また新たな仕事が一つ増えてしまったような気がします。
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「きれいだ~ね~」が聞きたくて。

2009-06-12 19:56:59 | Weblog
 昨日からの雨は今日もぐずつき天気で、明日も明後日も雨予報。牧草収穫適期到来にこのような天気では気持ちもイライラ。早い天気の回復を願うだけ。

 パンジー以外の花を霜の危険が無くなった1週間前からボチボチ植え初めて、ようやく終わった。6000株ほどの花が我が家周辺に植えられた。
植えてすぐ数日続いた強風に「命をとられたもの」もあったり土質のトラブルで、成長遅れのものもあったりで・・・・でも、10月上旬までのわずかな期間だが、「せっかち」な私の気持ちを落ち着かせてくれそうだ。
 
 先日も搾乳体験に来てくれた消費者の方が、「花も沢山植えられて・・」と激励してくれました。夏本番の頃には何もない山奥に華やかさを提供してくれます。

 ずっ~~と~以前に、あるおばさんと花で会話したときの事を思い出します。
「人里離れたヤマの中に一輪の美しい花が咲いている。誰の目にも触れられることもなく・・、そんな花がとても素敵だ」と・・。
「たとえ人里離れたところであろうとも美しものは、人の目に触れられてこそ値があるもの。美しさの感動は他人が決めるものでは・・」と述べた私。
 花植えが終わった後にいつも思い出す会話の一コマだ。

 牛とのふれ合いに、一杯の牛乳を飲みに来て頂く人たちに、「きれいに咲いていますね」と言われるときに、妻とともに「今年も植えてよかったね」と元気をもらう瞬間でもある。

 来訪して頂いた方達が、きれいに咲いてくれる花たちによって、少しでも心の癒しなってくれたら、こんなに感動的な事はないだろう。

 私たちは「きれいだ~~ね~」の言葉に励まされるのかも・・・。
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雨の前に終わった

2009-06-10 20:31:39 | Weblog
 昨日に続き今日も良い天気だった最北。

 昨日刈り取った牧草を予報で明日からの雨の前に全て仕上げた。
広い畑に1個500キロ程もある牧草ロールが、大型機械で次々に仕上げてた。
新規就農を目指す酪農研修生にも機械の操作を教えながら、出来上がったものをトレーラーに積み運搬作業に汗を流していた。
酪農研修生にとって、1枚の畑の区画が東京ドーム2個も入るような広いところでの作業は、北海道ならではの広大さを感じていたようだ。

 雨を前の作業は相手が機械だけに、いつどんな故障が起きるか分からないだけに、慎重な気遣いと無事に終わった後はホッとした気分になる。
こんな日々が天気と「にらめっこ」しながらもうしばらく続く。

 明日明後日と雨の予報。雨の時だからこそ出来る仕事以外の仕事も沢山ある。
そのためにも、雨の日であることに感謝しながら、雨の日を大切に使おう。
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一番草の刈り取りはじまる

2009-06-09 21:02:10 | Weblog
 何だか久しぶりに見たような太陽の顔。
昨日の想定外の雨に不満があったが、今日の太陽に元気を頂き一番草の刈り取りを始めた。面積が多いために4分の1程の面積は、コントラクター(農作業受託組織)にお願いしてある。11ヘクタールほどの面積を刈り取った。

 トラクターの上から携帯で天気予報を聞くと明後日から雨の予報。「昨日の週刊予報にはなかったのに・・・」といらだつ。いらだちの為か、すっかり写真を撮るのをわすれてしまった。
早々に刈り取りをやめ、明日に仕上げる準備作業に変更する。
なんと言っても牧草の収穫は天気が勝負だ。刈り取った草を自然乾燥させて一定程度水分を抜くためだ。

 春先の低温と干ばつの影響で草の成長は平年より悪い。明日中に今日刈り取った分をロールベールしてサイレージ(発酵状態)にする。

 明日は今年の牧草収穫(仕上げ)第1日目だ。はりきって頑張ろう!!。
これから今月末まで、天気予報とにらめっこしながら多忙な日々が続く。この間2回の出張も予定されているため作業日程を調整しながら・・・・。
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体験教室スタート

2009-06-08 20:38:11 | Weblog
 いよいよ今日から牧草収穫のスタートと思い準備を進めていましたが、昼頃からの突然の雨で明日からになりました。

 そんな仕事のことを思いいつつ、6月から始めた酪農体験教室もかねてから予約がありました団体が今日の最初になりました。
今年も張り切って酪農の事、牛乳の事等大いに語り酪農体験を通して「食や命の大切さ」を消費者の皆さんに伝えていきたいと思っています。

 1時間の予約時間でしたが、最初とあって力がはいっての体験教室になりました。
今日の訪問者は、町の教育委員会主催の「シニア、ライフセミナー」として、町内に在住する中高年の方々が農業などの学習を通して、地域への意識を高め地域のよさを伝承する人材をはぐくむ学習機会の拡充を図ることを狙いとしていて、13名が参加してくれました。

 町の酪農の特徴、酪農の話、酪農の持っている多面的な機能などを語り、搾乳体験をして頂きました。
パワーポイントを使いわかりやすく説明したつもりでしたが、持ち時間を気にしすぎて早口になってしまいました。
高年の方にもわかりやすく話したつもりですが、果たして感想など結果は・・・。
後日の主催者からの感想、指摘を聞くのが楽しみです。

