向う岸には白鷺かな。
わがレストランには言わずと知れた鳩とスズメ。
このところ、カワラヒワは来なくなった。
もちろん、ヒヨドリ、磯ヒヨドリもメジロもだ。
今頃、彼らはどこでどうしているのやら、ってところだ。
そんな話になれば、あの頃の誰それはいったい全体、生きているのか死んでいるのか、なんてことにもなるか。
記憶によって過去というものが存在し、それを振り返る現在の自分がいるってわけだ。
だから、すべてのことごとはあなたが引き寄せているのです、みたいな言い方はありといえばアリとも言えるな。
「あなた」がいなければそれは存在しない、ってね。
表題のランナーの件だけど、いつだったかも書いたか、整体師さんの書いた本、「がんばらないで楽に長く走る」。
そこに紹介されているストレッチがおもしろくて、というのか、わがカラダに合うというのか。
そんなわけで、骨ストレッチの演目が増えてしまった次第。
がんばらないで、は、フォークシンガーの高石ともやが走り初めの頃、ニューヨークだったか、友人たちから。
なぜ、そんなに歯を食いしばって走るの、と言われたそうだ。
そんなことともあい通じ、ではあるけれど、ことここに至っては、つまり、自由とかなんとかの概念がね。
ひょっとしたら、大きな勘違いだったかもね、というタイミングで、ということだけど。
それすらも一度、疑ってみるのもありだな、と。
もうね、あれもこれもの常識から解き放たれるという立ち位置からは、すべてが新しい経験なのです。
ということで、今日も新しい経験、体験に遭遇してきます。
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