東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ドクターヘリに始まりドクターヘリに終わる

2011年12月31日 20時31分53秒 | 家族
 新年までのカウントダウンもいよいよ24時間を切った。昨日の夜から今年はどんな年だったか、と振り返っていたのだが、

1.アトピー悪化によりいろいろ活動自粛。練習許可証取れるかわからないくらい。
2.来年に向けて工務店と打ち合わせを重ねる。いよいよか…
3.岐阜県ドクターヘリの運航開始

の3つが大きい事柄だったと思う。


 そして今日は大晦日。自分の車を洗おうと8時過ぎに市内の洗車場に行く。ちょうどハイルーフ車用のスペースがあったのでそこで洗おうと車から降りると氷っておりツルツル。洗浄ガンからの水圧で踏ん張っても後ろに下がって行ってしまうという作用反作用の実験場だった。おかげで車はあまり綺麗に洗えず、最終的にはバケツに汲んだお湯で洗ったというオチ。無駄な金を使ってしまった。

 そんな状態だったのでヨメの車を洗うにはいつもの湧き水のところで洗うことにする。夏は冷たいけど、冬は温かい。
 さらっと洗い終わって家路の途中、恵那51が緊急走行で某所方面へ向かうのをインサイト。これはもしかして…と思いとある場所へ向かう。その場所に到着するとやはり恵那51がスタンバイ、隊員さんが場外周辺を確認中だった。

 しばらくすると救急車の音が近づいてくる。同時にヘリの音も聞こえてくる。



ランデブーへリポートに到着

 フライトドクター、ナースが救急車に乗り込み初期治療開始。そのまま近くの病院へ移動して行った。ドクターたちが戻ってくるまでの間は機長、フライトエンジニアは待機。機長から写真撮影の許可をもらってヘリに近づく。



JA9979 BK117-C1 セントラルヘリコプターサービス


青い空とアスファルト舗装された場外。


かぶりつきで見学させてもらえるのはうれしい。


 ヘリでの搬送は無くこのまま基地病院である岐阜大学医学部付属病院に戻ることが決まった。覚知同時要請とはいえこういうこともあるだろう。
 機長にお礼を言って退避位置まで下がる。



エンジンスタートから離陸まで


 すぐに自宅に帰り家のことをやる。15時半過ぎには会社へ行き機械の状態を確認。そして今日の年取りの夕飯を受け取りに行く。


約10人前のお寿司と三千桜酒造で造っているお神酒「護山」


 お寿司は4人家族で平らげてしまった。まあ普段、家族で行くと40皿はざらに越えるから…。


 今年は中津川のドクターヘリシミュレーションに始まり本番ミッションで終わった。来年も「場外」をメインで、空港撮りをサブで…といきたい。アトピーの状況がよくなれば練習許可証をとってフライトに参加したいところ。蒼い鳩さんと知り合えたのがうれしかった。


 今年も残すところ後数時間。東京コントロールでは「ハバニューイヤー」と締めている。本年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

AX
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雪景色にあこがれて(12月17日)

2011年12月20日 22時41分34秒 | 航空機
 内陸でも雪がちらつき始め、南北両アルプスにもしっかりと雪が積もった。土日は機械が動きっぱなしのため人間は特にやることなし。たまに確認に行く程度の事で仕事は休みとなった。
 家でごろごろすごそうかと思っていた金曜日の夜に蒼い鳩さんが「松本空港に行くつもり…」とmixiに書き込んでおられた。こっそり行ってびっくりさせようではないか。

 いつもの時間に起きて松本へ向け中央道を走る。飯田インターを通過するとき、松本消防の救助工作車がが流入してくる。VICSもこの先で事故の表示。どうやらまだ発生して間もないようだ。緊急走行している車両を抜くのはもちろんだめ。しかし、そんなことも気にせず追い越していく車両がいっぱいいた。おいおい…
 事故現場を通過するときに少し様子が見えた。運転手は車外に出ており、路面に座って警察官から事情聴取中。救急隊員が運転席から後部席を覗き込むように何かやっていた。救助を要請したところから閉じ込めの可能性かな。思わず「ドクターヘリが来るか?」と思ったがまだ運用開始時間前。どうやら出動はなさそうだ。

 塩嶺トンネルを抜けて無線をつけると朝一番の飛行機が着陸したようだった。定刻より20分も早いけど…季節風に乗って早かったんだ。その後も安全運転でいつもの場所に到着。


