東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

作業開始(5月9日午後)

2019年07月15日 21時53分13秒 | 航空機
午前中は恵那消防と岐阜県防災航空隊との訓練を撮影。
その後、病院を経由していつものものを処方してもらい、さらに移動開始。

到着時は丁度お昼休憩が終わる間際。
今年度もよろしくお願いします。



この時期、虫がウインドウにこびりつくことが多い。整備士も大変だ。


 連休終了と同時にここへとやって来たK-MAX。
 小牧では上空通過する機体に釘付けだったようだ。
 それもだが、ここに来た当日にSNSで動画が上げられていたのにも驚いた。
 アップした人も同業者だったようである意味安心した。



「え~!もうあがっているんですか!」とIさんとH機長。驚くのも無理はない。 拭きあがり?


JA6184 KAMAN K-1200 K-MAX アカギヘリコプター


まあ、ここ(場外)まで来る人は少数ですが…。


 整備時間の関係からJA6184は今日まで。
 夕方に奈良までフェリーし、明日の朝にJA6236で戻ってくるという。
 「連休はしっかりと休んだから働くか~」と皆さん準備。
 こちらも撮影準備へと入る。



12:58 H機長が乗り込み。電源オン。


12:59 エンジンスタート。


ゆっくりとローターが回転を始める。


13:00 APU取り外し。開口部クローズ確認。


13:01 回転が上がりH機長からサムアップ。


離陸して…


金魚のフンのようなフックをたなびかせて切り出し場へと向かう。


 これにてこちらも離脱。
「あれ?もう帰るの?」と整備士Hさん。
 さすがに「仕事」があるので(笑)
 また週末にでもよろしくお願いします。




13:03 結構近い所でやっているように見えるけど…


13:04 交通量の多い国道を横切るわけにはいかないので迂回する。


(^^)/~~~


13:05 次へと向かう。


フックの挙動がいつも微笑ましく見える。


曇りなのが惜しい。


13:10 2本吊り。携帯撮影なのでローターが止まってしまった。


同じルートをたどるのも大変だろうな。


 林道を歩きつつ、機体の挙動に気を配る。
 こういう現場、ヘルメットは必要。
 機体の来ない間に移動し、近づいてきたら止まって吊荷の動きに注視する。

 国道に戻り、駐車帯から撮影してみる。
 

いかん、完全に逆光となる。


吊り上げた瞬間くらいか、午前中の方が条件が良さそう。


 さて、今年度もお付き合いよろしくお願いします。
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恵那市消防本部との水難救助訓練(5月9日その2)

2019年07月14日 20時48分47秒 | 航空機
前回からの続きです。


要救助者と接触したR1はレスキュースリングを使用して岸まで移動させる。
現在湖面にてレスキュースリング装着中。



10:24 そろそろかな?


 湖面のR1から巻き上げのハンドサイン。
 すぐに上昇する。



10:25 水面より上昇して


しっかりとホールド。


右へ。


ダウンウオッシュ浴びつつだから相当きついことだろう。


顔を拭いたくてもそれもできないから…。


地上に降ろした隊員の元へと向かう。


10:26 降下開始。


要救助者と共に到着。


 この後、要救をエバックハーネスに装着し直しピックアップ。
 場外に着陸して救急隊に引き渡す…という算段。

 エバックハーネスへの装着はいつも見ているので、この場外に1号機が着陸するところを撮ろう。
 車に乗り急いで場外へ。
 駐車場から場外まで走ってようやく到着となる。



10:32 ピックアップが終了して場外へと向かう。


恵那山バックで。


ここだよ~


フレアをかけて減速。


10:33 着陸。


後部ドアが開いて整備士と副隊長が降機。救急隊を確認。


傷病者降機。


しっかりとした足取りの要救助者で(笑)


救急隊(仮)と接触。傷病者情報を伝える。


ピックアップはもう一人ある。駆け足で戻る。


10:35 上がるよ~


上がれ~


…こっちに突っ込んでくる。


対空監視を怠らない…


ん?機長と目が合ったがなんか笑ってる。


ライトターンして


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎III」


再び湖面へと向かう。


 後日、O機長から
「さっきまで下で撮っていたのに場外にいたからびっくりした。
 機内で『ヘリより早いってどういうこと?』って皆で笑っていた(笑)」
 とのこと。笑われていたのね(笑)
 


