東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

宮城県防災航空隊自隊訓練(2020年6月30日その3)

2020年10月31日 06時51分05秒 | 航空機
ここまで見ていて思ったのがピックアップだけでなく要救助者をホイストで降ろすことも訓練に入れているんだな、ということ。
場合によっては医師の投入でこの方式を行うこともあるわけで。
ところ変われば訓練方式も変わるんだね。

そういえば相方は…ずっとスマホで撮影している。
あとから聞いたところ、間近でヘリコプターを見るのは初めてという。
ダウンウォッシュを受け「こんなに風が強いの?」と言う。
まだそよ風だよ、機体から50メートル近く離れているから。
真下に入ったらもっとすごいよ。



11:33 ベースターンを回って進入。


11:34 降下開始。


降ろして~


回らないようにバランスを取りつつ降下。


11:35 ここだよ~


着地


ホイスト止め!


装着よし、巻き上げ開始。


11:36 上昇中


機体に到着、機内へ収容。


おや、機体下を確認。


11:37 降下して


接地して


着地。


着陸よし。


 宮城県防災航空隊はJA612MというBK117C-2が配備されていた。
 しかし東日本大震災時の津波により仙台空港内で被災、抹消となる。
 その後、総務省より2013年6月に消防組織法第50条(国有財産等の無償使用)によりJA04FDが貸与される。
 機体が配備されるまでの間に色々と大変だっただろうことは想像に難くない。



11:39 副隊長が搭乗。


他機等無し。


離陸。


ありがとうございました~


あれ、ホバリングで正面。


なんとサービス!


ありがとうございました!(^^)/~~~


JA04FD AS365N3 宮城県防災航空隊「みやぎ」(総務省消防庁貸与)


11:40 ギヤアップして


仙台空港まで10分かからず。


 TMさんも「サービスあってよかったね~」と嬉しそう。
 ここまで見に来てよかった。

宮城県防災航空隊の皆様、ありがとうございました。
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宮城県防災航空隊自隊訓練(2020年6月30日その2)

2020年10月29日 07時18分52秒 | 航空機
自分の本拠地岐阜県とお隣愛知県・名古屋市の自隊訓練はよく見るがそれ以外の県の訓練はあまりない。
東海地方は大体同じだが宮城県はどうかな。
色々と興味がある。



11:14 ここだよ~


11:15 ヘリ進入。スマホで撮影。


降下しつつヘリは前進。


11:16 そのまま下げて~


着地後すぐにダミーにレスキュースリングを装着。巻き上げ開始。


11:17 ちょっと移動したところでダウン。


移動完了。巻き上げ~


11:18 ヘリに到着。


11:19 一旦離脱。


 まるでタイムトライアルでもしているのかと思う程早い。
 レスキュースリングだから装着状態の確認の一旦停止が無いのかな?



11:21 先ほどと同様にスライド降下。


副隊長が要救助者が動かないようにストッパーをかけてくれている。


ハーネスがかかっているのが腰辺りに見えるが…


11:22 なるほど、救助員が保持していたんだ。


11:23 離脱。


11:24 天気がいまいちなのが勿体ない。


進入。


11:25 下方確認。


11:26 降下開始。


あと2メートル。着地後にダミーを置いて


11:27 機体に戻る。


11:28 仕切り直して


ダウンウインドへ。


さっきより手前で旋回したかな?


 TMさんは立ち入り制限ギリギリで撮影している。
 そして相棒もその隣でスマホで撮っている(笑)
 なら自分も同じ場所へ行くか。



11:29 向こう側が見えない…


11:30 着地。


ある程度の長さを取ってから止め。


装着よし。


 見たことのないダミーと思って調べたらイギリスのRUTH LEE(https://www.ruthlee.co.uk/)というメーカーのもの。
 色々あるんだな、と改めて思う。



巻いて~


11:31 装着よし。


ちょっと上がって移動。


移動したら下ろして離脱。


11:32 ヘリへと戻る。


JA04FD AS365N3 宮城県防災航空隊「みやぎ」(総務省消防庁貸与)


11:33 ダウンウインドへ。


続きます。
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帰りの途に(2020年6月30日その1)

