交通指導員をしている先輩から仕事を依頼されました。
3月15日から5月3日かけて歩いた四国遍路の日記です。
71歳にして北海道マラソンなどフルマラソンもするという凄い方です。
四国の遍路は「水曜どうでしょう」でも大泉洋さん、鈴井貴之さんらが車を使って走破していましたが、この方は48カ所/1,200キロをちょうど50日をかけて全て歩いて通しました。
毎日の気温、歩いた距離と歩数。泊った旅館、もちろん訪れたお寺の記録と出会った人やその日の出来事などと合わせて、ペン画のスケッチも一日数点描いたものを入れています。
それからちょっと変わった所では、新聞の一面見出しも入れてあり震災後に行かれたため、ほとんどが原発事故に関するもので、3月15日からの時系列のようなものも一目で分かります。
途中足の指の皮が剥け、溜まった水を抜いたりしながらも、毎日15~30キロ程の距離を歩いたそうです。
現役の時はかなり仕事のできた人だと聞いていますが、このお遍路の計画も大変緻密で、今後四国お遍路に行こうと考えている人には大変参考になるものだと思います。
本日先行して数冊お持ちしましたが、応対に出てきてくれた格好はTシャツ、ランニングパンツと全く70歳オーバーとは思えません。
またその足も筋肉がしまってランナーの足で、羨ましい限りです。
私はランニングも、ジョギングすらも最近はしていませんが、いつも自転車で遠くへ行きたいと思っているので勇気づけられるものがあります。
冊子の内容も楽しい文章、味わいのある絵が満載でこちらもかなり刺激されました。
できたものを見て大変喜んでくれましたが、私も楽しい仕事でした。
もう一度じっくり読んでみようと思います。