要救役の方、お疲れ様でした。


 場外に降ろすのはこの1回のみで、もう一人のピックアップは岸までとのこと。
 さっき走ったこともあり、ちょっと体力回復に時間がかかるので次のピックアップはパス。
 消防の方々と談笑しつつ駐車場へと向かう。



10:45 二人目のピックアップも終了して岐阜へと帰投する。お疲れ様でした。


 〆があるかと思い指揮本部のある場所へと戻る。
 しかしボートの回収とかもあるので忙しいらしくここではないようだ。



指揮車「恵那51」も戻って来た。


 これにて撤収。
 お疲れ様でした。

 今回も恵那消防の皆様、岐阜県防災航空隊の皆様、お世話になりました。
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恵那市消防本部との水難救助訓練(5月9日その1)

2019年07月13日 21時59分18秒 | 航空機
季節は春真っ盛り。
消防的には山菜採りの時期が過ぎ、通常の山岳遭難と水難救助の季節となる。
それに対応するべく、県内各消防と航空隊との共同訓練が行われる。
今回は恵那市との訓練にお邪魔させてもらった。

指定された時間より早めに恵那市防災センターへ。
到着するとちょうど救助工作車の点検中だった。


点検が終わり、これから現地へ行くのかな?


 そこにいた隊員さんに声をかけると、
「もうみんな現地へ行きましたよ。」
 ありがとうございます。
 急いで現場指揮本部となる場所へ向かう。
 
 現場に着いたが関係者は一人もおらず。
 傷病者引継ぎの場外へも行ったがこちらも一人もいない。
 思わず某所に確認すると
 「え?まだいない?もうそろそろ上がるよ?」
 訓練は決行されることが分かっただけでもよかったが…

 再び指揮本部が立つ予定の所へと戻る。
 しばらくしたらようやく指揮車がやって来る。

 

9:39 指揮車を誘導して…


現場指揮本部立ち上げ。


 皆様にご挨拶。
 時間になっても誰も来ないから焦っていた旨話すと、
「水が少なすぎてここからボートを入れることが出来なくて…
 他の所から入れて、それからこちらへ来たから。」とのこと。



9:48 確かに、普段の水位は白く見えるラインまで。


10:13 ウエットスーツを着たのが要救役かな。


 ヘリの音が聞こえてくる。
 無線でしばらくやり取りしたのち、湖面側で動きがある。



10:15 要救1が入水。


10:17 ヘリが現場に到着。


下の状況を確認中。


 ピックアップ方法が決まったところでヘリは進入して来る。
 さて、どのような挙動となるか…



10:18 北の方で旋回して


10:19 指揮本部よりやや北へ向けて進入中


10:20 ホイスト準備中。


降下ポイントの確認中。


10:21 では行きます!


2名をホイスト降下


接地。一名がホイストを切り離し地上待機。


10:22 再びホイストが巻かれ少々上昇。


要救助者の方へと向かう。


レスキュースリング準備。


降下、行くよ~。


10:23 降下中。要救助者は写真右下にいます。


要救助者に強いダウンウォッシュが当たらないようかなり高い位置でホバリング。


着水。要救助者の方へ向かう。


10:24 要救と接触。レスキュースリング装着準備。


立ち泳ぎしながら、かな?


ホイストでも調整しているようだ。


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎I」


背中側で金具を留める。


続きます。
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春のビッグフライト(5月5日)

2019年07月12日 23時17分31秒 | グライダー
ゴールデンウィーク中に1回はフライトしたい。
出来れば子供達も連れて…とヨメと相談するとあっさりOKが出る。

暖かくなったとはいえ霧ヶ峰はまだ春になったばかり。
予想通り、上の方は桜が咲きだしたところだった。
天気は薄雲が広がるところもあるが日差しは期待できそう。


池のくるみから。富士山が霞んでいるな~。


 中間点より発航状況を確認しつつピストへ向かう。
 いきなり車で来てすみません。
 今年もよろしくお願いします。



10:42 出発準備が着々と進んでいる。


さて、今日は八ヶ岳まで行くことが出来るだろうか…


JA2433の離陸を眺めるヨメと次女。あれ?長女は?