2020年10月27日 07時02分25秒 | 航空機
昨日のトライで今回の仕事は終わり。
ただ、今日は本生産をするかもとの情報が入る。

ホテルを出るのにそんなに慌てなくてもいいので普段の生活リズムよりもちょっと遅めに朝ご飯。
バイキング形式だったが会場に入る前にマスク着用と手指消毒し、ビニール手袋をしてから食器類を受け取る。



お腹が空いていたから普通のメニューを撮り忘れてお腹の中に。最後にデザートとコーヒー。


 ホテルを8時半頃に出て一路某所へ。
 今日は訓練予定となっていたがホテル周辺でガスっている。
 海岸線に出たら一層濃くなり諦め状態。
 撮影ポイントに到着したがそこには現地のマニアもいないくらいひどい天気だった。
 訳も分からず連れてこられた相棒は困惑するのみ。



真っ白でハンガーすら見えん。


しかし一瞬ガスが薄くなる。何とか証拠程度で…


 来たのは航空自衛隊松島基地。
 ブルーインパルスのホームベースだ。
 先ほどのハンガーの上にも「Home of The Blue Impulse」と書かれており、ずらっと並んだ機体と共に撮影できる。
 しかし今日は出ている機体も少ない。



26-5692


36-5697


 これじゃあ飛ぶこともできないだろう。
 早々に見切りをつけて移動開始。
 機体もハンガーへと移動されるところだったので未練は…無いとは言わない(泣)

 昨日のトライの時に担当者から「帰りにどこか観光していくの?」と聞かれた。
 ブルーのホームベースでも…と話したら「あ~、もう見飽きたわ。」と言われる。
 そりゃ現地の人にとってはね…。

 整備は各務原に来るから他基地の中でも見れる方とはいえまとまった数で見れるわけではない。
 今年はコロナの影響もあって航空祭は軒並み中止。
 飛んでいるところは見れないだろうな。

 松島基地を離脱して再び高速入口へと向かう。
 その際にふと目に入った看板に「東日本大震災津波浸水位置」が書かれていた。
 その高さは車が完全に水没してしまうような高さだった。
 災害は忘れた頃にやって来るというが忘れないようにしたい。

 再び高速に乗って三陸道を南下。
 空港も過ぎてしばらくして高速を降り、たどり着いたのは阿武隈川沿い

 

ここは角田滑空場。ナビにお任せしたら対岸に連れてこられた。慌てて左岸側へ移動。


 再び何もないようなところに連れてこられて困惑する相棒。
 しかし自分は同業者を見つけて安心する。

 実はホテルを出る前に宮城県防災航空隊に電話をしていた自分。
 本日の訓練場所と時間に変更が無いか確認しておいたのだ。
 宮城県は月間スケジュールを公表しているので助かる。
 以前は隊舎見学もできたのだが、コロナの影響で今はお断りしているとのことだった。

 同業者は夫婦で訪れていたTMさん。
 そうか、この人が宮城防災の広報担当ね。
 やっぱりどこの隊にも一人はいるんだな~。

 TMさんご夫妻と話していると聞き覚えのあるフェネストロンの音が。
 天候が悪くて心配だったが来てくれてよかったよ。



11:04 機影をインサイト。


滑空場東側を航過しつつ場外を確認。


11:05 南東から進入開始。


ファイナルアプローチ。


早速お手振りいただきました(^^)/~~~


11:06 ゆっくり降下して


あと5メートル


11:07 着陸よし。


 地元民ですら諦めかけていたところだから本当に来てくれてホッとした。
 それでは撮影開始。
 基本的に堤防上からならどこでも大丈夫とのこと。
 機体に走って近付きながら撮影する。



一人が降機して機体前方へ


11:08 上がれ~


向こうへ離脱。


JA04FD AS365N3 宮城県防災航空隊(総務省消防庁貸与)「みやぎ」  前進して


11:09 すぐにライトターン。


 ここで副隊長らしき方が自分達の方へと来る。
 訓練時間等を教えてくれたのだった。
 また、管理範囲もはっきりとさせてもらったので助かる。
 うっかり危険範囲に入ってしまったら迷惑かけてしまうからね。



11:11 再び場外へと進入。


11:12 ダミーを抱いて降下。


あと1メートル


接地。装備を外して


巻いて~  レスキュースリングかな?


