となると、芥川龍之介だな。
今日は時間がないので、短い手紙が書けません、っての。
つまり、長くなっちゃいますよ、というわけだ。
すごい話だね。
命を削って文章にしていたのか。
まさに、結果、そんな感じで、削り落としちゃったのは、何歳の時か。
表題のわりには、ここまで、まったく削りもせずに、流れ来るままに、の文章だ。
第15候は、虹始めて見る、だ。
昨日、孫娘たちと泥遊びをしている時に、お手製の虹が現れ。
ホースからのシャワーの水が、陽光に照らされ、だった。
どろんこでの遊びの彼女たちを眺めていると面白くてね。
圧倒的な感覚、泥の中に足を入れ、泥湯だ、なんて言っていたけれど、それって。
ほとんどの日常的な思考回路からの逸脱、脱出、新日常の創出、みたいな感じだ。
土いじりはアーシングに最適、みたいな話もあるし。
鬱になりそうな時には土に触れるに限る、なんてのも。
人工物に取り巻かれ、ある種の強迫観念にまで膨張した、心の奥の方の「思い」みたいなものが。
不安とか恐れとかと言い換えてもいいか。
そんなものが、どこかへ行ってしまうんだろうな。
こちら、ベランダレストランの役者が減ってしまったな。
さて、月曜日へ出かけるとするか。