AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Behind the leather (3)

2016-08-20 18:16:49 | 今そこにあるメディアのリスク











「Behind the Leather」は、革製品が多くの動物の命を犠牲にしていることの意識を高めるキャンペーンで、今年初めにバンコクの高級ショッピングモールに革製品のポップアップショップを開店。店内に並ぶのは一見普通のバッグやレザーグッズだが、それらを開けると鼓動する心臓や腸、血糊といった本物と見紛う動物の身体の内部が露わになっているという仕掛けを施した。同作品では、ショップに来店した人々がこれらの商品を手に取った時のリアクションが捉えられている。
デザイン部門でゴールドを受賞しました。タイの動物愛護団体PETAアジアの取り組みです。クロコダイルなどの爬虫類を加工して革製品にすることの残酷さを訴えるために、ショッピングモールに期間限定の革製品のショップをオープン。『Behind the Leather(革製品の裏側)』と称された製品の内側にはリアルに再現した内蔵加工の様子が・・・。“美しい革製品は、多くの動物たちの命を犠牲にしている”というメッセージを衝撃に伝えました。
海外の表現は、その残虐性を強硬にアピールする形に暴走するものです。東日本大震災で、スポンサーがCMを自粛しますと、そのCM枠は何も流せません。そうもいかないので、ACの広告が流れるのです。当時 避難され、勝手に別バージョンが、勝手に作られYouTubeにもアップされました。金子みすゞさんに光も当たりましたが、、、。ACはサウンドロゴもやめて流しております。今度は熊本地震での災害で自粛をしますと、ACのCMが今度は、5年前の東日本を思い出す。との批判もございました。「Behind the Leather」のような表現はこの国では受け入れられないでしょう。