AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(3)

2016-08-16 02:37:27 | メディアの一向一揆



昨年の9月21日は国際平和デーでした。バーガーキングが、マクドナルドに両社の商品を合体させたメニューMcWhapperをつくりましょう!と呼びかけました。マクドナルドにとっては、日本のみならず米国本国自体の売り上げ減少の所に、バガーキングの提案ですから実現するわけがないのですが、、、、。









それが話題と議論を呼び、他の競合企業までもがやりたいと表明するなど、社会現象となりました。この取り組みの巧みさは、たとえ競合社が「Yes」でも「No」でも両方のシナリオで話題になり、話題が転がっていくようにアイデアも手法も計算しつくされている点です。企画を実現するまでに相当時間と根気が必要だったようですが、なんとしても「やり遂げる」という企業の確固たる決意のようなものが感じられました。セミナーでも「No retreat. No surrender. Do it anyway.」(撤退しない。降参しない。どのみちやる。)
バガーキングの強かさがあれば、マクドナルドは負のスパイラルには陥らないのですが、根が真面目なジャンク屋、そこは同じジャンクでも切り裂きジャックの様に切れるバーガーキングの戦略でした。


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