AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Behind the leather (2)

2016-08-17 20:42:26 | メディアの一向一揆
動物愛護団体の表現は「意表をつくアイディア」でその重要性を訴えてきます。




以前もご紹介させていただきました空から白熊が降ってくる。飛行機で欧州を往き来するだけで白熊一頭分の二酸化炭素を吐き出すのです。planetstupid.com の地球温暖化のキャンペーン「飛行機には乗らない。」事を啓蒙するものです。





毛皮のために殺されたキツネが、死んだ後にウサギに出会う。彼らの運命は・・・?
多くの賞を獲得したアニメーションです。
英国のアニメーター Iain Gardnerの「毛皮にされてしまった動物の霊魂は天に昇れない。」その毛皮にズーッと憑依しているのでしょう。そうなると誰も毛皮を買わなくなるでしょう。これも表現での動物愛護の形です。



Behind the leather (1)

2016-08-16 19:54:45 | 今そこにあるメディアのリスク



東京渋谷で行われた「肉食反対デモ」に参加した関西圏のメンバーが、「毛皮反対ノーファーポリシー」の東京ディズニーランドに行き、毛皮製品着用の来場者を締め出す事で、顰蹙をかって炎上したそうです。東京ディズニーランド (オリエンタルランド)は、先に申請したとしても許可はおりません。何しろ分厚いマニュアルがありますし、カリブの海賊を協賛したKIRINさんでも大変でした。にも拘らず、このアニマルライツ センターとは一体なんなんでしょう?岡田千尋さんという方が代表みたいですね。
「常識と非常識」それが相反する立場でも尊重するのが基本です。正義があれば何をやってもいいのでは、
極端な形、あの重複障害者惨殺事件の壊れた男と変わりません。この国が壊れてきているのでしょう。







動物園まで虐待となりますと、ちょっとおかしい、、、。動物も魚も植物も野菜も全て「平等」そうなりますと食材全てダメとなるのでは?人間の言葉を自然界は全て理解している生き物なんです。「もののけ姫」になる気合があれば別でしょうが、、、。最近 権利を横暴に振り回す「正義感の暴走」が気になります。




シーシェパードの国際手配されているワトソン船長 彼等は鯨漁、イルカ漁で寄付金を集めているのです。寄付金の可視化 「何処でどう使われているのか?」



この方の主義主張と比べれば福島のワンちゃん 猫ちゃんと駅で大声で寄付支援を訴えている若い方々、NPO法人青年協議会なんかは未だ大人しいもんです。但し「どう使われているのか?寄付の可視化は最重要課題」です。




WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(3)

2016-08-16 02:37:27 | メディアの一向一揆



昨年の9月21日は国際平和デーでした。バーガーキングが、マクドナルドに両社の商品を合体させたメニューMcWhapperをつくりましょう!と呼びかけました。マクドナルドにとっては、日本のみならず米国本国自体の売り上げ減少の所に、バガーキングの提案ですから実現するわけがないのですが、、、、。









それが話題と議論を呼び、他の競合企業までもがやりたいと表明するなど、社会現象となりました。この取り組みの巧みさは、たとえ競合社が「Yes」でも「No」でも両方のシナリオで話題になり、話題が転がっていくようにアイデアも手法も計算しつくされている点です。企画を実現するまでに相当時間と根気が必要だったようですが、なんとしても「やり遂げる」という企業の確固たる決意のようなものが感じられました。セミナーでも「No retreat. No surrender. Do it anyway.」(撤退しない。降参しない。どのみちやる。)
バガーキングの強かさがあれば、マクドナルドは負のスパイラルには陥らないのですが、根が真面目なジャンク屋、そこは同じジャンクでも切り裂きジャックの様に切れるバーガーキングの戦略でした。


WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(2)

2016-08-15 00:07:59 | メディアの一向一揆
WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(2)





WHOOPER Sacrificeは、Crispin Porter + Bogusky (クリスピン・ポーター+ボガスキー)が手掛けたものですが、バイラル表現に長けたエージェンシーです。良い意味であくが強い表現が多いのですが、バーガーキングのWHOOPER をここまで高めたのは、W+Y(ワイデン&ケネディ)がNIKEの企業ブランドを高めたのと業種が違うにせよその貢献度は高いのです。





その前の年もカンヌライオンで受賞した「Burger King Whopper Freakout」WHOPPER フアンの客達に、店員たちは「もうワッパーは売らないんです。永遠にメニューから消えました」と言うのです。マクドナルドのハンバーガーを客に渡すと、客達が不満 怒りをぶつけるのです。
これも一種のメタファ(metaphor)でしょう。表現の比喩です。「俺たちはこんなものを食べたくはない。食べたいのは、WHOPPERなんだ。」WHOPPERを売らないでマクドナルドの商品を売る。ここにもバーガーキングが手掛ける自信があるのでしょう。