いつの間にか無線主任者の席に座っていた。すみません。


体調や練習許可証の番号等書類へ記入中。


H教官はJA275Hのエンジンラン中。


 自分はしばらく地上勤務。
 JA2434が戻って来たので回収の翼端担当。



ピストに戻ったらファルケがセット。


ウインチ発航で行ってらっしゃい。離陸後はエンジンで高度を稼ぎ南アルプスへ。


 まだ自分の番は回ってこないと油断していたら声がかかる。
 慌てて準備に取り掛かる。



機体に乗り込む前にKさんより「背中撮らせて!」のリクエスト。写真使用許可ありがとうございます。


約半年ぶりのフライトです。


 後席はO教官。
 リハビリも兼ねてでお願いします。
 教官、乗り込む前にフライトプラン入れてませんでした?

 ウインチ発航の緊張感。
 ちょっとラダーを使い過ぎてひっくり返る寸前だった。
 ワイヤー切り離し寸前に大きなサーマルに入る。
 離脱後に180度ターンしてサーマルに入る。
 以後、ずっと右旋回でサーマリング。
 雲の下にたどり着き、穴を探す。
 風に乗り、流されつつ、気が付けば滑空場から北西の和田峠付近。
 高度も3000メートル以上。
 私 「蓼科山へ向かいます。」
 教官「いいよ~」



12:05 やや南の白樺湖を狙いつつ、蓼科山南斜面へ向かう。


速度を上げて下降気流帯を突っ切る。


 プラスを振り切るような上昇気流があればその反対もある。
 「ブルーサーマル」で怖かったと言う部員もいたが霧ヶ峰ではいつものこと。
 機体の挙動に神経を使う。



12:12 コンスタントに+2~4のサーマルがあるが、少しでも外れるとその逆となる。 


 ある程度高度を取っていよいよ八ヶ岳へ向かう。
 今日の風向きは西からの風。
 稜線より西側を飛ぶことに心がける。



右側がJAXA臼田宇宙観測所のパラボラアンテナ。左側に建設中の新型アンテナが。そのさらに左にグライダーがいる。


 新型の美笹深宇宙探査用地上局が見れてテンションが上がると同時に、同エリアに長野の機体が来たことで緊張する。
 この後、お互いの位置を見失うわけにはいかない。
 この際に相手とはコンタクト。
 目的地は一緒のようだ。



12:26 いよいよ八ヶ岳連峰へ。


 硫黄岳を過ぎたあたりから雲が無くなる。
 そして予想通り、サーマルが弱くなる。
 今の高度ならそのまま赤岳まで行けるだろうが…

私 「ここで引き返します。」
教官「そうだね。雲もないし…。」



12:30 ダイレクトで滑空場へ。景色最高!


 着陸前に旋回訓練等を繰り返す。
 それでもなかなか高度は落ちない。
 仕方がないのでダイブブレーキ展開、さらにスリップもさせて高度を無理矢理落とす。

 ファイナルアプローチ中にも持ち上げられ、パス角が高くなってしまい着地点が伸びてしまった。
 ドン着にならなかっただけいいか。
 1時間、ありがとうございました。



ピストに戻ると子供が出迎えてくれた。機体に気を付けてね。


記念にJA23KMと。


 地上勤務中にヨメから時間を言われる。
 いつの間にか帰らなければいけない時間となっていた。
 ほとんど飛び逃げで申し訳ありません。
 今度は一日中いますので!



上空を通過するP-1 厚木へ向かっているようだ。


 今年は春からいい感じだ。
 夏も来れるといいな~。
 今度はK氏、一緒に行きますよ!


 後日、O教官から情報展開がされる。
 昨年協力して撮影したものという。


【長野県霧ヶ峰】グライダー発祥の地【ドローン撮影】



これ、かっこよすぎでしょう(笑)
さて、また飛ぶぞ!
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帰りがけに合流(5月4日夕方)

2019年07月11日 22時48分53秒 | 航空機
高山からも離脱して国道41号を南下して行く。
下呂病院で1時間休憩の後、自宅方向へと向かう。
その数分前、防災メールで山林火災の発生を知る。
ここの所雨は降っていないから延焼する可能性は高い。

信号待ちの間に自前レーダーを確認すると予想通り防災ヘリがコンタクトしていた。
さて、間に合うか?