日差しが低いためほとんど逆光状態。なら逆につぶしてやろうと撮影。


今日は5号機のJA05FJ 残念、パープルじゃなかったか。


県政ヘリ「しんしゅう」 ピカピカに磨かれており光り輝いてます。


 しばらくすると北のほうからフェネストロンの音が聞こえてくる。ここら辺でこの音が聞こえるといったらドクターヘリくらいしかいないはず。


トラフィックインサイト。ドクターヘリだね。


スノーシューが冬ならではの装備。


JA120D EC135P2+ 中日本航空  雪山をバックに。フレアをかけて減速。


スポットイン。この後すぐに給油が始まる。


FDAも札幌へ向け出発。気をつけて~。


ドクターヘリもエンジンスタート。


タキシーアウトして…


ランウェイイズクリア。テイクオフ!


ちと逆光気味。けどいい感じ。


同じような構図だけど…。


信州大学医学部付属病院へ。お疲れ様です。

 出動するたびに松本空港へ戻って給油とは大きな時間ロスにもなる。給油設備を整えるにもまたそれなりに金がかかる話になる。

 蒼い鳩さんは現れず、この後どうしようか少し考えるが、トラフィックも無さそうなので基地病院へ向かう。ヘリでは5分かからなくても地上は渋滞等で30分以上かかる。



信州大学医学部付属病院屋上ヘリポートで待機中。夕方また松本空港に戻るそうだ。


 ここで短時間だが有意義な時間を過ごす。人生のターニングポイントになるかどうかは自分次第だろうが…。Kさん、ありがとうございました。


 お昼ごはんをどうしようかフラフラしながら塩尻方面へ車を進めるうちに「西源(スーパーマーケット?)」が目に入る。諏訪にいるときにはお世話になったな。お弁当を買って車内で食べる。松本空港はトラフィックなし。機械の様子も確認しなければいけない時間も迫ってきたので下道で帰ることにした。


 う~ん、不完全燃焼。次は2月のチャーターでリベンジ!
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切った木はどうするの?

2011年12月17日 00時14分58秒 | 航空機
 とある日、ブログの解析画面のうち検索キーワードを確認すると「付知 ヘリコプター 集材」でここがヒットしている人がいた。何でこんなキーワードで検索しているのかな、とそのときは思っただけだった。
 11月末の昼休みに遠くの方からヘリの音が聞こえる。途切れ途切れだが、方角としては付知方面から。まさか…そう思いつつ中部森林管理局東濃森林管理所に問い合わせると1月までヘリコプターによる集材が行われる、ということだった。
 いろいろと情報収集した結果、12月1日まではAS350B3、2日はAS332L1、5日はB204Bが充当されることが判明。しかし天候がいまいちだったことがあり、どうやら4日にピューマが入ったようだ。それが4日のブログにアップした機体らしい。

 5日は有休を申請してあったのでその現場を見に行くことにした。使用されている林道は12月1日から冬季閉鎖になり、自家用車での乗り入れは不可。釣りや登山等を目的とした徒歩による入山は自己責任で、と東濃森林管理所の担当者に念押しされたのだった。
 この時期に切り出された木材が来年、春頃には木材として流通するはず。以前の勉強会のときは木を切るところは見たけどその後の搬送方法までは軽く口頭説明があっただけ。自分の目で確認したいという気持ちとロギングという自分では吉野でしか見れないと思っていた光景が見れるかもしれないという気持ちで入山したのだった。


ゲートは鍵で施錠されており、工事関係者やきこりさんが鍵を開けて中に入る。自分は徒歩にて片道5キロの林道を歩く。


途中見通しのいいカーブがある。ふもとまで携帯(無線)が使用できる場所はここのみ。この奥は携帯不感地帯となる。

 途中、車が2台往復するがまだ中日本航空の車は入山してこない。午前9時から作業とのことだったが、このとき9時20分。まさか中止では?と思いつつもさらに奥へ進む。自分が歩いている林道はその昔、森林鉄道が走っていたそうだ。谷側を見てもその遺構はわからないが、山側を見ると石垣が積んであったりしてそれらしき形跡がある。
 勉強会のときに右折した道をさらに真直ぐ行く。すると綺麗な滝に着く。ここも目的地のひとつだったので立ち寄って行く。


綺麗な滝。水も透き通りエメラルドグリーン。

 目的地はこの辺りのはず。あとは鼻を頼りにJET-A1の臭いをたどると…


場外発見!でもヘリは?作業員は?