11:13 ダミーを置いてヘリへと戻る。どんなことをやるのかな。



続きます。
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仕事前にお仕事(2020年6月29日)

2020年10月25日 07時39分34秒 | 航空機
昨日の夕方にあった会社からの連絡で今日のトライは15時以降とわかった。
時間からしてその日の生産予定分を終わらせてから実施する、という意味でもあるとわかる。
となると少なくとも午前中は何もないわけだ。

ホテルの朝食バイキングも楽しみだったがそれ以上に楽しみな所へと行くことにする。
5時半頃にホテルを出てコンビニで適当にパン等を買って仙台市内を目指す。

高速に乗ってしばらくして見かけた看板に一瞬驚く。
「津波避難時 人注意」的なことが書かれていた。
走っていた場所を見渡すと高速道路がこの辺りで一番高い場所だった。
そして数か所に高速道へと登れるように階段が設けられていた。
なるほど、と思うとともにもしもの時にどう行動するかを想像するのだった。

朝早いこともあり渋滞等にかかることもなく目的地に到着。
さて、そこには…


6:51 自分が到着してしばらくしてドアオープン。機体がいてよかった。


始業前点検実施中。


整備士一人で黙々と作業を行う。


 しばらくして関係者と思われる方がやってくる。
 お話を伺うと機長さんだった。
 邪魔にならないよう撮影しますのでよろしくお願いします。

 自分がやって来たのは仙台医療センター。
 昨年2019年5月に移転されたピカピカの病院だ。



7:34 ローダーで機体を出してヘリパットにセット。


自分には見慣れたBKのドクターヘリ。


朝の点検も兼ねてか、ドクターカーが動いていた。


 ここで機長と少々お話させていただく。
 岐阜から来たことに驚かれたがまあそりゃそうだろうね。

 機体に張ってあるステッカーからも気になることが。
 それは「仙台医療センター」と「東北大学病院」の二つが貼られていること。
 聞くと拠点病院が上記2病院で日替わりだということ。
 今日は東北大学病院のため8時過ぎに離陸するという。
 三重や青森の事例もあるから拠点が交代するのはあると思ったがまさか日替わりとは。

 8時になり整備士さんが機体に私物を載せる。
 それが合図か、機長はヘリへと戻って行った。



8:00 後部スライドドアクローズ。


他アクセスパネル等も確認しつつ右回りで機体外観確認。


機体に乗り込んでエンジンスタート準備。


8:02 No.1エンジンスタート。


8:04 No.2スタート。


OK!


電源切り離し。


このバッテリー、結構重そう。


8:05 最後に整備士によるドアチェック。


8:07 上がるよ~


JA117T BK117C-2 東北エアサービス


そのまま上昇して


前進開始。


約4.5キロ離れた東北大学病院へ。今日もよろしくお願いします。


 これにて撤収。
 もう1ヵ所寄ろうと思ったがこちらは訓練スケジュールが出ていなかったのでやめる。
 まっすぐホテルに戻り休憩することにした。


 昼前に技術者からお昼をどうするかメールが来る。
 彼いわくホテル正面にあるラーメン屋が美味しかったとのこと。
 じゃあそこにしようか。



味噌らーめん工房麺助で。今日は長丁場になるだろうからしっかりと食べておく。


 ホテルに戻りちょっと昼寝。
 アラームが鳴る前に目が覚め急いで着替え。
 予定時間通りにトライ先に向かうが生産が押しておりトライ開始は16時半頃と伝えられる。
 しかし思ったよりも早く交代することができ17時前にはトライ開始。
 技術者が微調整している間に自分は工場品管と挨拶。

 上司の言っていたとおり、ほとんど改修は終わっており確認する程度だった。
 そして品管からのOKももらい仕事が終わったのだった。

 会社に連絡すると「さて、帰りの便明日の何時にする?」と言われる。
 フレックスとはいえ飛んでいる便は多くないため時間帯は限られる。
 翌日の運航予定は朝一便と夕方便、夜便の3往復とのこと。
 朝一便に乗ろうにもレンタカー屋さんが開いていない。
 夕方セントレア到着便を取ってもらいホテルへと戻る。

