東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

帰りがけに合流(5月4日夕方)

2019年07月11日 22時48分53秒 | 航空機
高山からも離脱して国道41号を南下して行く。
下呂病院で1時間休憩の後、自宅方向へと向かう。
その数分前、防災メールで山林火災の発生を知る。
ここの所雨は降っていないから延焼する可能性は高い。

信号待ちの間に自前レーダーを確認すると予想通り防災ヘリがコンタクトしていた。
さて、間に合うか?

考えられる最速ルートで場外と思しき場所へと急行。
途中、ダムで取水して現場へ向かう機体をインサイト。
何とか間に合うか?

場外に到着すると場外管理の消防隊員とポンプ車が一台。
あとは航空隊隊員等が3人いた。



17:30 お、戻ってきた。


消火バケットでの対応だった。


着陸に備え各員配置につく。


17:31 最終進入へ。


フレアをかけてホバリングへ。


ゆっくり降下して~


バケット確保。


さらに降下して~


全員で全方位確認中。


フック外し。向こうへ~


17:32 あとちょっと…


着陸よし!


降機してエンジンカット体制へ


17:33 エンジンカット。整備士が機外フックを確認。


 これまでに散水は5回ほど行っていたとか。
 火勢確認のため着陸待機になったようだ。



束の間の休憩。


オンオフの切り替えは必要。


 若鮎Iが降りたにもかかわらずヘリの音がする。
 自前レーダーでは報道機が飛んでいるようだ。
 この後の活動が大変だろうな。



17:46 JA109N A109S ノエビア  今年の滋賀県総合防災訓練で来てくれないかな~


 連絡が入り林野火災消えたという。
 とりあえずヘリは撤収が決まったので日没も迫っているから急いで帰り支度となる。



17:49 コパイは運航管理へフライトプランの連絡。他の隊員は片付けだ。


残った水を出して…


折り畳み。機長は後部クラムシェルドアを開けておく。


カバーに入れて機内へ。


17:52 機長らが乗り込みエンジンスタート準備。


NO.1エンジンスタート


他の隊員は場外監視。


17:53 NO.2エンジンスタート。


OK! 整備士は外観確認終了。


副隊長より乗り込み指示。


了解、乗り込み!


17:54 靴底の砂を落としてから機内へ。


ドアクローズしたと思ったらすぐに離陸。地元消防、誘導は?


他の機体をインサイトしたのかな?


JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」


このまま帰投…


17:58 かと思ったら現場上空で状況確認。


 どうやら森林火災が延焼して建物火災へとなったようだ。
 森林火災自体は鎮圧状態だが建物の火勢が強い。
 かといってヘリで散水するわけにはいかない
 日没も迫っていることもあり帰投して行った。



17:59 JA05CP BK117C-2 中日新聞「まなづる」  これ以外にもJA21DHが飛来。


 これにてこちらも撤収。
 この火災については色々と教訓を残したものになった。
 関係者の皆様、お疲れ様でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青と碧(5月4日午前) | トップ | 春のビッグフライト(5月5日) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。