8月13日(土)のつぶやき

2016-08-14 02:44:51 | 百済ない話

WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(1)

2016-08-13 19:20:39 | メディアの一向一揆



マクドナルドの今年上半期の決算が、2年ぶりの営業黒字となりました。
日本マクドナルドHDの今年1月から6月の営業利益は4700万円で、2年ぶりの黒字でした。異物混入問題などの影響で、去年は大幅な赤字となったが、一転、今年は「グランドビッグマック」など相次いで投入した新商品の売り上げが好調に繋がりました。それとポケモンGOとのコラボもあり、売り上げが去年の同じ月に比べ26.6%と大幅に増えました。
マクドナルドは国内約2900の全ての店舗で連携。マクドナルドの店舗がゲーム上の地図に表示され、約400店舗はプレーヤーがキャラクター同士を対戦させる「ジム」になる。残る約2500店舗は、ゲームで必要になるアイテム(道具)を入手する「ポケストップ」となっています。
そんな中、毎年カンヌでも話題になるのがバーガーキングの次なる広告です。






2009年 カンヌで話題になったのが、「WHOPPER SACRIFICE」Facebookで友達10人削除するとWHOPPER をプレゼントするというキャンペーンでした。Whopper Sacrificeでは、削除されたメンバーに「Whopper無料クーポンの生け贄になった」という内容のメッセージが送られました。Facebookは友だちの削除を通知しないポリシーであるため、これがプライバシー侵害の可能性があるとしてBurger Kingに修正を求め、Burger King側はブラックな部分を修正するぐらいならば……と、Whopper Sacrificeアプリを引き下げてしまいました。この「ワッパー・サクリファイス・キャンペーン(Whopper Sacrifice Campaign、ワッパーのための犠牲キャンペーン)」と名づけられた企画を中止するまでに、23万3906人の「友人」たちが削除されたのです。このキャンペーン 競合であれば、マクドナルドの無料クーポン10枚をWHOPPER と交換しますだったらどうだったでしょうか?ありきたりのキャンペーンとなり、バーガーキングのイメージも良くなかったでしょう。2009年と言えば、FacebookがSNSの主流となりつつあった頃です。時代の寵児
マーク・ザッカーバーグへの挑戦でもあり、Facebookだからそのバイラル効果が意をなしたと言えるでしょう。

8月12日(金)のつぶやき

2016-08-13 02:46:20 | 百済ない話

悪しき言葉に「心は腐る」(2)

2016-08-13 00:29:48 | 言の葉の輪転機












ACの「心が見えなくても心ずかいは見える。」2008年のカンヌライオン「HEINZ Talk the Plant」もサイト上で成長していくトマトに声をかける。という趣向でした。
ひどい言葉を投げかけたリンゴの中身が…… リンゴを使っていじめの影響教えた授業が話題に
「賢明な教え方だ」「素晴らしい」と賞賛の声が寄せられています。






授業を行ったのは子どものメンタルヘルスをサポートする英国の団体Relax Kidsのロージー・ダットンさん。ダットンさんは授業の前によく似た2つのリンゴを用意し、片方を何度かそっと床に落としておきます。こうしても、リンゴの見た目はほとんど変わらないそうです。
ダットンさんは2つのリンゴを子どもに見せ、落としておいたほうのリンゴを取り上げ、いかに自分がそのりんごを嫌っているかを語ります。色が悪い、茎が短いなどリンゴをけなし、子どもたちにもそのりんごを嫌いになってほしいと伝えます。さらに皆で輪になり、リンゴを回しながら「くさい」「きっと虫がついてる」といった言葉を投げかけていきます。それが終わった後は、今度は落としていないほうのリンゴを「色がきれい」など褒めながら子供達に回しました。
2つのリンゴが外側は同じように見えることを確かめた後、ダットンさんはそれぞれを半分にカットします。ほめられたリンゴの方はキレイな断面をしていますが、けなされたほうは中はあざのように変色し傷ついています。
「リンゴの中に見えたあざや潰れた部分は、他人からひどい言葉や行動を受けたときに私たちの中でも起きていることです。」外側からは見えなくても、ひどい言葉を投げつけられると心は傷つく――彼女はリンゴを使ってそれを教えたのです(リンゴをあらかじめ落としておいたという種明かしもちゃんとしたそうです)。((http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1607/03/news038.html引用させて頂きました。)
言葉で人を殺せるし、活かせる事も出来るのです。「 見えない心」を語るべき時、こういう子供達への教えが必要だと思います。