「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている東村山市議会議員“おくたに 浩一”です。
<以下、質問要旨>
2 20、30歳代が住みたいまちに!
平成27年3月経営政策部都市マーケティング課が作成した「転入転出アンケート調査」の報告書には、これからの東村山市の方向性が示唆されていると考える。「転入転出アンケート調査」の報告書を活かし、20、30歳代が住みたいまちにするために以下、伺う。
① 転入者の東村山市に転入する前に居住していた市区町村で最も多いのは、「所沢市」次いで「小平市」「東久留米市」と続く。また、転出後の住まいは、「小平市」が最も多く、次いで「所沢市」「西東京市」と続く。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
② 転入の決め手は、「家賃・住宅価格」。次いで「住宅条件」「通勤・通学時間」である。転出先の決め手は、「通勤・通学時間」。次いで「住宅の条件」「最寄駅へのアクセス」である。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
③ 転入先を決めるにあたり東村山市の行政サービスや施策を調べたか否かは、「はい」が17.5%、「いいえ」が82.0%である。また、転出先を決めるにあたり転出先の行政サービスや施策を調べたか否かは、「はい」が27.8%、「いいえ」が71.6%である。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
④ 東村山市が「小平市」と比べて20,30歳代にアピールできる点は何か伺う。
⑤東村山市が「所沢市」と比べて20,30歳代にアピールできる点は何か伺う。
⑥このアンケート結果を受けて、20,30歳代に住みたいまちにするためには何が必要と考えるか伺う。
<以下、東村山市HPより抜粋>
○4番(おくたに浩一議員) 自然豊かな東村山をめでてもらうためにも、ロケ地のまち歩きは非常にいいかと思います。ただ、久米川駅南口、桜並木、電車図書館、第四保育園の前あたりとか中央図書館、この辺と、あと全生園に飛びますので、そこのアクセスをどうするのかちょっと心配になりますけれども、またそれは考えていただきたいと思います。
大きな2番目にいきます。20歳代、30歳代が住みたいまちにということで、「あん」で知ってもらうわけですね、全国の人に東村山ということを。27年3月、経営政策部都市マーケティング課が作成した転入・転出アンケート調査によりますと、報告書にはこれからの東村山市の方向性が示唆されると考えます。調査の結果を生かして20歳代、30歳代が住みたいまちにするために、以下お伺いします。
①、転入者が東村山に転入する前に居住していた市町村で最も多いのは所沢市、次いで小平市、東久留米市と続きます。転出後の住まいは小平市が最も多く、次いで所沢、西東京市と続きます。この傾向についてどのように分析しているのかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 当市の転入・転出につきましては、議員御指摘のとおり、隣接市や鉄道沿線といった近隣の地域間において多く行われている傾向があることが、今回の人口動態の報告書からもわかっているところでございます。
これは、転入・転出のきっかけにおいて、「住宅の都合」が転入で25.3%、転出で25.2%と多いことからもわかるとおり、遠方への転勤など、長距離の移動を必要としない転入・転出が多いことを示していると考えております。
同時に、東村山市認知度アンケート調査の報告書では、当市を認知する程度が高い層ほど、当市を転居先の選択肢に入れたとする割合が高いという結果が出ております。転居するに当たっては、見知らぬ土地ではなく、何らかのかかわりのあった地域に住む傾向が強いと言えることから、近隣での移動が多くなるものと分析しているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ②です。転入の決め手は「家賃・住宅価格」、次いで「住宅の条件」、「通勤・通学時間」であります。転出先の決め手は「通勤・通学時間」、次いで「住宅の条件」「最寄り駅へのアクセス」です。この傾向についてどのように分析しているかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 転入と転出者で決め手の傾向が異なっていることがポイントではないかと考えております。
まず、転入の決め手でございますけれども、今おっしゃられたように、「家賃・住宅」が56.6%、それから「住宅の条件」が52.6%と住宅にかかわるものが高く、1位、2位を占めていることから、当市の転入者は住宅を重視する方が多い傾向にあると分析できるのかと思っております。
一方、転出のほうでございますが、「通勤・通学時間」が56.7%と最も高く、また2位の「住宅の条件」は38.1%と、1位の「通勤・通学時間」に比べて大きく差が出ております。当市からの転出者は、通勤・通学時間を重視する方が多い傾向があるのではないかと推測しております。
