AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

WHOPPERの次なるSACRIFICE(犠牲者)(1)

2016-08-13 19:20:39 | メディアの一向一揆



マクドナルドの今年上半期の決算が、2年ぶりの営業黒字となりました。
日本マクドナルドHDの今年1月から6月の営業利益は4700万円で、2年ぶりの黒字でした。異物混入問題などの影響で、去年は大幅な赤字となったが、一転、今年は「グランドビッグマック」など相次いで投入した新商品の売り上げが好調に繋がりました。それとポケモンGOとのコラボもあり、売り上げが去年の同じ月に比べ26.6%と大幅に増えました。
マクドナルドは国内約2900の全ての店舗で連携。マクドナルドの店舗がゲーム上の地図に表示され、約400店舗はプレーヤーがキャラクター同士を対戦させる「ジム」になる。残る約2500店舗は、ゲームで必要になるアイテム(道具)を入手する「ポケストップ」となっています。
そんな中、毎年カンヌでも話題になるのがバーガーキングの次なる広告です。






2009年 カンヌで話題になったのが、「WHOPPER SACRIFICE」Facebookで友達10人削除するとWHOPPER をプレゼントするというキャンペーンでした。Whopper Sacrificeでは、削除されたメンバーに「Whopper無料クーポンの生け贄になった」という内容のメッセージが送られました。Facebookは友だちの削除を通知しないポリシーであるため、これがプライバシー侵害の可能性があるとしてBurger Kingに修正を求め、Burger King側はブラックな部分を修正するぐらいならば……と、Whopper Sacrificeアプリを引き下げてしまいました。この「ワッパー・サクリファイス・キャンペーン(Whopper Sacrifice Campaign、ワッパーのための犠牲キャンペーン)」と名づけられた企画を中止するまでに、23万3906人の「友人」たちが削除されたのです。このキャンペーン 競合であれば、マクドナルドの無料クーポン10枚をWHOPPER と交換しますだったらどうだったでしょうか?ありきたりのキャンペーンとなり、バーガーキングのイメージも良くなかったでしょう。2009年と言えば、FacebookがSNSの主流となりつつあった頃です。時代の寵児
マーク・ザッカーバーグへの挑戦でもあり、Facebookだからそのバイラル効果が意をなしたと言えるでしょう。

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