昨晩ネットニュースの見出しに「北朝鮮が水爆実験」とあった。
しかし、同時に水爆実験にしては地震波の大きさが過去の核実験と同程度と、水爆ではないとの見方も発表されていた。
あーよかった水爆じゃ無くて、と安心していられるはずもなく。
原爆でも十分脅威で、北朝鮮は危険な存在である。
と、日が明けたら今度はサウジアラビアが、イエメンのイラク大使館を空爆したとの報道。
中東が平穏になる日は来ないのか。
サウジアラビアとイランの関係が悪化したというのは先日から聞いていたが、また第三国のイエメンを空爆とはどういう事か。
当然無関係なイエメンの市民が犠牲になれば、対イエメンとの関係も悪くなるだろうし、イランも黙っちゃいない。
なんでこんなに火種が沢山あり、収束しないのだろう。
欧州に渡った難民を非難する声もジワジワと大きくなっているようだし、やはり中東を穏やかにする以外世界の平和も遠いだろう。
どちらか一方が圧倒的に支配する以外、収まりはつかないのだろうか。
今日、琴似で会議があって、その帰り道駅前の通りを歩いていた。
地下鉄と駅前通りの交差点、年配の女性達が安保法案反対のビラ配りと、署名を集めていた。
私の前を歩いていた小さな子を連れたお母さんに、ビラを渡そうと「子ども達のためだから」と声をかけながら渡そうとしたが、お母さんに断られていた。
その親子を追い抜きざまに娘さんが、お母さんに問いかけた
「子どものためって言ってたよ」
お母さんが何と答えたかは聞こえなかった。交差点では結構な数の人が横断していたが、ビラを受け取っている人はほとんどいなかった。
ビラの他にチラッと見えたチラシと言うかポスターと言うか、書いてあった字は
「アベ政治を許さない」
だった。
子どものためか。
どちらも子ども…将来の人たちを思って行動をしているはずなのだけれど、痛がる子どもの手を引っ張って、放さないのはどちらだろう。
落語では先に手を放した方が実の親でした。
また、2ヶ月間には共産党の志位委員長が、テレビ番組で「北朝鮮、中国に危険があるのではなく、自衛隊が中東に行って一緒に戦争をやることだ」と述べました。
核実験・ミサイル開発を進める北朝鮮より自衛隊の方が危険な存在と考えているようでしたが、またも核実験を行った北朝鮮をあくまでかばうおつもりでしょうか。
水爆実験の翌日にアベ政権反対のビラを配っている方々も、やっぱり共産党と同じ考えだったのでしょうか? いや、そうだろうな。
共産党と言えば、4日の国会開会式で69年ぶりに出席して、天皇陛下の言葉を頭を下げて聞いていたそうで、実に第一回の国会以来と言うから驚く。
何だか普段国会の欠席に対し文句を言ってそうな共産党が、天皇陛下が出席するという理由で欠席していたとは。
今までずっと欠席していたからニュースにもならなかったのか。
さて共産党は一体、どこへ行くのだろうかね。