 さて、夕飯は…と思っていると技術者からある店を紹介される。
 アンタもよく調べるね…
 


とみ八製麺店にて濃厚チャーシューつけ麺大盛。


 本当にお疲れ様。あっという間に終わってしまったね。
 明日の帰りはどうしようかな。


最後に
N機長他東北エアサービスの皆様、お世話になりました。
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おい、牛タン食わねぇか(2020年6月28日)

2020年10月23日 07時09分52秒 | 仕事
毎度この手の話は唐突だ。

東北で生産の金型について精度詰めのため現地へと技術者と上司が行く、と言う話は聞いていた。
精度関係なら自分も声がかかるかもと一瞬思ったが1週間との日程を聞いて自分は蚊帳の外だとわかり一安心。

しかしその数日後、上司から「ごめんbatils君、週後半に僕と変わって」と言われる。
どうやらどうしても抜けることのできない会議が入ったとか。
金型に直接関わるのは技術者。自分はそのサポートと精度関係の話し合いの為という。
何度もトライしており金型輸送費もバカにならない状態。
なかなかOKにならない原因の一つに精度不良があった。
向こうの品管との顔繋ぎの為にも行きますか…
上司からのとどめの一言「飛行機乗れるからいいでしょ?」

コロナの影響の為、各社間引き運航がされており、
スケジュールが出ていても急にフライトキャンセル、振替が行われる可能性もある。
また、ちゃんと金型を納めるまでは帰ってくるなという指令。
そんなせいか航空券は時間を指定しないタイプのもの。
予定通り帰りたいね…

上司と技術者は6月24日から出発し、28日に自分が交代の為単身で向かうことになる。
28日は移動のみとし、実作業が行われるのは29日以降とのこと。
じゃあ休日出勤で出張へ行きますか。

渡されたチケットはIBEXエアラインズ43便
セントレア10時45分発の飛行機だった。
じゃあ行ってきます。

荷物をカウンターに預けてカメラを持ってデッキへ。
梅雨空のデッキだからというだけでなく、コロナの影響で人はまばら。
こんなに人のいないセントレアは初めて見た。


沖止めされているエアアジアジャパンのA320 つい最近(10月)の報道で会社をたたむことが発表された。


ANAのB777が数機止められていた。電源投入中。


国際線は貨物のみの扱い。


9:44 ヴェイパー出しながら降りてきたのは


JA806X ソラシド機でした。


セントレアにJA711AとJA712Aがいるのに驚いたがJA784A(B777-381ER)がいるのにも驚いた。エンジンアイドル。


 運航本数が減れば遊んでいる飛行機は増える。
 じゃあそのまま放っておいていいかと言えばもちろんダメ。
 たまには動かしてすぐにライン復帰できるようにしておく。
 だから飛ばない状態の飛行機は本当にお金がかかる。

 そのため調子を見るためにテストフライトを行ったりする。
 テストフライトもお金がかかるからそのついでとばかりに遊覧飛行をプランにしちゃったり。
 でも遊覧はもうちょっと安かったら乗りたかったな~。



10:01 VN-A890 が貨物エリアからランウェイエンドへ。


 地上で置物で整備にお金がかかるから本来客を運ぶ機体で貨物を運ぶなんてことも行われた。
 床下のカーゴスペースだけでなく、座席にマスクの入った箱を置いてある画像も航空会社公式アカウントから発信されていた。

 さて、そろそろ自分の乗る飛行機が来るはずなんだが…
 


10:02 着陸する機体は…


10:04 高速離脱誘導路からタキシーウェイへ


JA12RJ ボンバルディアCL-600-2C10  これに乗るのかな?


10:05 客乗っていないから上りが早い。


湿気が多いから翼上面に水蒸気ができる。


 さて、出発30分前だ。ゲートへ向かうか。
 ゲートは…2番?北の一番端っこだよ!
 手荷物検査を通って約500メートル先のゲートへ早足で向かう。
 ゲート前にいる人はまばら。半分くらい座席が埋まればいい方か?