これは、転入者と転出者の通勤・通学先地域が異なっており、転入者の23区内への通勤・通学が30%であるのに対し、転出者は45%と大きいなど、より都心へのアクセスの利便性を求めていることが一因ではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ③にいきます。転入先を決めるに当たり、東村山市の行政サービスや施策を調べたか否かというところで、調べたという人、「はい」は17.5%、「いいえ」が82%です。また、転出先を決めるに当たり、転出先の行政サービスや施策を調べたか否かについては、調べた、「はい」というのが27.8%、「いいえ」が71.6%です。この傾向についてどのように分析しているかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 今御紹介がありましたように、転入・転出いずれにおいても、行政サービスや施策を調べながら転居先を探す方の割合は高くないということが言えます。転入者と転出者の差につきましては、転入者と転出者とでアンケートの対象や転居理由などがさまざまに異なるため、原因が実際には特定できておりません。
転入・転出両方に言える傾向といたしまして、子供がいない世帯に比べて子供のいる世帯のほうが転居先の行政サービスや施策を調べた割合が高いことから、子育て世帯は行政サービスや施策を転居先の判断材料にされている方がやや多いのではないかと分析しております。
一方で、仕事上の都合で転居された方につきましては、行政サービスや施策を調べた割合が低いといった傾向が見られるとともに、やはり勤務地や通学地から近い転居先の希望、要するに地域的なものを希望しているという部分があるので、行政サービスや施策は余り重視していないのではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ④にいきます。先ほど転入する以前に住んでいたところで最も多いのが所沢市、次いで小平市ということなので、東村山市が小平市と比べて20歳代、30歳代にアピールできる点は何かお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 先ほども紹介しましたが、アンケート調査と同時に公表しました認知度アンケート調査で当市と小平市の認知度を調べております。こちらをもとにお答えさせていただきますと、10項目あるイメージのうち、緑や自然が多い、歴史や文化がある、地域の祭りなどが盛ん、まち歩きやB級グルメを食べ歩きしてみたい、エコやリサイクルなど環境に配慮といった項目で、当市は小平市より高いイメージを持たれております。
これは全体の世代でございますけれども、20代、30代においても同様の結果となったところでございます。こうしたイメージを持たれているところが当市の強み、アピールポイントなのではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) 同じく⑤ですけれども、東村山市が所沢市と比べて20歳代、30歳代にアピールできる点は何かお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 先ほどと同じように、認知度アンケート調査から答えさせていただきます。
そうしますと、当市はやはり緑や自然が多い、歴史や文化がある、ちょっと違うところでは子育て環境がよい、エコやリサイクルなど環境に配慮、防災・防犯に強いといった項目で所沢市より高いイメージを持たれておりまして、やはり20代、30代も同様の傾向となっているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ⑥です。そのアンケートの結果を受けて、20歳代、30歳代の方が住みたいまちにするために何が必要と考えるかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) アンケートの結果を見ますと、20代、30代の当市への転入の決め手は、やはり「家賃・住宅価格」「住宅の条件」「通勤・通学時間」が上位3位までを占めております。このことから全体の傾向と同様に、20代、30代の方も住宅を重視した方が当市に転入している傾向を見てとることができます。このことから、1つは、こうした長所を生かして、将来都市像にもありますように、住宅都市としての魅力をさらに高めていくことが重要ではないかと考えているところでございます。
また、転入・転出とも転居先を選んだ決め手の上位に位置している通勤・通学時間も大きな要素であることが言えます。このことから、短期的には難しいところがありますけれども、都心へのアクセスの利便性を高めるような要請ですとか施策、あるいは職住近接ができる環境の整備も重要かなと考えているところでございます。
こうしたことに加えまして、他市に比べて優位な点、先ほどもお答えさせていただきましたが、それらをさらに伸ばしていく、当市独自の魅力をつくり上げていくことが必要かと考えているところでございます。
<以下、質問要旨>
2 20、30歳代が住みたいまちに!