考えられる最速ルートで場外と思しき場所へと急行。
途中、ダムで取水して現場へ向かう機体をインサイト。
何とか間に合うか?

場外に到着すると場外管理の消防隊員とポンプ車が一台。
あとは航空隊隊員等が3人いた。



17:30 お、戻ってきた。


消火バケットでの対応だった。


着陸に備え各員配置につく。


17:31 最終進入へ。


フレアをかけてホバリングへ。


ゆっくり降下して~


バケット確保。


さらに降下して~


全員で全方位確認中。


フック外し。向こうへ~


17:32 あとちょっと…


着陸よし!


降機してエンジンカット体制へ


17:33 エンジンカット。整備士が機外フックを確認。


 これまでに散水は5回ほど行っていたとか。
 火勢確認のため着陸待機になったようだ。



束の間の休憩。


オンオフの切り替えは必要。


 若鮎Iが降りたにもかかわらずヘリの音がする。
 自前レーダーでは報道機が飛んでいるようだ。
 この後の活動が大変だろうな。



17:46 JA109N A109S ノエビア  今年の滋賀県総合防災訓練で来てくれないかな~


 連絡が入り林野火災消えたという。
 とりあえずヘリは撤収が決まったので日没も迫っているから急いで帰り支度となる。



17:49 コパイは運航管理へフライトプランの連絡。他の隊員は片付けだ。


残った水を出して…


折り畳み。機長は後部クラムシェルドアを開けておく。


カバーに入れて機内へ。


17:52 機長らが乗り込みエンジンスタート準備。


NO.1エンジンスタート


他の隊員は場外監視。


17:53 NO.2エンジンスタート。


OK! 整備士は外観確認終了。


副隊長より乗り込み指示。


了解、乗り込み!


17:54 靴底の砂を落としてから機内へ。


ドアクローズしたと思ったらすぐに離陸。地元消防、誘導は?


他の機体をインサイトしたのかな?


JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」


このまま帰投…


17:58 かと思ったら現場上空で状況確認。


 どうやら森林火災が延焼して建物火災へとなったようだ。
 森林火災自体は鎮圧状態だが建物の火勢が強い。
 かといってヘリで散水するわけにはいかない
 日没も迫っていることもあり帰投して行った。



17:59 JA05CP BK117C-2 中日新聞「まなづる」  これ以外にもJA21DHが飛来。


 これにてこちらも撤収。
 この火災については色々と教訓を残したものになった。
 関係者の皆様、お疲れ様でした。
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青と碧(5月4日午前)

2019年07月10日 21時29分08秒 | 航空機
毎年ゴールデンウィークの春山ピークに合わせて行われる岐阜県警山岳救助隊の鍋平常駐。
3月末の耐空検査に合わせ、JA110GもFastfin仕様へと改修された。
間近で撮影できるのはこの機会くらい。
いつものように朝早く出発し、高山市内の渋滞にはまらないように移動する。

高山市内を抜けるとき、低層雲の影響か周りの山が見えなくなり一瞬焦る。
しかし長野県方面へと向かうにつれ状況は好転する。

いつもの駐車場に着き、機体があるのを見て安堵する。
しかし、その駐車場には見知った顔が何人もいたのだった。
しかも昨日の夜から来ているとか…
若さゆえ?それとも執念?



これまた見事な快晴。


北アルプス大橋からの風景。バイク乗りの人達が自分のバイクと山を入れて撮影していた。


 まずは朝のエンジンランから。
 時折ヘリの音が聞こえる気がするが、長野県側は朝から忙しいようだ。
 岐阜は平和であってほしいね。



7:44 ついでにそのまま上がるかな?