 搭乗時間になり、優先者から搭乗していく。
 ゲートをくぐる際にも約1メートル間隔で並ぶようにと床にマーキングがされていた。



10:34 久しぶりに「エンジンのついている」飛行機に乗る。


10:38 ブロックアウト。


10:43 エンジンスタート後トーイングトラクターは使わず自力でUターンする。


10:44 行ってきます。(^^)/~~~


10:47 この1枚の中に計8機の飛行機がいます。


 トラフィックも少ないから自分の好きなタイミングで上がれる。
 A3Sより滑走路に入る。



10:49 テイクオフロール開始。


10:52 四日市コンビナート


10:56 岐阜基地と木曽川


11:05 穂高岳から槍ヶ岳。奥の湖は高瀬ダム。


11:13 上越に出てすぐにライトターン。


11:23 雲の上は晴れ。しかしすぐにディセント開始。


11:31 雲の下に出たらもう太平洋側。仙台空港が見える。


FW043の航跡。中部山岳地帯を飛んでくれたのはうれしいね。


11:40 着陸。あっという間だったな~。


11:43 ブロックイン。


 降りる際に客室乗務員の方にお願いして写真を一枚撮らせてもらう。
 仙台とIBEXは関係が深くイーグルスジェット(JA07RJ)やむすび丸ジェット(JA14RJ)等の宮城県とのコラボした機体が飛んでいる。

 

というわけで、仙台便にはむすび丸が。


手荷物受取場所にも(笑)


自分の乗った機体を撮影。小牧からFDAが飛ばしてくれないかな~


 空港を出てレンタカー屋へ。
 1階カウンターは無人で電話があるのみ。
 電話するとすぐに迎えのワゴン車がやって来る。
 事務所に着いて手続きをちゃちゃっと済ませて今日の宿へと向かう。

 途中、ナビの設定をかまっているうちに何だかおかしなことに。
 どうも同じところをグルグル回っている感じ。
 仕方がないのでグーグル先生に案内してもらってインターに乗る。
 おかげで到着予定時刻が1時間ほど遅れた。

 さて、上司と技術者はというと予定作業が早く終わり今日はオフにしたとのこと。
 オフということでちょっと足を延ばして平泉まで行ってきたそうな。

 宿で合流し上司から状況説明と引継ぎを受ける。
 明日の午後からが本番だな…


 今日の夜便で帰るという上司だが、レンタカー屋さんがコロナの影響で時短営業という。
 早めに空港に戻らないと大変なので引継ぎが終わったらすぐに帰って行った。

 自分に割り当てられた部屋に入り荷物を解く。
 wifiもあるしノートパソコンも持ってきていたからブログ記事の作成に勤しむのだった。


 お腹が空いたので時計を見ると17時半。
 バタバタしていたからお昼ご飯食べるのを忘れていたよ。
 技術者を誘って夕飯を食べに外へ出る。

 せっかく宮城に来たのだから郷土料理らしいものは食べたい。
 この辺りのチェーン店らしき「和風レストランまるまつ」に入り速攻で決める。

 

牛たんづくし御膳(だったはず)で「仙台で牛タン食べた」ことにする。


 ホテルに戻りすぐにシャワーを浴びてまったりとした時間を過ごす。
 すると会社から電話がかかってくる。
 明日のトライは15時頃からという。


じゃあ、明日の午前中はフリーってことだよね( ̄▽ ̄)ニヤリ




続きます
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2020年長野県航空防除ツアー開始(2020年6月)

2020年10月21日 07時04分59秒 | 航空機
今年もやってきました松くい虫航空防除長野ツアー。
昨年は一発目フェリーのお出迎えにあがる際にずっこけて大変なことになった。

今年は気を付けて場外へと向かうと見知った顔がすでに到着。
今日はよろしくお願いします。



薬剤屋さんは地上機器確認中。


 関係者たちが集まりだし、到着時間を確認する。
 話を聞いた通り、敦賀のときの機長が担当とのこと。

 その後も同業者が続々とやってくる。
 「基地にも空港にも行けない。けどジェット音は聞きたい」
 皆、爆音に飢えているのね。

 そろそろ来る頃と時計を気にし始めたころにジェットレンジャーの音が聞こえてくる。
 さて、どの機体かな?