 このとおりこの日ははずれ。日曜日に作業したため振り替え休日としたか、ヘリの調子が悪くてキャンセルになったか…。次こそは、と意気込みこのままUターンして下山。車内で昼ごはんを食べて結局出社したのだった。

 
 そして11日の日曜日、休日出勤して代休を作る。そうでなくても納期に間に合わないので苦肉の策。火曜日は上司に加工をお願いして休みを取ることにした。天気は晴れの予報。もし月曜日からの作業なら間違いなく行われているはず、という半分賭けだった。

 前回同様ゲート脇に車を止め、徒歩で場外へ向かう。前日、レシーバーを会社に忘れて帰ってしまったため会社経由でのゲート前。9時ジャストくらいから登り始める。9時10分を過ぎた頃か、無線からはウィークだが声が聞こえてくる。ここから4キロ先にしてはSメーターの振れが小さい。心配しつつも登り続けると今度はサルの群れがお出迎え。写真を撮ろうと思ったがヘタに刺激すると攻撃される可能性もあるため目を合わせずに通過。

 9時40分頃に現場着。貯木場の方には以前、お話を伺った森林管理所の担当官がいた。ちょっと気まずかったがしっかりと挨拶。向こうは何でこの場所がわかったのか不思議そうだった。今の時代、地図は検索サイトだけでは無いのですよ。マニアを見くびってもらっては(以下略)
 こちらがヘルメットまで持参しているのを見てあきらめたのか、いろいろと説明をしてくださる。この場外近辺でのロギングは終了し、今はさらに奥のほうの搬出を行っているようだ。

 これから家を建てる人間にとって心配だったのが、木を結構手荒に扱っていること。質問すると「木は結構丈夫なため大丈夫、長さは多めにとってあるし、表面の傷は角材にしてしまうため関係ない」ということだった。なるほど、確かに丈夫かも。

 ヘリの運行を担当しているのは中日本航空。こちらのメカニックさんに声をかけ、撮影の許可をいただく。Wさん、ありがとうございます。担当官もヘリの迷惑にはならないように、と念押しされる。心得ております!
 

KE706 HL7611 初撮りのA380  でかく見えるのは機体が大きいだけでなく標高が高いせいもある。


場外と貯木場の様子。太い木は4日にJA6717で運び出したものだとか。


 しばらくメカニックさんとお話する。5日は予定通りB204が入る予定だったのだが、機材調整の関係でキャンセルだったようだ。その後、天候不良とかもあり今回の機材であるJA02AH(AS350B3)が10日にフライイン。11日から作業を開始したとのことだった。そして週末には整備のため名古屋へ戻り、次の週はB204が入る可能性もある、とのこと。B204ももう古い機材だからそろそろ最後の雄姿を撮っておかないと、とも思うがそう何度も仕事は休めないからな~。
 今日の予定を尋ねると、「午前9時頃に作業を開始。1時間ごとに給油のために着陸する。」とのことだった。そのため次の着陸は10時過ぎとなる。

 上空を通過する飛行機を撮りながらしばらく待っているとメカニックさんがヘルメットをかぶり受け入れ準備を始める。こちらもヘルメットをかぶって待機。音が聞こえてくるが、山彦の様に音が反射してどちらから来るのか一瞬わからなくなる。しかしメカニックさんが見ている方向を確認することで飛来方向がわかった。


10:19 インサイト


ゆっくり近付いて…


メカニックがフックと地上との距離を無線でカウント。


フック確保、それを確認して機体はバックしながら降下。


あと2メートル。ダウンウォッシュが襲う!