 今年も牛乳の生産現場で、酪農を語り多くの方々に理解して頂こうと思っています。来週も家族ずれの予約があります。
自身の酪農の仕事、牧草の収穫の仕事を大切にしながら、訪れる消費者の皆さんと楽しく過ごしてきたいと思っています。
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「牛乳を飲みましょう・・・」と

2009-06-06 20:06:56 | Weblog
 昨年の原油高騰や餌の原料不足により資材や飼料の高騰により厳しい経営を続けてきましたか、関係者の人力により乳価も引き上げられ、少しだけ光の見えた酪農でありました。
しかし、その引き上げられた乳価が消費者価格に転嫁されましたが、消費者の皆さんにも酪農家の置かれている現実を広く広報し理解を求めてきました。

 だが牛乳の消費は右肩下がりで下がり続けていて、バター、脱粉等の乳製品の在庫は増加の状態が続いているようです。
そんな状況を深刻に受け止め、関係機関では6月を「牛乳月間」と決め消費の拡大運動を行っています。
私も参画している、地域交流牧場全国連絡会でもこの企画に呼応し、牧場開放の取り組みを行っています。

 消費者の皆さんに牧場に来て頂き、搾乳体験などを通して酪農を理解して頂き「牛乳を沢山飲んで頂こう」と言う取り組みです。
私も旗を立て、「牧滋養に来て下さい」と呼びかけています。

 来週からは団体や家族連れの体験予約も入って来ています。
来訪者には、酪農を熱く語っていきたいと思います。そして、少しでも牛乳乳製品の消費の拡大になればと・・・。

 
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1週間の酪農体験実習

2009-06-05 20:05:58 | Weblog
 相変わらずの低温続き。自家野菜を路地で植えていた方が寒さで「葉っぱが変色してきた」と言うことを話していました。
来週から牧草の収穫を始めようと思っていますが、早く回復してほしい天気です。

 1日から1週間の予定で、私の牧場に酪農体験実習に来ていた若者の、某○○金のUさんは、役目を終えて今日帰宅した。
私の出張中に来宅していて、作業服を着て作業中での対面したときは「弱々しさ」を感じたが、帰宅する時のスーツ姿は「働き者のサラリーマン」に見えました。
「やっぱりサラリーマンは作業服は見合わないか」と感じた。

 ペンより思いモノを持ったことがないであろう彼が、竹ほうきやスコップ、ホークを毎日持ち牛の世話に汗を流した。
牛に搾乳機器を取り付ける前に、大乳房に触れ「前搾り」や「乳頭の洗い、殺菌」を行う姿はたどたどしかったが、懸命に働く姿から酪農の一端を理解頂いたと思う。

 酪農に関わる仕事をしていても、現場を全く知らない方が多い中で就職して間もない時期に、たとえ短期間であっても酪農家の家で寝食を共にして生産現場を体験することは、今後の職場でも大きな力になるのではないだろうか。

 携帯も通じない、隣の家まで1キロもある山奥での生活、朝5時30分に仕事場への出勤は苦痛だったに違いない。

 「体を動かしているからかお腹がすきます」と言ってご飯3杯食べてくれたのを見て、逞しさと熱意的なモノを感じ安堵した。
厳しい社会職場環境の中であっても、頼りにしている農業者個々の立場、目標理念を真っ正面に受け止めて頂き、「頼りにされる人」になって頂きたい。

 忙しさのあまり十分なお話も対応も出来なかったが、1週間の酪農体験実習を酪農理解の一助の出発点にしていただけたら幸いだ。

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運動会の総練習だったが・・・

2009-06-04 18:39:21 | Weblog
 昼頃会議を終え町からオホーツク海沿岸を通って帰宅するとき、国道に設置されている温度計を見たら6度Cだった。気温の低い日々が続いている最北。

 今のこの時期、日曜日には各学校の運動会が開かれる。
私の孫が住む隣町の集落の学校の運動会も7日に開催される。かわいい孫達の運動会を見たく、予定をたてていたが私の集落の学校の運動会ともかさなり、地元を大切にしたい気持ちになり、孫の運動会の見学は総練習に行くことにしていた。
そのことを孫に伝え、見に行くことを約束していた。私の予定表から4日の日程は会議の全てを外して構えていた。

 数日前に1本の電話があった。「予定していた会議が都合で4日に変更したい」と・・。さりげなく「うん」と答えた。
その後、しばらく後悔した。

 幻ときえた孫の総練習の運動会の見学。

妻は、「子供との約束、私ひとりでも行ってみてきます」といって出かけてくれた。私は会議の会場へ。

 沢山の写真を撮ってきてくれた。一枚一枚丁重に見た。
元気に頑張っていることが何よりだ。写真を見ながら一つ一つの孫の行動を日頃の動作と重ね合わせて見ていた。
「やっばり兄ちゃんになっている」と心で笑った。

 大切にしたい、孫の運動会の総練習の見学。しかし、自分に与えられた責務をも果たす役割も大切だ。

 

 
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懸命に・・。

2009-06-03 09:12:47 | Weblog
 札幌出張を終え仕事の遅れを取り戻すべき、朝4時30分から起きて懸命に仕事に清を出しています。
朝食後のちょっとした休憩の時間にパソコンに向かい、昨日の出来事を思い起こしています。少量だが、昨夜は珍しく我が家で杯を交わし疲れも重なり眠りの世界に・・・。今夜も我が家の焼き肉ハウスでささやかな交流の場が予定されている。
 超多忙記に入る、牧草収穫前のわずかな日々を少しだけ杯の力をかりながら、力を蓄えておきたい。

 雨の天気予報もはずれてくれ、少し冷たい風は吹いているが穏やかな最北の地の1日の始まりです。
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