13:39 インサイト。


13:40 一旦場外を中心にサークリング。北西から


ダウンウインドへ。


ファイナルターン


フレアをかけて減速。ゆっくり降下して…


13:41 接地


着陸よし。


関係者だけでなくギャラリーも結構いるような。


エンジンカバーを開けて冷却中。


 メインローターが止まったのを確認して機長が降機。
 早速ブリーフィング開始となる。



13:47 関係者が集合。


中電の方から送電線の説明。そして村役場の方から範囲の説明。


その間に整備士は簡単なチェックを実施中。


14:01 JMSDF C-130R


 打ち合わせが終了したようで村役場の関係者が機体へとやってくる。
 これから実地調査と明日の飛び方の確認だ。



14:01 機長が乗り込んで反対側からは関係者が搭乗。


14:04 エンジンスタート


状態を確認しつつカバーを閉める。


14:07 準備よし!


離陸。


JA9869 Bell206B ヘリサービス


高度を取って散布エリアへ向かう。


 今年はここからは遠いところでの散布。
 どんなふうに見えるかな?



14:09 ああ、やっぱり遠い…


 今年は送電線より東側がメインなのかいつもより遠く感じる。
 こりゃ明日はそれなりの装備の人でないと撮影できないかも。
 そんなことを思っているとローターの音が聞こえてくる。
 あれ、もうそんなに経った?



最終進入中。


この機体の特徴はこのお腹の噴霧器ユニット。タンクが左右に分かれている。


14:16 フレアをかけて


14:17 着陸よし、エンジンカット。


14:20 整備士はこれから整備開始。機長は荷物を営業さんの車に移す。


14:30 「バイバイ!」のかわいい声援に応える。


 今日の成果を同好の士と話していると違うヘリの音がする。
 あれ?なんかいたっけ。

 

14:41 JA220E AW139 長野県警「やまびこ2号」  中央道を北上中。


 これにて自分も撤収。
 明日の様子は地元のスポッターが見てくれるだろう。
 ちなみに、ツアー二日目の様子はこちらノザワヤさんのブログにあります。

朝早くから大変ですが、お願いします。
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その頃、山一つ向こうでは(2020年6月15日その5)

2020年10月19日 07時05分07秒 | 航空機
204の現場を後にして帰宅…もとい出社の途へつく。
とはいえ、この辺りを通るときはエアバンドをつけておかないと何があるかわからない。
そんなことを思いつつ走っているとレシーバーからとある声が聞こえてくる。
これ、さっきまでは聞こえなかったはず。
ルートを変更してさらに東の方へと向かう。



10:54 お、見えた。


 前回ここで撮影した際はエンジンスタート前だったからいいポジションに行けた。
 この状態ではそちらに行くことはできない。
 その前に昼イチに会社に戻れなくなるか(笑)

 そんなことを考えているとコンクリートミキサー車がやってくる。
 これを待っていたのか。



11:03 整備長が顔を出す。離陸するかな。


離陸。こりゃここからじゃ無理か。


11:05 作業開始。


山のてっぺんへ。


11:06 戻りへ。


ここも荷下ろし場所までは近い。


フレアをかけて減速。


下方確認中。


次の荷物どれ?


11:07 ロードメーター確認。


重量をハンドサインで示す。


ゆっくりと向きを変えて


山の上へ。


コースからして


7番かな。


お届けに来ました~


11:10 戻り中。ここは猛禽類が多く、監視員が確認している。


そのまま進入


コースそのまま


11:11 テンションかけて…OK


上り始めはゆっくりと


11:12 ある程度のところで加速。


11:13 あの辺りに1基建つのね。


11:14 ミキサー車がもう1台到着。結構作業やるんだね。戻りは早く。


JA9965 AS332L1 中日本航空


次は~?


11:15 地切り確認中


OK


重量これだけ。


向きを変えて、


荷下ろし場へと向かう。


 これにて本当にタイムアップ。
 慌てて離脱して本来のルートへと戻る。
 ここを出てすぐに郵便配達員とすれ違う。
 この奥に人家があるのか…

 予定通りの時間に会社に到着。あー焦った。


 今回の撮影、k氏他諸氏色々とお世話になりました。
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鉄塔建て替え工事物輸(2020年6月15日その4)

2020年10月17日 06時51分51秒 | 航空機
物輸作業は大体1時間ごとに休憩が入る。
運搬距離が短く、何度も往復するような現場ではパイロットの疲労感はすごいだろう。
コンクリートを入れる量もきっちり同じわけではないだろうし、徐々に減る燃料の重さによっても操縦感覚が変わるだろう。


9:46 運ぶのはいいとして、ちゃんとコンクリートが流れているかな?