10:20着陸。この後、エンジンカットして給油。


10:25エンジンスタート。給油もエンジンポンプだから早い。


離陸してゆっくりと上昇。メカニックがケーブル残りを読み上げる。


フックが地上を離れたことを確認。


再び現場へ向かう。給油して簡単なチェックして離陸。物輸は時間が命、というけど本当だな~。


 怒涛の数分間。ヘリがいなくなるとまた静かな森に戻る。これだけ山奥だからふもとのほうまで音は聞こえない。高度もそれほどとらないから遠くまであまり聞こえないのだろう。あのとき聞こえたのはたまたまなんだろうな。
 またしばらく上空を通過する飛行機を見て過ごす。しかし、やってくるのは韓国、中国方面に向かう飛行機ばかり。そうしてる間に時間も過ぎてお昼になる。


11:43着陸。エンジンカットしてまずはヘリのお昼ご飯。その後、人間がお昼ご飯。ちなみに、給油は1回ドラム缶1本約1時間分。


 自分も昼食にする。ヨメが作ってくれたおにぎりをほおばりながら「まるでピクニック…」と思わずつぶやく。携帯も通じない山奥、山の緑と空の青。聞こえてくるのは川の流れる音と木々を抜ける風の音。たまにはこんな日もいいよね。

 その後機体を見学させてもらう。昼食前に機長から了承済み、嘗め回すように見学させてもらう。メカニックさんにいろいろ説明していただいた。本当にありがとうございます。



吊り上げフックは電磁式開閉。フック本体をぶつけないように周りは頑強にできている。


山の中の場外。進入経路は開けており、場外基準は問題なし!


ここが物輸機の要。制振装置と吊り上げフックをジョイントするフック。非常時には赤いリングから切り離される。


AS350B3のコクピット。一部グラス化されたところがその証かな? 扉手前にあるメーターは…


扉手前にあるメーターは重量計。パイロットがミラーで積荷の状況を確認しながら重量チェックができるように視線が同じ位置になっている。


コレクティブレバーに取り付けられている緊急切離し用レバー。赤いボタンはエンジンをふかし過ぎないようにするためのリミッター。


フックと絡めて。これがオレの武器だ!


 午後の仕事開始までまだ時間がある。前回訪れたときに撮った滝の写真は携帯で撮影したもの。今度はしっかりと撮影してみようではないか。一応名目上はこれ、「滝の写真を撮りにいく」のが目的なのだから。


「ピーカン不許可」という格言(?)があるが明るすぎて大変。ISO変えたりしてもシャッタースピードが落としきれない。


もう半月早ければ紅葉とのカラミもできたのだろうが…。今度は氷った滝でも撮りに来るか?


 また場外へと戻るとメカニックさんは機体点検中。機長も準備し始める。ではこちらもポジションにつくことにしよう。今回はステレオマイクを持参。カメラのアクセサリーシューに取り付けて動画撮影のスタンバイ。ちなみにこのマイク、学生時代にMDを買ったときについでに買ったものだから性能はそれほどではない。
 エンジンスタートしてメカニックが確認。準備が整ったようで機長からゴーサインが出る。


仕事場へ出発

12:36離陸

 また上空を通過する飛行機を撮影しながら戻ってくるまで待機。
 メカニックさんに中日本航空からこの現場に来ている人の人数を聞くと機長のほかに全部で5人が来ているという。内訳としては機体整備が一人、吊り上げ誘導が二人、荷降ろし誘導が二人だそうだ。本来は荷降ろし誘導は一人だが、今回はOJTで二人、ということだそうだ。ということは、人件費もそれだけかかる。ヘリのチャーター費用は単発ジェットで30万/1時間が相場。…ここの木の値段っていくらなんだろう。



13:56着陸  給油後またすぐに離陸。


 14時を過ぎた頃から場外周辺も日が陰ってきて寒くなってくる。寒いときには運動が一番。カメラを持って約1キロほどジョギングして体を暖かくする。


青い空と山の緑。雑木部分はすっかり冬モード。


 貯木場の木はすべてトラックに積載。ヘリによる集材は最低限の距離にして回数をこなし、大量輸送はトラックが一番ということか。ちなみに、集材方法は大きく 1.作業道路を作る方法 2.索道による方法 3.ヘリによる方法 に分けられるという。森林管理所の話では、一番安いのは索道による方法だそうだが、そこは適材適所。この場所では岩が多すぎ、大変なのだそうだ。

 メカニックさんが動き始める。機体カバー等を用意して撤収準備に入った。


15:18着陸エンジンカット。本日の作業終了。


給油後機体チェック。


吊り上げ誘導員、荷降ろし誘導員も下山してきて機体カバーの取り付けを開始。


15:50 作業完了。お疲れ様でした。


 自分も下山開始。暗くなる前にゲートにたどり着きたい、と思い少し早足で歩く。ゲートまで数百メートルというとことで担当官が下山してくる。どうやら全てのゲートの確認をしてきたようだ。「暗くなるから気をつけてください。」と声をかけてくれた。そして16時半、自分がゲートにたどり着いたとき、それを確認してから担当官は帰って行った。ご心配おかけしました。ありがとうございました。


