ひよっこり訪れた青年

　午後から雨になった我が家周辺。考えてみると今冬はじめての雨なのかも知れない。
残雪が多い中、雪解けが進む事を願いたい。

　そんな厳しい初春の中で日々牛のお世話に研修生修了し従業員として頑張っている２４歳ちゃんの友人くんが
「ひょっこり」やってきた。
友人くんは道東の牧場で２年間研修していて、将来牧場経営をすることを目標にしているとの事。

　ここでの滞在期間はわずかな日程だが、早々に作業服に着替え汗を流していた。
その流した汗がとても気にいったらしく、「この浜頓別の地で酪農研修を続けたい」と言い出した。願ってもない事と
思い早々に関係者と相談し受け入れ体制を整えた。

　そんな友人くんの決意を歓迎する意味をこめて、ささやかに身内で今夜はジンギスカンを囲んで乾杯した。
そして、受け入れてくれる牧場を紹介するととても感謝していた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　幾度もこの場で記した事があったが、新たに牧場を始めたいと言う人を育てる事は、緊急の課題でもあり
希望する若者がいる事は願ってもないチャンスでもある。
随分と長い時間をかけて、冗談を交え語りあった。大いに期待出来るであろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「ひょっこり」訪れた青年・・・。酪農経営を希望しているだけに研鑽を積み重ね、目標を目標として
終わらせる事にないように、私たちを含め関係者の懸命なる指導力の発揮が求められるであろう。