アメリカ人の顔の興味深いこと。
あけっぴろげでいて、無垢には程遠く、
容易に内心を読み取れる顔。
ハンニバル・レクターが、カナダから南下して、ニューヨークはいいな、と思いつつ、アメリカ人を眺めたときの感想。
うまい表現だな、とアメリカ人には悪いけど、感心した。
ナチスと旧ソ連の赤軍との戦いの東部戦線。
そのドサクサの中で、ハンニバルは、最愛の妹を、飢えた敗残兵に、食らわれてしまう。
これが、すべてのはじまり。
ハンニバル・ライジング、つまり、ハンニバルの誕生。
トーマス・ハリスの原作の文庫本、上下二冊を読む。
6月には、映画が封切られるらしいけど。
「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」というサイコ・ミステリーの主人公、ハンニバル・レクター教授。
人肉を食らう、というようなことが、センセーショナルに扱われているんだけど、その実、リリカルなんですね。
その底流に、崩壊させられた家族と無残な死を遂げた妹への思いが、流れている。
ハンニバルが人肉を食らうのは、スノッブというのか、社会的な地位・名誉とはうらはらに、品性下劣みたいな人なんで。
ネットやメディアに巣食う、自分のことは棚に上げて、見たいな人は、危ないな。
厳しくとがめる他人の失敗、笑って見過ごす自分の失敗、ってメンタリティー、多いからね。
あけっぴろげでいて、無垢には程遠く、
容易に内心を読み取れる顔。
ハンニバル・レクターが、カナダから南下して、ニューヨークはいいな、と思いつつ、アメリカ人を眺めたときの感想。
うまい表現だな、とアメリカ人には悪いけど、感心した。
ナチスと旧ソ連の赤軍との戦いの東部戦線。
そのドサクサの中で、ハンニバルは、最愛の妹を、飢えた敗残兵に、食らわれてしまう。
これが、すべてのはじまり。
ハンニバル・ライジング、つまり、ハンニバルの誕生。
トーマス・ハリスの原作の文庫本、上下二冊を読む。
6月には、映画が封切られるらしいけど。
「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」というサイコ・ミステリーの主人公、ハンニバル・レクター教授。
人肉を食らう、というようなことが、センセーショナルに扱われているんだけど、その実、リリカルなんですね。
その底流に、崩壊させられた家族と無残な死を遂げた妹への思いが、流れている。
ハンニバルが人肉を食らうのは、スノッブというのか、社会的な地位・名誉とはうらはらに、品性下劣みたいな人なんで。
ネットやメディアに巣食う、自分のことは棚に上げて、見たいな人は、危ないな。
厳しくとがめる他人の失敗、笑って見過ごす自分の失敗、ってメンタリティー、多いからね。