掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

今年も登場シュレンケラー限定品

2011-09-03 12:00:02 | 商品紹介
明日は、いよいよ「2011ビアフェスタ」です。まだチケットをお求めに成っていない方・・・当店にもまだ少し有りますので、お早めに

しかしながら、台風が心配されるところです
ビアフェスのお客様も、飛行機や新幹線などを利用し、前日泊で遠方からも多々いらっしゃるとの事・・・・本当に悪いタイミングで台風がやって来たな~と思います。

という訳で、前回に引き続きまして、今回もビールネタでございます・・・
今回ご紹介するビールは、お客様の中でも苦手な方もいますがはまる方は気の毒な位の気に入り様で(当ブログでよく登場して頂く三川町の居酒屋のオーナーもその一人)、当店でも個性派ビールの一つです。ちなみに私は当然大好きでご座います。
そのビールとは、ドイツ南部バンベルグのシュレンケラーというビールです。以前のブログでも詳しくご説明いたしましたが、3年間自然乾燥させた樫の木で炊いた煙で、麦芽を燻してモルトを造る伝統的な製法が用いられています。当然、燻しモルトを造るために燻製のようなスモーキーな香りがたっぷり付いています(笑)。
年間通して、入荷するものはメルツェン(麦芽比率の高い確りしたタイプ)と、ヴァイツェン(瓶内二次発酵の酵母入りのタイプ)のものの2種類が有ります。
その他に、近年では限定でボック(ハイアルコールのストロングタイプ)とラガー(淡色のモルトの甘味を感じるタイプ)が出荷されます。【シュレンケラー・メルツェン】
【シュレンケラー・ヴァイツェン】
今回入荷のビールは、ラガータイプの商品です。このタイプのビールは4種類あるシュレンケラーのビールの中で唯一麦芽を燻して造らないビールなのです。【シュレンケラー・ラガー】「え~それじゃ~シュレンケラーらしくなじゃない・・・・」と仰る方もいらっしゃるのも当然。しかし心配ご無用
このラガービールは、通常の燻さな状態で乾燥させて造ったモルトで醸したビールで、出来上がった状態では当然燻製香は有りません、しかし熟成をさせる段階で燻製ビールを貯蔵していたタンクの中に入れられ、その為独特の燻製香が付くといった訳です。
しかし、もともとこのビールは燻したモルトを使用していない為、燻製香は感じるものの、他のシュレンケラーのビールより大人し目で「ほのかに香る」という印象です。
色調もシュレンケラービールの中でも、唯一淡色系(明るいゴールド色)で他のものと比べても、軽快で飲み易いビールに成っています。とはいっても線が細いといった印象は全くなく、モルトの甘味も確りと主張されていて、ほのかな燻製香がとても酒質とあっていていいバランスに成っています。
今回日本に入ってきている数量も僅かですから、この機会に是非お試し下さい。
また今うれしい事に、シュレンケラーを輸入しているインポーターさんが、今回の入荷の商品分から定温コンテナを使用され、とても良い状態で商品が入荷しています。ラガーは勿論今当店で定番にしているメルツェンもヴァイスも現在の在庫がなくなり次第定温コンテナの新ロットに変わります。
やはり定温コンテナの商品は気に成る雑味少なく、いい意味でスッキリとした、何か一皮剥けたような味わいがします。
併せてこの味わいも実感して頂ければと思います。
シュレンケラー3種価格¥650



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