道路が開通

　孤立、3日目の今朝午前7時3５分、２台の町の除雪車が到来。
約２㌔少しの間に我が家を含め３世帯が暮らす道路は開通しました。９人の住民と１２０頭以上の牛たちは安堵。確認はしていませんが
元気かと・・。

　長いことこの場に暮らしていますが、道路が閉鎖されて３日目の朝まで・・というのはいままで、経験がありませんでした。
それぞれの家庭や牛舎で「非常事態」がおきたら・・・という思いは皆さんにとって脳裏を常にかすめ、気を敷き締めての生活だったかと。

　この間、除雪活動に尽力された働く皆さんは不眠不休の事だったと思います。
本当にご苦労さんでした。感謝です。

　それぞれの酪農家の人たちは、自分のもっている除雪機で、周辺道路の除雪は自分たちで行い、除雪に協力していたようでした。
私も町除雪車の旋回場などの除雪をていねいに行って待っていました。
幸いな事にこの間、電気も停電になることもなく、電話も不能になることもなく、防災無線も通常に動きいていました。
なかったこと、それは・・・除雪の進捗状況や開通見込み情報でした。「情報のないことは不安に一層拍車がかかる」とある方が話していました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　そう遅くない時期に私たち２人は後期高齢者。
「この場所が好きだからここにずっと住んでいたい」　　そんな単純な願いが思い続けられる事が必要な事なのかも知れない。
「そんな贅沢言わないで便利な所に住め」と言われるかも・・・。