 ロギングそのものを見ることはできなかったけど大体その雰囲気はわかった。また、木の値段が高くなる理由も垣間見た気がした。今日運び出した木はいつ、どこの部材になるのだろう。
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初雪観測

2011年12月10日 16時56分28秒 | 自然
 昨日の話になりますが…。

 朝、出勤する際に雨が降っていた。朝早いうちは雨、のち晴れの予報。車を走らせているうちにフロントガラスに当たる雨粒の中に芯のようなものが見えた。雨は雨でも雪が途中で溶けた雨のようだ。すれ違う車の中にはしっかりと雪を積んで走っているものもあり、会社に着く頃には大粒のボタン雪が降ってきた。
 しかし、10時の休憩の頃にはすっかり晴れており、雲がかかっていた山の様子がみえてくる。タイヤ替えておいてよかった。


木々に雪が積もり、白くなった山が見えてくる。


 急に寒くなったせいか、体調ががたっと悪くなり、上司から強制退去命令。家に帰り、夕飯のシチューを食べて風呂入って寝る準備。でも今日の金曜ロードショーがこれだったとは…。「バルス」弾幕参戦してないけど作業しながら思わず見てしまった。


ファインモールドから出ているロボット兵。戦闘バージョンとちょうど出来上がった園丁バージョン。手前の白いのは未彩色のシータ。園丁バージョンは苔を生やした方が雰囲気出るな。

 
 そして今日、昨日より調子が悪化。出社するも部長から帰れ命令。そんなにひどく見えたのかな…。お言葉に甘えて休ませてもらうことにした。
 寝ていると羽音が聞こえてくる。



JA6750 B412EP 青森県防災航空隊「しらかみ」  名古屋で整備かな?


 今日休んだ分、明日挽回しないと…。納期に間に合わない。
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土日はドリーム

2011年12月04日 22時08分04秒 | 家族
 土曜日はずっと小雨がぱらつく天気。親戚の果樹園のりんごをちょっと早いお歳暮として持ってヨメの実家へ。本当はヨメと一緒に行きたかったのだがヨメは仕事。生ものだし早めに持っていくことにした。

 帰りにディーラーに寄って次の車検までのメンテナンスパックの契約に。契約書を作るのに時間がかかる、ということだったので前から試乗してみたかった「リーフ」に乗ってみる。 
 前は電源投入(というかスイッチをON)にしただけで走行はしなかった。今回初めて走る。いつもの担当Oさんと一緒に出発。エアコンを使うか使わないかで走行距離が結構変わるため、使わずに走行することにした。このとき走行可能距離は106キロだった。
 加速はとてもいい。以前、上り坂の信号で自分の前にリーフがいた。信号が変わると同時にリーフはすっ飛んで行き、エクストレイルではとても追いつけなかった。ディーゼルの特性を抜きにしてみても加速性能はすばらしい。
 しかし、急加速するとやっぱり電気も食う。急加速運転をしていたら実質2キロ少々走ったところで可能距離が96キロとなる。しかし下り坂を走り始めるとどんどん増えて105キロまで戻る。
 その後1キロほどの渋滞にはまりストップ&ゴーを繰り返す。結局販売店に戻ったときには可能距離は98キロ。8キロも走ってないんだが…。
 車内は静寂で乗り心地は問題なし。聞こえるのはロードノイズのみ。これはこれでいいかも。けどこの地域は4WDじゃないと冬が怖いよ?
 一番問題なのが電池問題。10万キロ走行したところで購入時の80%ほどの能力に落ちるという。じゃあ電池交換にいくらかかるかと。100万は下らないんじゃないだろうか。そうなるとガソリンで走った場合とどちらが安いのか…。

 悪くはないけど一番の問題は電池問題かな。でもこれは他のハイブリッド車にも言えることだね。


ボンネットの中。日産エンブレムがあるユニットがモーター。

 この日の夜には日本カーオブザイヤーの結果発表があり、今年はリーフ。なんとまあびっくり。


 日曜日はスカッと晴れて北風強くちょっと寒い。今日は親父の手伝いと自分とヨメの車のタイヤ交換を実施する計画。ヨメは同僚先生の結婚式で不在。ヨメに頼まれていたムービーは昨日の夜にギリギリ完成。皆が喜んでくれるといいな。
 ヨメは着物で出席。お袋の友達に着付けしてもらう。その間自分は待機。