ってことはなくエンジンカット。タグ等装着中。


 フライトが無いのなら今のうちに撮影させてもらえるかも。
 隊員さんに声をかけるとOKとのこと。
 さっそくヘリポートに上がらせてもらう。



いいね~。


改修されたテイルフィンとストレーキ。


テイルに書かれていたレジはメインローターカバーへと移動した。


こんなローアングル、撮影できないよ。


JA110G Bell412EP 岐阜県警「らいちょうII」


 機体を嘗め回すように撮影する某氏。
 山岳警備隊の人が不思議そうにしていた。
 警察で改修された機体はレアですよ。

 一通り撮影して隊員達に挨拶。
 9時前にはパトロールに上がるとのこと。
 本当にありがとうございました。
 


8:51 エンジンスタート。


8:53 各所確認中。


8:55 ホバータキシーで左へ。


正面顔。


離陸時にバックの山と絡めるのは難しいか…


前進しつつ


右旋回。


8:56 谷を抜けたところで左旋回しつつ高度を上げて行く。


 こんなに天気のいい日の撮影は久しぶり。
 とはいえここに長居するつもりはない。
 とりあえず着陸を撮ったら移動しよう。

 パトロールはいつも1時間くらい。
 皆と談笑しながら待つ。
 するとあっという間に時間は経ち、ヘリの音が聞こえてきて慌てて準備する。



9:32 ファイナルアプローチ中


雪が残っているのがいい感じ。


フレアをかけて減速。


ヘリパット上へ。


ホバータキシーでエプロンへ。


接地。


 これにて離脱。
 皆さんは午後のパトロールも撮って行くという。
 またどこかでよろしくお願いします。

 自分は高山市内へ向け西進。
 いつもの市内公園場外で休憩する。



ようやく花が終わった感じの桜。今年は咲くのが遅かった。


 遠くを飛んでいくNHK取材機を見てから移動開始。
 帰る方向へ向かいますか。

 残った某氏達は車中泊し、もう一日撮影して行ったそうな(笑)
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自隊訓練(5月2日その5)

2019年07月09日 21時50分13秒 | 航空機
これで着陸するかと思ったらもう一度ホイストを下げる。
もう一人ピックアップするようだ。


10:22 監視役だった隊員を要救助者に見立てピックアップ。


スキッドを通過…


10:23 エバックハーネスの首元取っ手を引っ張って機内へ。


収容完了。


 この流れだとこのまま帰投することが多い。
 しかし今日は…



お、着陸した。


10:24 副隊長が降機。自分の方へと来る…


 「今日も撮影、軽トラ、ご協力ありがとうございました。」
 これでピックアップ訓練は終了し、別の訓練をちょっとやったら帰投するとのこと。

 

機体に戻る。わざわざありがとうございます。


 エンジン音が上がり機長からサムアップ。
 さて、何をやるのかな…



離陸…ではなく


10:28 スキッド後部で支えた状態で一人ずつ隊員を降機させる。


3人目…


 不整地、又は雪山で行われる隊員ドロップ。
 このようにバランスをとった状態で行われるんだ。



10:29 戻って~


戻りは全員で。


全員搭乗を確認して…


離陸するよ~。


お疲れさまでした。(^^)/~~~


10:30 高度を上げてノーズダウンして加速。右旋回しながら高度を上げて行く。


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎III」 今日もありがとうございました。


 これにて撤収。
 今日もいいもの見れました。ありがとうございました。


 先日の続き(計測機器校正)をやるため会社へ向かう。
 途中コンビニに寄り、自前レーダーを見るとお隣の県のドクターヘリを捉えていた。
 FR24を見ると何だかこっちへと向かっているみたい。
 一か八かでいつもの場外へと向かってみると…



11:15 いた!しかももうエンジンスタート。 


先生が呼んだようだ。


 スタッフの一人から「間に合ったね~」と笑われる。
 自分もまさかでした。



離陸して… というか、あまり見ない方向に駐機していた。


JA125D EC135P2+ 愛知医科大学病院/中日本航空


転移搬送先へ。お疲れさまでした。


間渕先生もお疲れ様でした。


 まさかのドクターヘリ事案でビックリ。
 消防隊からも「よく間に合ったね。」と言われたのだった。

 関係者の皆様、お疲れ様でした。
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自隊訓練(5月2日その4)