平成27年3月経営政策部都市マーケティング課が作成した「転入転出アンケート調査」の報告書には、これからの東村山市の方向性が示唆されていると考える。「転入転出アンケート調査」の報告書を活かし、20、30歳代が住みたいまちにするために以下、伺う。
① 転入者の東村山市に転入する前に居住していた市区町村で最も多いのは、「所沢市」次いで「小平市」「東久留米市」と続く。また、転出後の住まいは、「小平市」が最も多く、次いで「所沢市」「西東京市」と続く。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
② 転入の決め手は、「家賃・住宅価格」。次いで「住宅条件」「通勤・通学時間」である。転出先の決め手は、「通勤・通学時間」。次いで「住宅の条件」「最寄駅へのアクセス」である。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
③ 転入先を決めるにあたり東村山市の行政サービスや施策を調べたか否かは、「はい」が17.5%、「いいえ」が82.0%である。また、転出先を決めるにあたり転出先の行政サービスや施策を調べたか否かは、「はい」が27.8%、「いいえ」が71.6%である。この傾向についてどのように分析しているか伺う。
④ 東村山市が「小平市」と比べて20,30歳代にアピールできる点は何か伺う。
⑤東村山市が「所沢市」と比べて20,30歳代にアピールできる点は何か伺う。
⑥このアンケート結果を受けて、20,30歳代に住みたいまちにするためには何が必要と考えるか伺う。
<以下、東村山市HPより抜粋>
○4番(おくたに浩一議員) 自然豊かな東村山をめでてもらうためにも、ロケ地のまち歩きは非常にいいかと思います。ただ、久米川駅南口、桜並木、電車図書館、第四保育園の前あたりとか中央図書館、この辺と、あと全生園に飛びますので、そこのアクセスをどうするのかちょっと心配になりますけれども、またそれは考えていただきたいと思います。
大きな2番目にいきます。20歳代、30歳代が住みたいまちにということで、「あん」で知ってもらうわけですね、全国の人に東村山ということを。27年3月、経営政策部都市マーケティング課が作成した転入・転出アンケート調査によりますと、報告書にはこれからの東村山市の方向性が示唆されると考えます。調査の結果を生かして20歳代、30歳代が住みたいまちにするために、以下お伺いします。
①、転入者が東村山に転入する前に居住していた市町村で最も多いのは所沢市、次いで小平市、東久留米市と続きます。転出後の住まいは小平市が最も多く、次いで所沢、西東京市と続きます。この傾向についてどのように分析しているのかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 当市の転入・転出につきましては、議員御指摘のとおり、隣接市や鉄道沿線といった近隣の地域間において多く行われている傾向があることが、今回の人口動態の報告書からもわかっているところでございます。
これは、転入・転出のきっかけにおいて、「住宅の都合」が転入で25.3%、転出で25.2%と多いことからもわかるとおり、遠方への転勤など、長距離の移動を必要としない転入・転出が多いことを示していると考えております。
同時に、東村山市認知度アンケート調査の報告書では、当市を認知する程度が高い層ほど、当市を転居先の選択肢に入れたとする割合が高いという結果が出ております。転居するに当たっては、見知らぬ土地ではなく、何らかのかかわりのあった地域に住む傾向が強いと言えることから、近隣での移動が多くなるものと分析しているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ②です。転入の決め手は「家賃・住宅価格」、次いで「住宅の条件」、「通勤・通学時間」であります。転出先の決め手は「通勤・通学時間」、次いで「住宅の条件」「最寄り駅へのアクセス」です。この傾向についてどのように分析しているかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 転入と転出者で決め手の傾向が異なっていることがポイントではないかと考えております。
まず、転入の決め手でございますけれども、今おっしゃられたように、「家賃・住宅」が56.6%、それから「住宅の条件」が52.6%と住宅にかかわるものが高く、1位、2位を占めていることから、当市の転入者は住宅を重視する方が多い傾向にあると分析できるのかと思っております。
一方、転出のほうでございますが、「通勤・通学時間」が56.7%と最も高く、また2位の「住宅の条件」は38.1%と、1位の「通勤・通学時間」に比べて大きく差が出ております。当市からの転出者は、通勤・通学時間を重視する方が多い傾向があるのではないかと推測しております。
