ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

町長、教育長を訪問して

2008-05-02 22:58:54 | Weblog
今日は、町の町長、教育長の室を自冶会長と小学校の校長先生とともに訪問した。
それは、集落で13年間に渡って進めてきた「山村留学の取り組みの活動の停止」を伝え、今までにご支援ご協力頂いたお礼を述べるためにだった。

以前にも何度かこの日記で記してきたことだが、地域活性化のためになくしてはならない小学校の維持発展を願いはじめた「山村留学」の終焉というか、役目を終えたことになる。

訪問を受け入れて頂いた町長も教育庁から、「長い間ご苦労さんでした」との労いの言葉をいただいた。
この間の町の経済的支援も含めて偉大なものがあったと思っている。それは多くの町のみなさんの理解があったからこそなのかもしれない。

私自身、これまで組織の責任者として集落の全ての人達の協力があったからこそ「その役割」をはたたすことが出来たが、今思うと目を覆いたくなるような失敗や失言がヤマほどあった。そのたびに自己反省はするものの、また繰り返すの連続だったかも知れない。
その度に「人間として一回り二回り成長できたのでは・・・」と勝手に思い込んでいる。

今日の訪問を最後に、実質的に組織の責任者としての役目は終えることになる。
そう遅くない時期に訪れるであろう「閉校」という言葉は、「やっぱり寂しいことばだろう」と思う。
しかし、そこを乗り越え「子どもたちの豊かな成長」の立場に立って、もうひとふんばり果たさなければならない役割がありそうだ。

町長、教育庁を訪問して・・・・。これまで頂いたご支援のように「温かく見守って欲しい」と願わずにいられない。

一昨夜の集落内の酪農家の集まりの杯の席、「児童の数が6人になっちゃうんだって。運動会も寂しいね・・・。その分、私達が盛り上げなくちゃ・・・」とある婦人の発言。
「この13年間の中で培ってきた地域活性化を願う地域の人達本当の声なんだ」と
思った。
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