NH651 JA802A  ようやく日が出ているときに撮影。FL220と結構低いところを巡航中。

 親父の手伝いをしている間も飛行機は通過して行く。今日は上空の北風がかなり強いようだ。親父のことが終わり次第タイヤ交換。2台分は結構腰にくる。


JA6717 AS332L1 中日本航空  どっかで物輸やっていたのかな。


 昼食後ちょっと機械の状態確認のため会社へ。


JL3106 JA332J 家を出るとちょうど飛んでいた。

 会社から戻るとヨメから迎えに来てメール。ヨメを迎えに行き、帰ってからお茶。ヨメからムービーが好評だったと聞いて一安心。
 再び親父の手伝いをし、終わった頃にちょうど日没。自分の部屋でエアバンドを聞きながら岐阜基地後半のブログを書いていると聞きなれない便名がセントレアアプローチにコンタクト。カメラを持ってベランダに出る。


NH710 JA15AN またISO6400で無理やり撮影。これじゃないんだが…


?このシルエットは…


GTI4512 N718BA DREAM LIFTER  スケジュール見てなかった。 


ディセントしながらセントレアへ。いつもお疲れ様です。


 そしてFlightradar24を見るとNH683が接近中。


NH683 JA802A  前回と比べてアンチコリジョンがよく見えた。他の飛行機とはっきりと違いがある。夜でも見分け付きそう。


月も綺麗に見える。また月とのカラミを狙うか。


 今日はドリームライナーとドリームリフター両方が見えるとは思わなかった。明日は有休消化のため仕事はお休み。さて、どこへ行こうか。
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岐阜基地航空祭2011後編(11月27日)

2011年12月04日 21時11分16秒 | 航空機
 今年のブルーインパルスはいつもと違う気持ちで見た。

 東日本大震災のそのとき、彼らは翌日の九州新幹線全線開通祝賀飛行のため九州にいた。発災後、機体を残して松島へ帰還。自らの基地も津波の被害に遭い予備機が失われた。松島基地所属の隊員が一人亡くなり、基地関係者の肉親も亡くなったりした。それでも隊員たちは基地の機能回復と周辺住民の捜索、救助、炊き出し等を行った。
 渡部隊長は『いつの日か被災地そして全国の皆様に「日本が元気になれるような夢と希望の展示飛行」をお届けできれば』と願いつつ「感謝と絆」をキーワードに芦屋に一部機能を移動して訓練再開。8月から展示飛行を再開した。(一部NET IB NEWS参照)


伊藤3等空尉(整備幹部)の後姿。帽子には「がんばろう日本」、見えないけど右腕には「絆」のパッチ。


各機タキシーアウト、写真は4番機。機首部分を拡大すると…。


前の機のブラストで揺らいでしまっているが「絆 がんばろう日本」のステッカーが貼ってあった。


ファンブレイク


チェンジオーバーターン


チェンジオーバーターン、デルタ隊形で会場左方向へ。


サンライズ …ブレイク ナウ!


バックが青空ならな~(泣


バックトゥバック(カリプソ)


フォーシップインバート


ワイドトゥデルタループ


デルタロール


デルタループ


会場左へ


LH737 D-AIHH ブルーの演技でも見に来たのかな?


タッククロス


ローリングコンバットピッチ


コークスクリュー

 これで第一区分終わりのはずなのに着陸態勢に入るどころか基地南西方向でフォーメーションを組んでいる。何をするのかな、と思っていると解説が聞こえてくる。「少し早いですがクリスマスプレゼント…」 と言うことは…。


クリスマスツリー  遠くから近づいてくるところを見るとランディングライトが白いツリーに飾られたイルミネーションのように見える。


そのまま会場を通過。

 解説が途切れ途切れ聞こえていた。その中で「今年はいろいろと大変な年ではありましたが…(以下不明)」と言っていた。本当に大変な年だったと思う。しかしまだまだ道のりは長い。ありがとう、自衛隊!がんばろう、日本!