9:47 戻って来てバケットを置いたら…


ヘリパットへ。小休止のようだ。


9:48 ゆっくり降ろして~


接地よし。


 作業場の関係もあり小休止みたい。
 こちらもちょっと休憩…



9:56 行くよ~


9:57 フックを保持して


装着よし。巻いて~


ゆっくりと上昇しつつ左へ


何だかもう少しで終わるみたい。


9:58 中身の移し替えはほんの数秒で終わる。


上昇しつつ後ろ飛びさらに向きを変える。


9:59 ホームストレートを高速で駆け抜けて場外へ。


10:02 そこでフレア~


ちょっと高めに進入して


JA9439 富士ベル204B-2 中日本航空   ゆっくり高度を降ろして


フックを外して…あれ?


右にスライドして


フック確保。降ろして~


あと50センチ…


着陸よし。


作業場のホッパーの調子が悪いのかな?それとも段替え中?


 どうやら基礎1本分のコンクリ打設が終わったようで次の基礎に向けて段取り中。
 その間エンジン回してももったいないからエンジンカットする。



10:08 エンジンカット中。


 時計を見るとこんな時間。
 午後からの仕事に余裕をもって行くにはちょうどキリがいい。
 地元スポッターの方たちに挨拶して離脱する。



カウルを開けて冷却中。


整備士確認中。


問題は無さそう。機長はフライトプランの締めかな?


 名残惜しいけどこれにて離脱。
 皆さん、お世話になりました。


今回も新日本ヘリコプターの皆様、ありがとうございました。
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鉄塔建て替え工事物輸(2020年6月15日その3)

2020年10月15日 07時00分57秒 | 航空機
同じような写真ですがご容赦を。

パイロットは同じコースをトレースしていく。
目標を定めているのは当たり前として、よくそれを毎回守れるものだと感心する。


9:28 戻り中


フレアをかけつつ


9:29 入りまーす


ゆっくり降ろして~


はい、接地。降ろして…フック外し。


ゆっくり上昇…


地切りよし。


9:30 ここでバケット故障したら…


加速しつつ上昇して


ライトターン。


ホッパーに投入。


9:31 この「バックしつつ方向転換」が実にヘリらしい動き。


送電線を越えてからの直線加速。


フレアをかけて減速


場外に進入。次どれ?


9:34 戻って来た時に受け入れ態勢が整っておらず待機中。


9:36 進入よし。


テンションかけて~


9:39 JA9439 富士ベル204B-2 新日本ヘリコプター


お腹!


 地上の動きがちょっと鈍くなる。
 そろそろ小休止の時間かな。



9:43 ちょっとのんびり戻り。


こっちに何か問題あり?


9:44 あと10メートル


切り離して次のバケットへ装着。


次で終わりです。
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鉄塔建て替え工事物輸(2020年6月15日その2)

2020年10月13日 06時59分43秒 | 航空機
今日使われているJA9439は登録年が1986年の古い機体。
昔の物輸と言えばラマか204がメインだった。
各社採用し、日本では富士重工がライセンス生産しており48機が登録された。
しかし経済性が悪く新しい機体に置き換えられていった。
現在国内で残っているのは7機となっているが自分が知っているのは稼働4機。
高高度での安定性は抜群で、どのパイロットに聞いても「いい機体」と話していた。


9:16 場外にアプローチ


テンションかけてOK。


 自分の立ち位置がいまいちでどうしても逆光になってしまう。
 地元スポッターに案内されて順光側へ移動する。



9:17 生コン投入中


離脱して


9:18 送電線の一番低いところで横断。


ノーズダウンして加速。


場外まで来たらフレアをかけて減速。


近い(笑)


9:19 地切りよし


アップOK!


JA9439 富士ベル204B-2 新日本ヘリコプター


1回1トン弱


線を飛び越えて


9:20 生コン投入。


戻りはできるだけ早く。


自分の目線くらいで加速。


9:21 フレアをかけてブレーキ。


掛け替えよし、アップ~


場外内でくるりと向きを変えて離脱。


送電線の一番低いところへ行ってから


くるりと向きを変える。


あと1メートルくらい?


続きます。
コメント (2)
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