2019年07月08日 21時41分48秒 | 航空機
1回目、2回目共にレスキュースリングを使用した訓練だった。
今日はこの訓練かな。



9:52 離陸。


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎III」


9:54 ぐるっと一回りしてから捜索開始。


9:57 要救発見。2名がホイスト降下。


9:59 ヘリは一旦離脱。


 今度はサーチ&レスキューのようだ。
 森の中では要救助者のピックアップに向けて用意が進められているのだろう。
 


10:02 ヘリ進入。ホイスト準備…


10:03 ケーブル降下中。


10:04 エバックハーネスにて要救助者1名をピックアップ。


態勢を整えて、


10:05 要救助者の頭側から機内へ。


地上員が走って着陸誘導へ。


着陸よし。


10:06 要救役が降機して走って森の中へ。


10:07 要救役の準備ができたところで離陸準備…よし。


離陸。


10:08 要救助者を捜索中…


こっちにはいない…


10:10 要救発見。


10:11 装備確認、スキッドへ出る。


まずR1機外へ。


R2も機外へ出て降下開始。


 隊員を降下させた後、ヘリは上空待機。
 地上から連絡のあった時間に再度進入する。



10:17 進入して…


ホイストを降ろす。


 ここで軽トラがやって来て場外のそばを通ろうとする。
 慌てて声をかけて引き留める。
 この奥にイノシシ罠を仕掛けている人で、罠の様子を見に来たようだ。
 もう15分くらいで終わるかも、と話すと「また後から来るわ~」と言ってUターンして行った。
 あ~、びっくりした。



10:19 ホイストにテンションがかかる。吊り上げ中かな?


木々の間から吊り上げられた隊員と要救助者が出てくる。


10:20 スキッドに足をかけて


機内収容。


次で最後になります。
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自隊訓練(5月2日その3)

2019年07月07日 20時14分25秒 | 航空機
前回からの続きです。

訓練は二組目へ。
同じようにレスキュースリングを使用してのピックアップだ。



9:41 上がれ~


あっちへ離脱。


9:43 ヘリが旋回して来る間に誘導員は要救となる…寝た状態は初見。


9:44 隊員2名がホイスト降下。


間もなく接地…


ホイスト止め!隊員一人を置いて行く。


9:45 上昇~


左へ


要救横に着地。


声掛けしながらレスキュースリングを取り付け。


9:46 装着確認。


テンション~


移動開始。


右へ…


全員で地上監視。


9:47 もう一人の隊員のところに降下。


ホイストを一旦切り離し。ちょっと後退して待機。


9:48 エバックハーネス装着中…。


カラビナ装着。


9:49 要救助者と一緒に吊られる隊員のカラビナを装着。


装着状態確認。ヘリ進入~


前進、ホイスト下げ。


ホイストフック取り付け。巻いて~


地切りよし。更に巻いて吊り上げ。


9:50 スキッドに手が届く。


頭から機内へ入れて収容完了。着陸へ。


あと1メートル。


9:51 降下停止。


着陸よし。次の隊員が準備。


無駄な時間は無い。
走るのが基本だ。

続きます。
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自隊訓練(5月2日その2)

2019年07月06日 22時45分52秒 | 航空機
前回からの続きです。



まず1回目はレスキュースリングを使用しての救助。


9:34 ヘリを誘導して要救助者直近に降下。


要救助者の状態を確認、レスキュースリングの装着開始。


ホイスト巻き!


地切りして


3メートルほど上昇したところで停止。


9:35 右へ~


ゆっくりと右移動


待機していた隊員の所に到着。降ろして…


接地。ホイストを一旦切り離し。


 レスキュースリングは狭地からの短距離での移動を考慮したもの。
 一番の使用法は前回の岐阜消防との訓練のような感じのもの。
 中州から川岸へ移動させることが多いかと。
 その後、傷病者の容態によって資機材を使い分ける。
 固定の必要が無ければエバックハーネスにて。
 必要があればバーティカルストレッチャーで縛着となる。

 

9:36 エバックハーネスに付け替え中。


下方監視中…


9:37 エバック装着完了。金具の固定状況再確認。


9:38 準備よし。ヘリ進入~


ホイストを降ろして…


金具を装着。ホイスト巻いて~


吊り上げ開始。


9:39 回転しないように手でダウンウオッシュを調整。


スキッドに到着。機内収容完了。


9:40 地上員が走って着陸誘導へ。


着陸よし! 隊員交代。


続きます。
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