 午後からのスケジュールは救難展示と岐阜名物異機種大編隊。C-2が入るなら見ようかと思ったが今年もまだ飛ばず。それじゃ地上展示を見てからブルーの出店に行って何かグッズでも買おうか、と皆で移動を開始する。しかしブルー目的で来ている来場者が大勢でエプロン地区は大渋滞。50周年記念塗装のRF-4が来ていると情報があったがそこにたどり着くにはこの人波を掻き分けていかなければいけない。一人ならともかく、ヨメや友人が一緒にいる状態では危険と判断。地上展示されているC-2を撮影してよしとすることにした。


岐阜基地管制塔。海抜128フィートです。


これがC-2の2号機。この隣にC-1がいたけど本当に(空自としては)大きい。他の機体に比べて警備の人数も多い


機首部分拡大。何か某食品系ヒーローの姿が…。

 これにて三柿野方面へ転進。ブルーのテントを探すが見つからず。もしかして売り切れてしまっていて片付けてしまった可能性も…。
 屋台でお昼ご飯を買ってどこかで座って食べよう、と言って屋台を見るとすごい行列。しかも三柿野駅方面もすごい人で警察官が誘導と出場制限をかけていた。こりゃ帰りの列に並んでいないと帰りの電車にいつ乗れるかわからない。仕方がないのでそのまま三柿野駅方面に続く行列に並んだ。また名古屋か敦賀で会ってゆっくり話でもしよう、と決め、H夫妻と最中さんは岐阜方面へ、自分たちは犬山方面のホームに向かった。ゆっくり話もできずにごめんなさい。ホームで電車を待っている間に救難展示が行われていたがカメラを出せる状態ではなく撮れず。
 帰りの電車もぎゅうぎゅう詰め。犬山では可児行きが待っていてくれて乗ると同時に出発。相当遅れていたようで運転手もギリギリの運転で回復運転。可児での乗り換えに失敗すると1時間以上家に帰るのが遅くなる。可児に着いてすぐにJRに乗り換え。しかしこちらも遅れておりうまいこと接続することができた。多治見でさらに乗り換えたときにようやく落ち着いた。やれやれ。
 結局、家には15時頃到着。昼食兼おやつでお腹も落ち着く。以前一緒に行った両親に今日の状況を話すと「人を見に行ったのか飛行機見に行ったのかわからないね」と言う。確かに…。そのとき軽やかなエンジン音が聞こえてくる。


JA08MM R44Ⅱ 個人所有  航空祭のときに管制からVFRのトラフィックのことを言っていたような記憶が…これのことだったかも。

 夕方のニュースで航空祭の模様でもやるかと思ったらやらず。結局次の日の新聞で来場者数を知ることになった。


曲芸飛行、11万人を魅了 空自岐阜基地で航空祭
2011年11月28日10:29 岐阜新聞

 各務原市の航空自衛隊岐阜基地で27日、恒例の「岐阜基地航空祭」が開かれ、ブルーインパルスによるアクロバット飛行などが大勢の来場者を魅了した。
 同祭は、戦闘機や輸送機などを地上展示と編隊飛行などで紹介。今年は県内外から約11万人が詰め掛けた。
 ブルーインパルスは、練習機「T4」6機が隊形を組んで飛行。スモークで大きなハートや星を描いたり、クリスマスツリーなどをかたどって飛び、観客から歓声と拍手が送られた。
 また、空中給油輸送機が戦闘機「F15」へ空中給油するデモンストレーションなどもあり、ファンの目を引いた。


 11万人て…これまで以上に混んでいたわけだよ。この調子だと来年からはどうしたものか…。とりあえず、自分の今年の航空祭はこれで終了。散発的に名古屋空港には行くだろうが…。

AX
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岐阜基地航空祭2011前編(11月27日)

2011年12月03日 00時31分32秒 | 航空機
 ようやく待ちに待ったこの日がやって来た。今年は小松基地航空祭がキャンセルとなった関係上、普段より多くの人が来ることが予想できる。今年はブルーインパルスも見ていないから、できるだけ滑走路に近い場所を確保したい。…始発で行くか。ヨメにも始発で行く旨を伝え、朝食用の弁当を用意してもらう。夕飯に残った酢飯を使ってお稲荷さん。

