まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

成句

2007年10月02日 | Weblog
俳句、成る。

とんぼのホバーリング状態を、詠みたい、と海潮禅寺でお聞きしてから、苦節?一年。

貝独楽は、べーごま、のことです。

独楽を回すと、最初、ぐらぐらと落ち着かないんだけど、だんだん、すーっと、動いているのかどうかさえ、わからないくらい、静かになる。

その状態を、とろむ、というらしい。

その昔、喧嘩独楽というのか、まわっている独楽へねらいつけて、ぶつける遊びをした事のある方なら、よくわかるかもしれない。

独楽の瀞んでいるさまが、空中でとまってみえるとんぼにダブる。

ちがう言葉でいえば、明鏡止水、とでも言おうか。

さらに言うと、臍下の一点に、からだもこころも、静まった状態。

くだんの俳人とご一緒した、気の研究会で教えていただいたものなんだけど。

これは、世界にひとつしかない句です。

 貝独楽の

   瀞んでをるや

     銀やんま
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