これは、転入者と転出者の通勤・通学先地域が異なっており、転入者の23区内への通勤・通学が30%であるのに対し、転出者は45%と大きいなど、より都心へのアクセスの利便性を求めていることが一因ではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ③にいきます。転入先を決めるに当たり、東村山市の行政サービスや施策を調べたか否かというところで、調べたという人、「はい」は17.5%、「いいえ」が82%です。また、転出先を決めるに当たり、転出先の行政サービスや施策を調べたか否かについては、調べた、「はい」というのが27.8%、「いいえ」が71.6%です。この傾向についてどのように分析しているかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 今御紹介がありましたように、転入・転出いずれにおいても、行政サービスや施策を調べながら転居先を探す方の割合は高くないということが言えます。転入者と転出者の差につきましては、転入者と転出者とでアンケートの対象や転居理由などがさまざまに異なるため、原因が実際には特定できておりません。
転入・転出両方に言える傾向といたしまして、子供がいない世帯に比べて子供のいる世帯のほうが転居先の行政サービスや施策を調べた割合が高いことから、子育て世帯は行政サービスや施策を転居先の判断材料にされている方がやや多いのではないかと分析しております。
一方で、仕事上の都合で転居された方につきましては、行政サービスや施策を調べた割合が低いといった傾向が見られるとともに、やはり勤務地や通学地から近い転居先の希望、要するに地域的なものを希望しているという部分があるので、行政サービスや施策は余り重視していないのではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ④にいきます。先ほど転入する以前に住んでいたところで最も多いのが所沢市、次いで小平市ということなので、東村山市が小平市と比べて20歳代、30歳代にアピールできる点は何かお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 先ほども紹介しましたが、アンケート調査と同時に公表しました認知度アンケート調査で当市と小平市の認知度を調べております。こちらをもとにお答えさせていただきますと、10項目あるイメージのうち、緑や自然が多い、歴史や文化がある、地域の祭りなどが盛ん、まち歩きやB級グルメを食べ歩きしてみたい、エコやリサイクルなど環境に配慮といった項目で、当市は小平市より高いイメージを持たれております。
これは全体の世代でございますけれども、20代、30代においても同様の結果となったところでございます。こうしたイメージを持たれているところが当市の強み、アピールポイントなのではないかと考えているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) 同じく⑤ですけれども、東村山市が所沢市と比べて20歳代、30歳代にアピールできる点は何かお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) 先ほどと同じように、認知度アンケート調査から答えさせていただきます。
そうしますと、当市はやはり緑や自然が多い、歴史や文化がある、ちょっと違うところでは子育て環境がよい、エコやリサイクルなど環境に配慮、防災・防犯に強いといった項目で所沢市より高いイメージを持たれておりまして、やはり20代、30代も同様の傾向となっているところでございます。
○4番(おくたに浩一議員) ⑥です。そのアンケートの結果を受けて、20歳代、30歳代の方が住みたいまちにするために何が必要と考えるかお伺いします。
○経営政策部長(小林俊治君) アンケートの結果を見ますと、20代、30代の当市への転入の決め手は、やはり「家賃・住宅価格」「住宅の条件」「通勤・通学時間」が上位3位までを占めております。このことから全体の傾向と同様に、20代、30代の方も住宅を重視した方が当市に転入している傾向を見てとることができます。このことから、1つは、こうした長所を生かして、将来都市像にもありますように、住宅都市としての魅力をさらに高めていくことが重要ではないかと考えているところでございます。
また、転入・転出とも転居先を選んだ決め手の上位に位置している通勤・通学時間も大きな要素であることが言えます。このことから、短期的には難しいところがありますけれども、都心へのアクセスの利便性を高めるような要請ですとか施策、あるいは職住近接ができる環境の整備も重要かなと考えているところでございます。
こうしたことに加えまして、他市に比べて優位な点、先ほどもお答えさせていただきましたが、それらをさらに伸ばしていく、当市独自の魅力をつくり上げていくことが必要かと考えているところでございます。