 まだ外が暗いうちに起床。ヨメも身支度を済ませて出撃準備よし。中央線から太多線、名鉄に乗り換えて三柿野へ。可児での乗り換えに失敗して15分ほどロスするも犬山に到着、そこで見たものは…ホームからこぼれるかもしれないという人人人。名古屋方面からやって来た普通電車の中も人でいっぱい。乗ることはできず1本見送る。
 次に入線して来た車両の乗ることができたが後ろから押されてもうもみくちゃ。小学生の兄弟二人が「もう少しだから」と、お互いに励ましあって乗っていた。どれくらいすごいかというとジュラルミンのカメラバッグ(15キロぐらい)が人に押されて手を離しても床に落ちないくらい。停車した駅で乗ろうとした人がホームを「乗れないか?」と叫びながら走り去って行ったが車内みんなから「乗れるか!」というツッコミが。それでもなんとか三柿野に到着。
 ホームから陸橋を渡って北門へ。もう人の渋滞でのろのろ。今年はいったい何人の人が来るのだろうか。諏訪のTさんは会場に着いたと連絡が入る。
 入場する前に写真撮ろうと思ったけど立ち止まることはできない状態だったので写真は無し。

 Tさんと本当に久しぶりにお会いする。ヨメをみんなに紹介し、Tさんからは昨年入会した方を紹介してもらう。おお、若い女性会員とは!
 Tさんと別れた後、とりあえず場所を確保する。パトリオットと建物の少しの隙間から滑走路が見える。なんとかこれでがんばってみよう。上空ではU-125とUH-60Jがフライトを実施中。


岐阜高射隊もPAC3にバージョンアップ。

 9時頃にH夫妻と最中さんが到着。H夫妻とは春の大祭以来、最中さんとは…1年ぶりか?近況を話しながら1回目の機動飛行を見る。


ここまで来るのに疲れて手が震える。ファントム撮るもブレブレ。


しかもド逆光!


F-15も負けじと高G旋回。


例の事故以降、F-15はクリーン形態。ちょっと寂しいよね。


ランウェイエンドまではかなりの距離。トリミングでご容赦を。


天気は薄曇。コントラストが難しい。


バーナー炎が青色になっていた。ちょうどABカットするところだったのかも。


オープニングフライトが終了すると同時に次の機体が離陸準備。最前列でファントムのエンジン始動が見たかったな~。


バーナーONで高G旋回。今年はちょっと高度が高めかな?音がいつもよりはやさしい、とヨメが言う。


何とか順光でお腹。


オープニングフライトを担当した#409が通過。ありがと~。


もう1機の担当機体#914。エアブレーキを上げて挨拶。


F-2Bが離陸。この後エンド付近で垂直上昇。


F-2A量産塗装も離陸。


毎度のことながらベーパー出まくり。


T-7を先頭にフォーメーション。T-7は全速力だけどF-2とF-15は機首上げしてこらえている。


T-4を先頭にしたフォーメーション。自分から見て建物の陰からから出てくるためピントを合わせるのに一苦労。


ファントムが着陸のためブレイク。1機は左へ、1機は上昇。


これが見たかった!タンカーのF-15への給油デモ。


ブームダウンしてノズルが伸びてる。


C-130Hがエンジンスタート。タキシングのクリアランス待ち。


KC-767の機動飛行。小牧じゃ絶対やらせてくれないだろうな。


タンカーの機動飛行後、C-130はバックタキシーのデモ。写真ではわからないだろうけど…。


 タンカーがローパスすることはわかっていた。しかしここまでやると思ってなかった。カメラのディスプレイに夢中になっていたらH君が「すげ~!」と言う。バイバイと大きく翼を振ってローパス。


主翼が接地するかと思った。


C-130も暴れてくれる。腹の赤い部分はテープで塞いであった。


カーゴベイを開けて通過。うちの上空でもたまにやるな、これ。

 C-130が着陸するころにはブルーインパルスのテーマ曲が流れ始めていた。最前列からは整備員のきびきびした動きが見れただろう。そんな中、1機のヘリコプターが西からアプローチ。


JA119V 岐阜防災航空隊 「若鮎Ⅲ」 11月17日から本格的に運用開始。安全運航でこれからよろしくです。


 若鮎3号機はどこかからの帰りだったのか、そのままアプローチ。盛大なお披露目、とも言えるかも。中からこっちを撮っていました。

 さて、いよいよブルーインパルスの準備が整ったようです。(後半へ続く)
コメント (2)
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